人を好きになっても

これは恋愛でも友達でも職場でも、通ずる話だと思う。


私はよく人を好きになる。

別に恋愛に限らず、というかどちらかというと、人として、だ。

友達、職場の人なんかは割と知ってる人になれば大分好きになれる。

しかし、この世には恋愛以外にも「片想い」というものは存在する。

こちらが好意を向けても、向こうは「近寄らないで」とか「誰お前消えてよ笑」みたいな顔をしてくるやつだっている。

特に私が悪いことをしてなくて、道端でばったり会って、挨拶をしただけでも。休憩中に軽く会話しただけでも。


それから私は人を好きになることをやめた。

逆に向こうが好意を持ってきても、裏切られるという気持ちから、とてもドライになった。

人を好きになってもそんな意義はないし、意味もない。

だから私は今日も、世界で起こってる周りの人間に対して無関心に生きる。

そう、それは彼らが私を愛さないように、私は彼らはこの世にいないものとして扱うのだ。


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