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【身体の中の痛みは伝わらない】慢性片頭痛 -病院編-

前回の関連記事『片頭痛のはじまり』はこちらから。

 

あの試合の日から段々本格的に『片頭痛』に苦しまされる日が増えてきました。
『片頭痛』をハッキリと自覚したのは慢性化してからなので、正直いつから慢性化したかは覚えていません。しかし早めの適切な対処が出来ていれば慢性化するのも防げた可能性があったので、
自身の体調には常に注意してみておくことをオススメします。
癌等の病気も早期発見が大切ですよね。

 

毎日朝起きてから夜寝るまで常に頭痛がある状態。
脈を打つのと同時に、ドクンドクンと痛みがやってくるんです。

一度『片頭痛』という病名はもらっているけど、
毎日頭痛があるのは正常とは思えないので念のため、いろいろな病院に通いました。
しかし僕の場合は、当時不登校などの話が広がり始めたというくらいでそういった理解もまだまだ…という時代でした。
聞く話によると今では病院側も凄く親切で、これから書くような医者は居なくなったと聞きます。
安心しました。なので過去の話として読んでくださいね(*¨*)

『片頭痛』の症状について気になる方は『片頭痛』こちらへ。
実体験を元に症状や対処法などをまとめてみました。

 

最初は脳神経外科へ行ったのですが、『片頭痛』という病名があるにもかかわらず、
突然「学校は楽しい?友達は居る?」の質問から始まりました。
そりゃもちろんYESですよ。中にはストレスを感じることも沢山ありましたけど。

なのにそんなことは関係なしに、
「じゃあ夕方頃から頭痛が出るとか、学校の時間になると頭痛くなるとかはない?」という次の質問。
『常に頭痛がある』と伝えているのに、です。

そして最後には
「甘えたらダメだよ☺」
の締めの言葉。

 

ココはダメだと次の病院へ。
今度は『頭痛』の治療実績が多くあり評価も良かったのでそちらに。
ただ距離だけが車で1時間以上かかる場所だったので、あの頭痛に耐えながらの通院は正直辛かったです。しかしここはかなりの数通いました。

最初はMRI検査をして脳に異常がないかの確認から始まり、
その後は『頭痛ダイアリー』という、頭痛の痛みのレベルと調子を記入する日記を渡されたんです。
この時点で、ほかの病院とは違う。さすが実績のある所だとおもっていました。

しかし問題が起きたのはその『頭痛ダイアリー』がきっかけでした。

常に頭痛があって、頭を全く動かせないような状態なのに、
日記を書くなんて絶対無理。喋るだけでも痛いのに…。
なので母に症状を伝え代筆してもらっていました。

最初の頃は特に何も言われなかったのでそのまま通い続けていたのですが、
ある時、

「自分で書いてる?」

って聞かれ、あまりの痛みにそれどころじゃないから症状伝えて書いてもらってますと伝え、

「でも自分で書かないとね」みたいな事を言われ、お互い納得しない状態のままその日は帰りました。

 

しかし次に行った時に、

「自分で書いてる?」

と再度聞かれ、無理ですと正直に答える。
ここで先生の様子が変わり、一言。

「そうやって甘えるから治らないんだよ」

 

あぁ。ここもか。
確かに痛すぎて喋るのが辛いから状況をよく知っている母に伝えてもらっていたから、余計に甘えているように捉えられたのはあるかもしれませんが。
それでも結局どこに行っても言うことは一緒。「甘え、甘え」
痛みに耐えながら遠い所を通ってるのに結局行きつく結果は一緒だということもあって、
当時は母と二人ともイライラゲージがMAXをむかえていたのですが抑えて抑えて、

「もう来ません。ありがとうございました。」

この言葉で精一杯でした。これ以上口を開くと危険だったので…(笑)

 

その後は、
まだ小さい時に通っていた、凄く先生が優しい小児科があり、
そこで薬をもらっていましたが、やはり治ることはなく、

最後にもう1件少し大きな病院へ通いました。
そこでも再度MRI検査を行いしばらく通ったのですが、
やはり大きな変化は特になくそのままでした。

ここまでで約半年間様々な種類の薬を毎日飲み続けていたのですが、
後に看護師の方から聞くと、頭痛薬ではなく主に精神安定剤のようなものを出されていたという衝撃の事実。

そしてこの最後の病院へ通っている時に、
僕の『慢性片頭痛』が大きく変化する出会いがありました。

続きは次回詳しく書いていきますね(*’U`*)

水滴


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