柴田ラビ

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最近の記事

番外編⑫:「戦略ごっこ」を読んで、自身にとって大切そうなことをまとめてみた

戦略ごっこ マーケティング以前の問題(芹澤 連 著)を読んだので、自分にとって大切そうなことをメモしてみました。 マーケティングの世界で「当たり前」として、何となく多くの人たちに認識されている事柄(通説)に対して、「事実と根拠」の観点から切り込んでくれている本です。「何となく、通説を分かったような気持ちになっている人」が読むと、ハッと気付かされることもあり、面白いかなという印象です。 以下、自分にとって印象に残ったポイントをメモします。 ※ このnoteのメモには、自分の

    • アカウンティング(企業会計)の基本㉔:「決算書で読む新しい成長戦略」を読んで、大切そうなことをまとめてみた

      決算書で読む新しい成長戦略(佐藤章憲 著)を読んでみました。 二人の登場人物の対話形式で書かれており、とても読みやすかったです。 内容としては、「何か真新しい話が書いてある」というわけではないですが、企業が公開している「IR資料の読み方」が体系的に整理してあったりして、自分としては勉強になりました。 書籍記載の内容のうち、自分にとって大切そうなことをメモしてみたいと思います。 ※ このnoteのまとめ(メモ)には、個人の解釈が多分に含まれているため、少しでも本の内容が気

      • ファイナンス(企業財務)の基本㊸:「中小・ベンチャー企業CFOの教科書」を読んで、大切そうなことをまとめてみた

        今回は「中小・ベンチャー企業CFOの教科書(高森厚太郎 著)」を読んでみました。 この書籍では、5社の社外CFOを務める筆者が「CFOに必要な役割・考え方・行動」という視点で、ご自身の経験含め、ファイナンスに関して、わかりやすく解説してくださっています。各章にストーリーが散りばめられているため、具体的な例をイメージしながら理解を進められる点が、とても良いなと思いました。 以下、自身にとって大切に思った点をメモします。 ※ このnoteのまとめ(メモ)には、自分の解釈が多

        • アカウンティング(企業会計)の基本㉓:「管理会計 本格入門」を読んで、大切そうなことをまとめてみた

          管理会計 本格入門(駒井伸俊 著)を読んでみました。 書籍に書いてある内容自体は、基本的なことから実務に沿ったことまで、わかりやすく丁寧に記載されている印象です。 個人的にこの書籍で面白いなと思ったのは「意思決定別のケース」という切り口で、管理会計の知識・概念が紹介されていた点です。また、各ケースについて、章末に「演習問題」という形で、自分で考えてみるパートがありました。 今回は、書籍記載の内容のうち「短期的な意思決定パートの演習問題」について、解答を作ってみて、その内

        番外編⑫:「戦略ごっこ」を読んで、自身にとって大切そうなことをまとめてみた

        • アカウンティング(企業会計)の基本㉔:「決算書で読む新しい成長戦略」を読んで、大切そうなことをまとめてみた

        • ファイナンス(企業財務)の基本㊸:「中小・ベンチャー企業CFOの教科書」を読んで、大切そうなことをまとめてみた

        • アカウンティング(企業会計)の基本㉓:「管理会計 本格入門」を読んで、大切そうなことをまとめてみた

          アカウンティング(企業会計)の基本㉒:「決算書×ビジネスモデル大全」を読んで、大切そうなことをまとめてみた

          決算書×ビジネスモデル大全(矢部謙介 著)を読んだので、自分にとって大切そうなことをメモしてみました。 今回の本の著者は、「決算書の比較図鑑(メモはこちら)」と同じです。 「決算書の比較図鑑」同様、本書には各社の決算書がわかりやすく纏まっていて、短時間で数十社の決算書を味わうことができます。 自分のメモをみて、少しでも本の内容が気になった方は、ご自身で読んでみてもらえると嬉しいです。 ※ このnoteのまとめ(メモ)には、自分の解釈が多分に含まれております。 東京エレク

          アカウンティング(企業会計)の基本㉒:「決算書×ビジネスモデル大全」を読んで、大切そうなことをまとめてみた

          ファイナンス(企業財務)の基本㊷:「ベンチャーキャピタルの実務」を読んで、大切そうなことをまとめてみた

          ベンチャーキャピタル実務(グロービス・キャピタル・パートナーズ 著)を読んだので、自分にとって大切そうなことをメモしてみました。 この本は、(意外と)あまり言語化されていない「ベンチャーキャピタルの実務」について、その内容を体系的に、わかりやすく(かつ読みやすく)、纏めてくれています。 自分の場合は「ベンチャー・キャピタルの、投資に対する考え方を知りたい」と思ってこの本を読んだので、その点を中心にメモします。自分のメモをみて、少しでも本の内容が気になった方は、ご自身で読んで

          ファイナンス(企業財務)の基本㊷:「ベンチャーキャピタルの実務」を読んで、大切そうなことをまとめてみた

          番外編⑪:「BCGが読む経営の論点2024」を読んで、自身にとって大切そうなことをまとめてみた

          BCGが読む経営の論点2024(ボストン コンサルティング グループ)を読んだので、自分にとって大切そうなことをメモしてみました。 書籍の目次は、下記のようになっています。この記事では、自身にとって大切そうな内容にしか触れないため、もしご興味のある方は、ご自身で読んでみてもらえると嬉しいです。 ※ このnoteのまとめ(メモ)には、自分の解釈が多分に含まれております。 以下、「エネルギーシフト」「生成AI」「事業開発力」について、自身のメモを記載します。 エネルギーシフ

          番外編⑪:「BCGが読む経営の論点2024」を読んで、自身にとって大切そうなことをまとめてみた

          番外編⑩:「環境評価が高い企業の取り組み」をまとめてみた

          今回は、「脱炭素のビジネス戦略と技術がこれ一冊でしっかりわかる教科書」という本を読んでみました。 前半部分の「脱炭素関連の解説」については、下記のメモ内容に近しい情報が、わかりやすく整理されていました。 (下記は自分のメモであり、わかりやすくはないと思うので、興味のある方は書籍をご参照いただければと思います) この記事には、本の後半部分に書いてあった「環境評価が高い企業の取り組み」を、ざっとメモしたいと思います。 ※ メモには自分の解釈が多分に含まれているため、興味のある

          番外編⑩:「環境評価が高い企業の取り組み」をまとめてみた

          アカウンティング(企業会計)の基本㉑:「決算書の比較図鑑」を読んで、大切そうなことをまとめてみた

          決算書の比較図鑑(矢部謙介 著)を読んだので、自分にとって大切そうなことをメモしてみました。 まず、本全体の感想として「とても読みやすく、面白い」と感じました。 様々な業界の決算書が紹介されているため、自身にとって興味ある業界や、身近な業界の決算書もあるかなと思います(自分のメモでも、興味のある業界の内容を記載しています)。普段、会計の数値に対して難しさを感じている人でも、楽しく読める本です。 自分のメモをみて、少しでも本の内容が気になった方は、ご自身で読んでみてもらえると

          アカウンティング(企業会計)の基本㉑:「決算書の比較図鑑」を読んで、大切そうなことをまとめてみた

          ファイナンス(企業財務)の基本㊶:「図解でわかるM&A入門」を読んで、大切そうなことをまとめてみた

          図解でわかるM&A入門(桂木麻也 著)を読んだので、自分にとって大切そうなことをメモしてみました。 タイトルの通り、この本はM&Aに関する知識が図解で整理されていて、とても読みやすかったです。自分のメモをみて、少しでも本の内容が気になった方は、ご自身で読んでみてもらえると嬉しいです。 ※ このnoteのまとめ(メモ)には、自分の解釈が多分に含まれております。 第1章 時代の文脈とM&Aこの章では、1980年代後半〜2018年頃までのM&Aが、その時代の外部環境と絡めて解説

          ファイナンス(企業財務)の基本㊶:「図解でわかるM&A入門」を読んで、大切そうなことをまとめてみた

          番外編⑨:「インサイドセールス」を読んで、大切そうなことをまとめてみた

          今回は、インサイドセールス(茂野明彦 著)を読んだので、自分にとって大切そうなことをメモしてみました。 この本は、2020年頃に購入して以来、何度か読み返しています。 今回、改めて読んでみて、自分にとって大切そうなことをメモしてみました。 もし、自分のまとめ(メモ)をみて「この本を読んでみようかな」と思ってくれる人がいたら嬉しいです。 ※ このnoteのまとめ(メモ)には、自分の解釈が多分に含まれております。 第1章 インサイドセールスとはインサイドセールスの3つの役割

          番外編⑨:「インサイドセールス」を読んで、大切そうなことをまとめてみた

          ファイナンス(企業財務)の基本㊵:「CFOのためのサブスクリプション・ビジネスの実務」を読んで、大切そうなことをまとめてみた

          CFOのためのサブスクリプション・ビジネスの実務(吉村壮司・畑中孝介 著)を読んだので、自分にとって大切そうなことをメモしてみました。 個人的には、この本では「ファイナンス観点の新たな学びがあった」というよりは、「サブスクリプション・ビジネスでのカネに係る話が纏まっており、勉強になった」と感じました。メモの内容には偏りがあるため、もし少しでも本の内容が気になった方は、ご自身で読んでみてもらえると嬉しいです。 ※ このnoteのまとめ(メモ)には、自分の解釈が多分に含まれてお

          ファイナンス(企業財務)の基本㊵:「CFOのためのサブスクリプション・ビジネスの実務」を読んで、大切そうなことをまとめてみた

          ファイナンス(企業財務)の基本㊴:企業価値評価で使う「WACC法とAPV法の違い」について、まとめてみた

          今回は、企業価値評価で使う「WACC法」と「APV法」について、両者の違いに着目してメモしてみたいと思います。 企業価値評価アプローチの全体像WACC法、APV法の話に入る前に、大きく分けて3つある「企業価値評価アプローチ」を、下表にまとめてみました。 上表のうち、WACC法とAPV法は、本質価値(インカム)アプローチの中の、DCF法の中の企業価値算定方法となります。 DCF法では、企業や事業が将来的に生み出すフリーキャッシュフロー(FCF)を適切な割引率で割り引くこと

          ファイナンス(企業財務)の基本㊴:企業価値評価で使う「WACC法とAPV法の違い」について、まとめてみた

          ファイナンス(企業財務)の基本㊳:個別株式のリスクを表す「β値」について、まとめてみた

          β値について、これまでの記事(下記の2つ)には書かなかった内容について、今回メモしていきたいと思います。 これまでのおさらいまず、これまで書いてきたβ値に関する内容を、軽くおさらいしてみます。 今回のメモβ値が表す2つのリスク これまでの記事からわかるように、(個別株式の)β値は、「個別企業の株式が、市場リスクに敏感なのか、鈍感なのか」ということを表します。すなわち、β値が1よりも大きい個別株式は、市場リスクに対して敏感な個別株式であり、市場全体の値動き(TOPIXや日

          ファイナンス(企業財務)の基本㊳:個別株式のリスクを表す「β値」について、まとめてみた

          ファイナンス(企業財務)の基本㊲:「取締役会での議論に使える会計・ファイナンス」を読んで、大切そうなことをまとめてみた

          取締役会での議論に使える会計・ファイナンス(尾中直也 著)を読んだので、自分にとって大切そうなことをメモしてみました。 この本では、若干踏み込んだ(難しめの)内容についても書いてありますが、各章のはじめに「取締役会の一場面(ストーリー)」が描かれていて、とても読みやすかったです。 今回、この本で特に面白いなと感じたところや、自分にとって大切なところをメモしてみました。もし、自分のまとめ(メモ)をみて「この本を読んでみようかな」と思ってくれる人がいたら嬉しいです。 ※ この

          ファイナンス(企業財務)の基本㊲:「取締役会での議論に使える会計・ファイナンス」を読んで、大切そうなことをまとめてみた

          ファイナンス(企業財務)の基本㊱:「起業のエクイティ・ファイナンス」を読んで、大切そうなことをまとめてみた

          起業のエクイティ・ファイナンス(磯崎哲也 著)を読んだので、自分にとって大切そうなことをメモしてみました。 この本は、以前noteにメモした「起業のファイナンス」と同じ著者です。 今回、この本で特に面白いなと感じたところや、自分にとって大切なところをメモしてみました。もし、自分のまとめ(メモ)をみて「この本を読んでみようかな」と思ってくれる人がいたら嬉しいです。 ※ このnoteのまとめ(メモ)には、自分の解釈が多分に含まれております。 序章:劇的に変化する日本のスター

          ファイナンス(企業財務)の基本㊱:「起業のエクイティ・ファイナンス」を読んで、大切そうなことをまとめてみた