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理想と現実の間で「迷子」ー♯家族募集します ドラマレポート②

RACインターン生のなっちゃんです

今回は、TBSドラマ「♯家族募集します」第2話を振り返っていこうと思います!

今回のお話は、シングルマザーでシンガーソングライターの夢を追う横瀬めいく&大地親子が「みんなんち」にやってくるところから始まります

今回のお話は、めいくの「あるべき姿」への葛藤がキーワードなのかな?と感じました。前話では、俊平の「いつも笑顔でいたい」と自分に押し付ける気持ちや礼さんの「ちゃんとした母親でいたい」義務感が表れていました。めいくにも、そうした葛藤がもちろんあるんですよね。


めいくは、シンガーソングライターとして音楽に向き合う自分と、良い母親にならなくちゃいけない自分と葛藤していました。「シングルマザーだって夢を捨てなくてもいいでしょ?」と言いながらも、どちらかに集中できない自分を中途半端だと感じています。本当は両立できるのが理想だと信じているけど、できていない自分への苦しさがあるのかな。大地や俊平たちからすると十分母親としてもシンガーとしても素敵なのに。

そんな家出しためいくに対して、俊介の息子、陽くんは「迷子になったんじゃない?」「迷子だから捜しにいってあげようよ」と言います。この「迷子」って言葉には、家に帰ってこれないって意味だけでなく、めいくが理想の自分と現実の自分との間で迷子になっていることを示してたりするのかなーと思いました。自分の中で「あるべき姿」が大きくなりすぎると、自分の居場所が見えなくなってしまう。1人で迷子になった時は、今の自分捜して、がつんと言ってくれる人が必要なんだと思います。そうすれば、ちゃんと自分に帰ってこれるような気がします。そういう存在、そういう支え合いって、あったかいですよね。

理想と現実で葛藤するのは、めいくだけじゃないですよね。私もそうだし、これを読んでいる方もそうかもしれない。そんな私たちに、「自分では理想に届いてないと思っているかもしれない。でも、理想を目指す姿も含めて、あなたは今のままで素敵だよ」と伝えられる、伝え合えるようになりたいなー。

さて、4人の大人たちが抱えるものが少しずつ見えてきましたが、次回以降はどうなってしまうんでしょうか!


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