映画の世界に入れる映画体験

映画はテレビでも見れるが、映画館で見る映画はそこでしか体験できないものが絶対にあると思う。

私は映画館で映画を見ることが好きだ。

元々、一人でふらっと行ったり、何となく映画館に行くことが多かったのですが、その中でも数回、「この作品を映画館で見ることができてよかった!」と感じた作品があった。

1つが、『少女邂逅』。

枝優花監督の作品で、女の子の好きがたくさん詰まった作品だと思いました。とても儚い雰囲気で、私は少しダークファンタジーな感じがしました。ストーリーももちろん良いのですが、映像と音楽の儚い雰囲気に飲まれる感覚があり、例えるなら、プラネタリウムのような、ずっとそこにただ居たい。という感覚になる映画でした。私の中でもかなり好きな作品でDVDも買ったのですが、実際DVDは見ておらず、、映画館でも再上映がたまにあっていたりするので、どうしてもまた映画館で見たいと思ってしまい、何度か足を運びました。

この作品は、映画館で見たその体験がどうしても忘れられず、何度見ても一回一回を大切に見たいと思える作品で、私にとって、映画館で映画を観る価値をかなり強く感じさせられた映画でした。


もう一つが、『すじぼり』。

これ映画ではなく、一応ドラマになるのですが、大好きな監督さんたちが作られていたので、U-NEXTオリジナルのドラマとして配信されていた時から毎週すごく楽しみに見ていました。

毎週約30分で配信されており、形式上はドラマですが、やっぱり映画っぽいと感じることが多い作品で、本当に最強にかっこいい作品です。配信限定なので、大きくてもテレビでしか見れなかったのですが、スクリーンで見たい!と配信の時からずっと思っており、その後数回映画館での上映があったので、待ってました!と思い、見に行きました。

オールナイト上映を観に行ったのですが、もう本当に、やばい!!というやばさで(語彙力)。さっきの『少女邂逅』は、その雰囲気を感じるというような飲まれ方なのですが、『すじぼり』は、引きずり込まれる感じの、より「体験」に近いような感覚がありました。こういうご時世が収まればまたやってほしいなと一番願ってる作品かもしれません。ほんと最高です。


この二作品以外にも、「映画館で見れてよかった」と感じる作品はいくつかあるのですが、やっぱり、こういう作品に出合うと、映画館で映画を観ることがどれだけ価値あるものかを考えさせられます。

時代が時代だから、是非映画館へ!とも言いづらいとこもあるのですが(今特に増えすぎてますし、、)、映画館の方も沢山感染予防など工夫をされていると思います。あとは、全然宣伝とかされてないような映画でも、実はすごく面白い作品もたっくさんあるので、こういう時期だからこそ、大々的な作品じゃないのも見てほしいなとも思います。それが面白かった時の嬉しさはやばいです!!


#映画館の思い出


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