初心者が健康麻雀を強くなる為の麻雀研修_in金沢文庫__1_

定年後の『趣味』はお持ちですか?

超高齢化が進む中で、定年退職された方の引きこもりが増加していると、内閣府が警鐘を鳴らしました。若年層ニートの引きこもりは、まだ何とか改善の余地があり(本人の意思)社会復帰への道はいくらでもありますが、高齢だとそうはいきません。

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家族背景や、介護問題、住宅地の問題等がありますが、日本はこれから若者の数が圧倒的に少なくなります。60代の人口が多くなり「仕事も全うしたから、隠居生活すっぺ」が通じなくなるんですね。

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まだまだ日本の景気を底上げできるのは、中高年層がカギだと思います。よって、これからの日本を明るくするには、年金問題より「QOLをいかに高めるか」質の良い生活を送れるか、になるかもしれません。人生楽しく生きなければ損です。
まだ出会ったことが無い方達へ送る、もしかしたらあなたの趣味にこれが良いんじゃないもしれない話です。

平成30年2月12日。世間は振替休日のため3連休となっておりました。バレンタインデーも近く陽気もポカポカとあって、お出かけされた方も多いのではないでしょうか?

金沢動物園では「チョコまつり」という可愛らしいイベントが開催されていたみたいですね!ゾウの前に特設ブースが設けられ、そこでバレンタイン限定の写真が撮れたとか・・・。私、堀田はゾウとオカピが大好きです。

 

そんな中、和ごころ整骨院でもイベントが行われていました。それは・・・

 

「健康麻雀教室!」

 

今回で第18回目となるこの麻雀教室は「祝日の午後のみ開催」というレアなイベント。(※普段は整骨院)

 

「麻雀ってどうなの?」

「どんな雰囲気?」

 

今回はそんな疑問を解消して、皆様にも是非楽しく参加していただけるように書いていきます。

 

高齢化社会にいかに必要か検討してみた


そう、健康麻雀は「頭の体操」に最適な遊びなのです。

それは何故か・・・。

 

①牌を見定め、先を読む

②牌を混ぜたり並べたりと手先を使う

③和やかにみんなでおしゃべり

 

これらが魅力ではないでしょうか?

お金をかけないので、殺伐とした雰囲気にはならず、皆が皆楽しむことが出来ます。

「リラックスした状態で楽しむ」というのは、脳の活性化には最適な環境なのです。

この環境、是非とも皆さんに体感して頂きたいですね!


定年後の趣味はお持ちですか?

昨今、仕事を引退されたあと、趣味なども特になく急にやることが無くなってしまう人が急増中とのデータが出ております。趣味没頭できる人は43%もいますが、全員が趣味を確立している訳ではありません。

特に行政系の仕事・元役員・いわゆる大企業のお偉いさん方にはこの傾向が強い気がします。バリバリ仕事され、定年を迎え、肩書が無くなると急に「やる気」をどこに向ければ良いのか分らなくなる方が多い気がします。

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画像参照:SUUMO

最初は外に出かけるらしいのですが、段々と家に引きこもりがちになり、結果的に社会との繋がりが途絶え始め、ただ生きているだけの様な状態になっていきます。超高齢化社会はもう目の前なんです。

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アウトドア派の方は健康維持が上手くいきます。ですが75歳を通り過ぎると「膝が痛くなってきた」「股関節が痛くて歩きたくない」と外に出るのが億劫になってくる方がみられます。
インドア派は、歩く動作が少ないので下半身の筋力が弱ってきやすいです。アウトドア派よりも、5~10年早く膝が痛くなりやすくなります。そうすると、認知症であったりうつ病にかかるリスクが増えていきます。

最近はこの認知症・うつ病の患者さんが爆発的に増えています。80代20%からは右肩上がりで、10年後の90代では60%です。平均寿命も長くなってますが、半分以上の方は認知症になってしまうんですね。

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背景には「日常の充実感」が無くなってきているのが原因として必ずあると思います。そんな環境にならない為に、「健康麻雀教室」はかなりオススメの空間です。

何もわからなくても、最初はしっかり指導してくれる。その時から脳みその細胞はどんどん活性化されています!

わからない事を始めると脳は「ストレス・拒否・危険」など否定的な反応を示しますが、この時の「脳細胞の活動」は凄まじいものです。

このストレスを楽しみ、更に継続していくとかなり「脳みその若返り」が期待できます!

「毎日同じことの繰り返し」
「趣味がないから老後が心配」
「ボケ防止をしたい」

など、麻雀教室はそんな楽しみ方もできるのではないでしょうか?

どう日常を充実させるかは自分次第!

ぜひ、皆さんの「何かきっかけ」になれれば幸いでございます。とりあえず、少しでも気になったらご連絡ください!

 

そもそも健康麻雀教室って?


①お酒無し

②タバコ無し

③金かけ無し

 

という麻雀のダークな部分を完全に消し去った、和やかな空間。楽しく!元気に!笑いながら!かつ勝負は真剣に。みんなでワイワイやっております。

 

「"ド"が付くほどの初心者なんだけど、参加しても大丈夫かしら・・・」

「むしろ、麻雀とか見たことも触ったことも無いんだけど・・・」

と興味は少しばかりあるけど、一歩踏み出せない方。

 

心配ご無用!

 

誰しも最初は全くの素人さん。いきなり出来るようになる方は皆無です。

この空間は雀荘ではなく麻雀教室。そう、教室なのです。初めての方でも、一人で打てるようにしっかりと指導します。

 

思えば私、堀田も初めて牌を触ったのが11月でした。

初心者が健康麻雀を強くなる為の麻雀研修 in金沢文庫 (9)

当時の私は「麻雀って言葉は聞いたことある」というレベル。

もちろんゲームの流れも知らないですし、そもそも「役」という存在自体知りませんでした。

しかし、せっかく麻雀をする環境があるので、やってみると・・・。

 

「面白い」

 

この一言に尽きます。

 

 

最初は役を揃えなくても、とりあえず上がりの形に持っていくことに集中していました。

同じ絵柄か順番に並んだ数字を「3枚一組」として4組揃えます。さらに同じ絵柄を2枚一組(雀頭と言います)これに付け加えると上がりの形になります。

なので、基本のあがりは「3枚1組のグループが4つ+2枚1組の雀頭が1つ」

これを作れば、ひとまずゲーム成立となります。

思えば、そのころからじわじわと麻雀の魅力に憑りつかれ始めたのかもしれません。

 

健康麻雀の目的は『引きこもり』を無くすこと

本来の目的は「楽しい時間をみんなで過ごすこと」で、一人でいても孤独感やさみしさを極力無くすということなんです。それは一人の時間を無くすのではなく、生活時間の以外の活動時間を増やす事でもあります。

コミュニティ自体は麻雀でなくてもかまわないのですが、健康麻雀と言う対戦型ゲームです。4人適度な会話を楽しめる人数と、飽きないように四人が何組も小さなコミュニティを作り、中を入れ替えていくことで、より多くの人達と触れ合うことが出来るのす。

ルールはシンプルで、「麻雀って何?」と言う人でも、年齢問わずだれでも直ぐスタート出来るゲームです。なにせこれを書いている私ですら、すべてのルールを把握していません。単純に並べて上がることが出来るレベルなんですね。

こんな私がナゼ健康麻雀に?!と思うかもしれません。私自身は一人の時間も好きですが、健康麻雀に参加することで、皆が誰でも知っている色んな人とワイワイ過ごすことの楽しさを味わうことが出来るのです。それが孤独ではない、皆と一緒にいる時間の楽しさも教えてくれるのです。

人と話すことの大切さ

昨今「隣人不干渉」が多くなりました。コミュニティを構成する要素に、共通点が無いと目を合わせることすらしない「世知辛い世の中」になりつつあります。

これは下衆の勘繰りと申しましょうか「相手に何か下心があるのでは?」と思い込みがちだったり、また本当に勘違いされて相手から不快な思いをされてしまったりと。

こうしたモラルの低下が相手との距離感を図れないでいる要因なのです。

若い人たち間で「コミュ障」と言う言葉がありますね。相手との距離を測れない方が多いと聞きますが、こういった一方方向に枠をくくるワードが、却ってコミュニケーションを取れなくしているように思えます。なぜこうなるのかは単純で、お互い喋っていても目的の方向が違うから会話が途切れてしまい終わってしまうんですね。

健康麻雀ではコミュニケーション能力は一切いりません。麻雀のセンスも不要です。ただそこで、みなでワイワイやっている雰囲気を味わって頂くだけでいいんです。

会話の目的もいりません。ただ「他愛のない話」をするだけでいいんです。

田舎育ちの私の母は、とにかくよく人と他愛のない会話を良くする人で、誰とでもよく話をします。その分騙されやすいのではと心配してしまうんですが、そういったところは母は凄いと思います。

東日本大震災等で「絆」というフレーズを良く見聞きしましたね。震災をきっかけに現代に足りていないのはこういう事ではないかと考えます。

こうして健康麻雀を通じて様々な他愛のない話をすることで自然と精神的な助けになり孤立感を持つことなく過ごせるのです。


楽しむことで脳が元気になる

特に高齢者の方は、麻雀と言えば戦後の3大賭け事のひとつとしてあまりいい印象を持たれていない方が多いのではないでしょうか?しかし麻雀は古くからある多人数で楽しめるボードゲームでもあるのです。

しかも4人で行うというルールがある為、ボードゲームの様に楽しめます。

お正月になると家族で麻雀をやるご家庭もあると聞きます。家族麻雀派と花札派・トランプ派に分かれたりと、意外にやってる方が多いことに驚きます。

一つの卓を囲む暖かさに嬉しさがあり、牌が揃ってくる醍醐味、捨てた牌に絡んだ牌を引いてしまう、がっかり感も皆が共有できる楽しさになります。そうした感情の起伏や気づきは脳にとって大変有効な刺激になります。

 

戦術を考えることで脳を鍛える

これはもう少し麻雀が出来るようになってからですが、点数を数えられると面白さがさらに増すのです。その一つにどの様にして上がるかを考えます。

4人とも持ち点制になっており、上がり方で点数が違います。これを「役」と言いますが、上がった人がその役に応じた点数を貰えますので、より高い点数の役をどうそろえるか?を考えます。

今1位の人の点数との差を考えて、どんな役を揃えて逆転するのか?また他の人は何点か分かると、捨ててある牌から揃えようとしているものや、欲しい牌が分かってきますので自分が優位に立てるようになります。

始めてくると役が少しずつ解ってきます。

そうすると少しでも多くの役を集めたくなり、点数が解らなくても楽しくなってきます。特に初心者の方には、揃えて行く楽しさを味わってほしいです。

なぜなら思ったよりも簡単には揃いませんので、ある程度揃った牌が来るとニンマリしてしまったり、思った牌が来るとニヤッと笑んでしまいます。

また、後一枚で上がりの時は「早く来い!早く来い!」とワクワクします。

こうして考えながら揃えていくことで脳が活性化されるのです。

 

また来ようと、外に出ることの大切さ

例えば気心の知れた人と会うのは毎日でも楽しいことですよね。でも年を取ると段々と、外に出るのもおっくうになります。

寒いから今日はいいやとか、疲れたから今度にしようとか。そうしていくうちに次第に出かけるのが面倒になって、仲良かった人たちとも疎遠となっていくものです。

それでもテレビを点ければ世の中の事は大体把握できますよね?でもよく考えて下さい。

広い世間は分かっていても、ドアの向こう側のホンの目の前の出来事や、よくお喋りしていた人達は、今どうしているかわかりますか?

毎日でなくて構いません。
月に一回でなくても構いませんし、ほんの数カ月に1回で構わないのです。あなたにもう一つのコミュニティを増やして頂いて、ほんのチョットだけ笑ってお話するだけで独りぼっちじゃなくなります。晴れやかになることと思います。

笑顔や笑う事で、脳の神経が活性化されます。これは医学的根拠がありまして、病気リスクを下げる効果や、病気の時にも悪化を防ぐ効果があると言われています。

また外に出て歩くことで、普段動かない筋肉が動き出します。この筋肉のポンプ作用で血液循環が良くなりますので、血管が丈夫になり血圧や血糖値などの低下につながっていきます。

こうした健康面にも良い影響を与えてくれる大切さが一歩外に出ることで得られるのです

 

あなたの「きっかけ」になるきっかけになれば

昔と違い、何でも有るがゆえに現代社会が見失ってしまった事の一つに「きっかけ」があります。

何かを始めるのに「きっかけ」が必要かもしれませんが「一念発起」ではありませんよね。

でも皆さんは「きっかけ」をそんな風に見ていませんか?

「あれが無きゃできない」「これがあった方がやりやすい」でも本当にそれがあってもやれないもんなんです。何故かと言えば、きっかけの意味を忘れているからなんです。

「きっかけ」とは「始める」ことなんです。

アメリカ人は「ハーイ!」から初めて枕詞になる事を話し自己紹介をする。日本人は「いい天気ですね!」とか「熱いですね」とか天候の話から始めます。

これが「きっかけ」なんです。つまり話し始めることが大事なんです。そして人と会う「きっかけ」がここでは健康麻雀なんです。

まずはお茶を飲みながら麻雀を始めてみませんか?


2018.2.11-第18回-

今回はいつも来てくださっている方4名と、本日初参戦の方1名。そして和ごころスタッフ3名が参加しました。2台の全自動卓がフル稼働しています。

健康麻雀H29 (5)

開始は13:30分からなのですが、13時過ぎには全員集合され、のんびりくつろがれていました。我々も、午前診療を終え、ダッシュで麻雀教室の準備を始めます。

(祝日の午前中は通常診療)

早くに来られた方が手伝ってくださったり、お菓子の差し入れをしてくれる方がいたりと、準備からワイワイと始まっております。

今回初参戦された方は、毎日数千歩はかかさず散歩される「パワフルなお爺様」です。

麻雀は久しぶりだとの事で、最初は勘を取り戻すのに苦労されていましたが、場が進行する事にすっかり慣れたご様子。

「だんだん勘を取り戻してきた。まさに脳ミソの体操だね」

健康麻雀H30.3 (3)

そう喜ばれ、次回の参戦も希望されていました。

私、堀田は今回が2回目の参戦。

前回は「ノリと雰囲気」だけで何となく勝負に出ていました。

もちろんその時は「役」など知らず、基本の上がりの形だけを淡々と作っていました。

場の流れを読むことも出来ないので「何となく、この牌いらなそうだなぁ」というノリで捨てていたので、今考えると恐ろしい勝負の仕方をしていたと思います。

今回は、他の方が捨てた牌を自分なりに読んでみたりして、(今、これ捨てたらヤバそうだな・・・)など予測が少しできる様になりました。

(ですが案の定、秒殺でロンされていました。)

また、一つ麻雀の面白さを垣間見た気がします。

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振り込む事も少なくなり、よりゲームを楽しむことができました。

そして今回は、念願の「役を狙って上がる」を達成することが出来ました!

その役とは・・・

「一盃口(イーペーコーと読みます)」

これは「223344」など同じ種類の牌、かつ同じ数字のペアが連続で並んだ時に成立する役です。

結構簡単な役らしく、狙いやすいのが魅力みたいですね。

僕は、役の勉強を始めたときに、最初にこの役を覚えましたので愛着のある役です。

ちなみに一盃口のレベルアップバージョンが「二盃口(リャンペーコーと読みます)」

これは、一盃口が2つできた状態で、結構そろえるのが難しいそうです!

一つ役を覚えると、また次の役を覚えたくなる。

こうして自分のレパートリーが揃っていくと、更に高い点数を狙う事ができます。

そのレベルまで行けば、周りの人が捨てた牌を読んだりして場の流れをつかむ事も可能となってきますので、より楽しむことができますね。


2017.03.22-第19回-

和ごころ健康麻雀教室開催に8名の雀士が集まってくれました。今回はゲストとして元雀荘管理職の齋藤先生に来て頂き、プロから見た教室の運び方を勉強させて頂きました。

健康麻雀H30.3 (6)

運営の進行や声掛け、説明の仕方等をレクチャーして頂き、とても参考になりました。

当時は初心者の方に1~8くらいまで教えてたんですが、実はそうじゃないと。体験しに来てる方は1~4・5くらいで留めておかないとダメですよと。答えを提示するのではなく、自力で考えるからこそ成長するのだと。

やっぱりプロは視点が広いと言いますか、いかにファンを楽しませるか、いかに面白さを身につけて帰ってもらうかに終始してました。

また機会があれば御呼びしたいと思います。


中高年の方へ

こんな感じで開催してます。もしも周囲の旦那様や奥様、お知り合いに、定年退職したけど特にすることが無い方がいらっしゃれば、声をかけてみて下さい。
地域のコミュニティ(自治会館・区役所)などで健康麻雀を開催されてるところがあると思います。※必ず麻雀じゃなければという訳ではなく、新しい習い事なら何でもあり。
そこで自分が体験したことが無い物に挑戦すると、また違った生活が送れるかもしれません。


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