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妊婦の大学院生の就職活動の話

大学院生で妊娠していた時の就職活動についてまとめます。

妊婦中で就職活動を考えている人に参考になればと思います。

※話の全体の流れはこちら

https://note.mu/r_y_r_y/n/n20886cb0c98a

当時の私の考え方について

まず、どうして就職活動をしようと思ったかについて書きます。

単刀直入に言えば、やりたい仕事があったからです。

就職といえば、経済的な理由ですることが多いと思います。もちろん、そういうことも考えました。

しかし、一番はやりたい仕事を出来るなら、人生一度きりだし諦めたくないと思いました。

妊娠して、出産もしようとしているのに、更に自分のやりたい職種に就活までしようとするなんて、なかなかチャレンジングだとは思いました。

しかし、出来るところまでは頑張りたいと思い、就活をすることにしました。

就職活動するにあたり気をつけること

妊娠中の就職活動には、気をつけなければならないことが多いです。

もちろん、一番は自分とお腹の赤ちゃんの体調には注意しましょう。

就職活動はただでさえストレスも溜まりますし、何社も受けるとなると体力的にもしんどいです。

ですので、会社選びも慎重にしましょう。

会社選びの時に気をつけた事を3つあげます。

1.数を絞る

上に書いた通り、沢山の会社を受けるのは妊娠にとって体力的にしんどいと思います。

まず、何社にも送るエントリーシートや履歴書を用意するにも時間がかかります。夜遅くまで作成に時間がかかってしまったりすると体調不良のもとです。

また、説明会や面接に足を運ぶのも大変です。

妊娠して、息が上がりやすくなったり、体力が低下している状態でスーツを着て歩き周るのは一苦労です。

ですので、なるべく予め受験する会社の数を絞ることをオススメします。

2.日程をよく確認する

次に気をつけないといけないのは日程です。

妊娠の方は分かると思いますが、妊娠には初期から後期(臨月)まであるので、就活の期間が自分の妊娠のどの期間と被っているのかよく考える必要があります。

例えば、エントリーシートを出した時は中期だったけど最終面接は後期になっていて、遠方の会社だと面接に行くことが難しいなどの可能性があります。

会社によっては説明会から最終面接まで6ヶ月ほどかかるところもあったので、皆さんも日程をよく確認してから受験することをオススメします。

3.場所を確認する

最後に気をつけたいのが、場所についてです。

就職活動でよくあるのが、会社の場所と試験や面接会場の場所が全く違うということです。

例えば本社が東京だとしても、試験は別の県ということもよくあります。

説明会、試験、面接などの場所がバラバラということもありますので、それぞれの場所をしっかりと確認しておきましょう。

妊娠中にあまり遠くに行くのは、リスクになるので助産師さんなどと相談し、安全に動ける範囲での就職活動をオススメします。

また、出産後もどこで働くかは重要なポイントだと思うので、勤務地や転勤の有無なども確認しましょう。

以上の3点に特に気をつけて、就職活動を頑張ってください。

妊娠を企業に対してどう伝えるか

妊娠中の就職活動では、会社側にどう伝えていいのか悩むと思います。

私も悩みました。どうしたらいいのか、はっきりとした答えはありませんが自分の場合について書きます。

私の場合は、書類選考の時点では特に伝えていませんでした。

応募者も多く、伝えても見逃しなどもあるかもしれませんし、そもそも選考が通るかもわからないのであえて妊娠について書きませんでした。

しかし、面接まで残った会社には伝えました。

今後の働き方などに大きく関わってくる問題ですので、面接で率直に話しました。

妊娠を伝えたことによって、就職がダメになると考える人もいると思います。私もそう思うことはありました。実際、そういう可能性もあると思います。

しかし、妊娠を隠して内定をもらって、後から伝えるのは信用を失います。

妊娠・出産は大切なことなので会社側に伝えることをオススメします。

私の実際の就活の状況

さて、それでは私の就活の状況についてです。

上に書いたことを気をつけながら、就活をしていました。

まず「希望職種」、「場所」、「日程」から受験する会社を絞りました。

その為、応募出来た会社は3社でした。

私の場合は、希望職種の時点で会社が限られてしまう為、とても少なくなってしまいました。

そして、3社中1社は面接まで残りましたが、結果は駄目でした。

しかし、書類選考で駄目だった会社から子会社の同じ職種が空いていると紹介をしてもらえました。

残念ながら、その子会社は試験の日程が出産の時期と近かった為にお断りするしかありませんでした。

結果として、妊娠中の就活は上手くいきませんでした。しかしながら、この後につながる出来事がありました。

私としては、就活をして良かったと思いました。

まとめ

妊娠中の就職活動は普通の就職活動より更に大変です。

一番大切なことは、自分と赤ちゃんの健康なので、その事を最優先に頑張ってください。

体調のことや就活が上手くいかずに悩むこともあると思います。

そのような時は、一人で悩まずに周りの人と相談して判断しましょう。

私もわからないことや不安なこともありました。体調については助産師さんやお医者さん、就活については就職担当の先生に相談しながら色々考えました。

就活は人生の中でも大きなポイントの一つだと思いますので、一人でも多くの人が就活が上手くいくように願っています。

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