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会社にいる時間もイキイキと働きたい

私は、EAPメンタルヘルスカウンセラーという資格を
持っています。
プロで、活動しているわけではありませんが。

なぜ、この資格をとったのか?

もうずいぶん前ですが、旦那がうつ病と診断されて
会社を休んだときがありました。
当時は、恥ずかしながら、「うつ病」も「発達障害」という
言葉を知りませんでした。
最近では、よく聞きますが。
そんな私は、彼にどう接したらいいのか?
まったくわかりませんでした。
ネットで調べたり、本を読んだり。

とにかく、寝ている彼が起きてきたときに
さっと食べられて、栄養になる食事に気を使い
調べたりしましたね。
ただ、起きてきても、「やっぱりいらない」
という感じで寝てしまったり。

クリニックで処方された薬の副作用は
さほどなかったと記憶していますが。

家族としては、誰にも相談もできず
「このままどうなってしまうのだろう?」
毎日毎日、夜になるとお酒は飲むので
一緒に、同じ話を繰り返しきいたり
そんな中でも苦しかったのは
「前だけ向いてるお前には俺の気持ちはわからない」と
言われたりするときは、悲しくて、、
彼が寝てから、よく泣いてましたね。

本人がつらいのはもちろんですが
家族もつらいんですよね。。
ただただ、彼の笑顔が一日一回でも
見られるように、意識したり、声がけも気を付けたり。

会社を辞めてもいいよという覚悟はありました。
とにかく話をずっと聞いてましたね。
新婚時代のことでした。新婚という生活には
ほど遠い暮らし。

会社の上司の方が、とてもよくしてくださり
あの方がいらっしゃらなかったら
今の彼はいないと思います。
本当に心から感謝しています。

そんなことがあり、なんとか部署を変えながら
復帰をして、今も続いていますが、彼の根本的な
ところは自分で解決ができていないので
毎日しんどいだろうなあと思います。

会社にいる時間が一日のほどんどというサラリーマン。
毎日会社に行くのが楽しい~。とイキイキと働きたいですよね。

その後、私は、EAPメンタルヘルスカウンセラーというものに
出逢います。

EAPは、従業員支援プログラムという意味です。
アメリカでは、ほとんどの会社に入ってますが
日本では、まだ産業カウンセラーの方が認知度は
高いですね。
EAPは、本人の相談も受けますが、家族の相談も
受けられる権利を持っています。
この「家族」もというところが、とても大事だなあと
経験からの実感です。
私は誰にも相談ができなくて、とても辛かったんですよね。

会社でも家庭でもない第三者の信頼できる
話し相手って本当に必要だなあと、つくづく思います。

彼もまた年齢を重ね、先が見えてきたところで
今、また悩んでいます。
うつ病にはなっていませんが。
笑顔で日々を暮らすことができるよう
私は、話を聴き続けようと思います。

なんだかつぶやきのようになってしまいましたが。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

EAPメンタルヘルスカウンセラーは
下記の協会の所属になります。


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