【ウィキペディア】2023/08/06 「自分のまちのことを知ろう〜親子で学ぶ情報リテラシー」(愛知県豊橋市)
内容
時間と人数と環境
13:30-15:30 (120分)
ウィキペディアに関する講義+ワークショップ
一般参加者8組16名+聴講自由(オープンスペースのため)
企画:豊橋市まちなか図書館・(一社)移住者人材バンク
会場:豊橋市まちなか図書館
事前の打ち合わせ
豊橋に移住してきた親子に、豊橋のことを知ってもらう
ワークショップ用の資料は、事前に用意。
編集作業はなく、ワークシートに記入してもらう
親子でネットリテラシーを学ぶ
ワークショップ内容
古関金子
穂の国とよはし芸術劇場PLAT
豊川用水
普門寺 (豊橋市)
豊橋駅
瓜郷遺跡
二川宿
吉田神社 (豊橋市)
以上の8つのウィキペディア日本語版にある記事より、事前に出典のついていない個所を抜き出しておき、ワークシートに課題として提示。
用意された資料を使って出典となる箇所を探し、ワークシートに記入
告知URL
フライヤー
ネットリテラシーに関する講義
パパパコメントを使用し、クイズやわからないところやツッコみを大歓迎することを伝える。「ギャラドス!」「龍!」「推しの子!」などのコメントが見受けられた。
2時間のイベントであり、若年層を含むため、楽しい要素を多めに。
またオープンスペースということもあり通りすがりの人が「面白そうなことを図書館でやっている」というイメージも意識した。
参加者は乳幼児、3歳~12歳の世代を含むので、うんな中学校、久留米工業大学で使用したスライドのほか、報道でのプライバシーの取り扱い基準を「常識」と受け取ってしまう場合の危険性や
クエスチョンマークを入力し忘れただけで、悪口と取られてトラブルになってしまう事例などを通して、ネットを通したコミュニケーションの危うさについて説明した。
内容的には、若年層には難しいものもあえて含ませて、イベント後に親子で話し合える流れを想定した。
ウィキペディアに関する講義とワークショップ
10分の休憩を挟み、ウィキペディアについての説明と、前半の講義とのつながりについて話した。また図書館でのイベントであるため、資料を使う、豊橋のことを知る、誰かのために調べる、などの要素を強調した。
ドラえもんの映画「のび太の恐竜」に登場するティラノサウルスの姿の変遷を通して、情報が更新され、広く伝えられることの重要さについて話した。
出典を見つけるワークショップ
親子の会話に重点を置き、読めない漢字や、これからやってほしいことを話し合ってもらう余地を残した。
また、あまりにも子ども扱いした課題では「情報」の意味合いが伝わらないので、「自分のためだけでなく誰かの知識になる」ことを強調した。
成果
時間の都合で途中退席した組を除き、配布した課題にはすべて出典情報が記入され、その場でウィキペディアに出典情報を反映した。
電車が好きなお子さんには、豊橋駅について調べてもらう
「奥付」「ISBN」などについて知る
課題の対象となった豊橋に関するテーマに興味を持ってもらう
テーマについて調べ、誰かのためにウィキペディアに繁栄したことで一人一人にとってテーマの対象が特別な存在になる
最後に、地元の素敵な図書館などの環境があるので、そういった環境に恵まれない国や地域の子供たちのために、ウィキペディアを通じて知の共有の一端を担ってほしいと伝えた。
企画者によるレポート
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