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1年半働いてみて感じた|ベンチャー企業で継続的に成果を出すために必要な5つのこと

こんにちは、ポテンシャライトの和佐田です。

まずは簡単に私の自己紹介と会社紹介をします。

【自己紹介】
学生時代、一年休学を挟み複数のIT系ベンチャー企業様で合計3年ほどインターンを経験し、2021年4月に新卒3人目としてベンチャー/スタートアップ企業の採用支援を行う株式会社ポテンシャライトに入社。現在はHR Partnerとして常時5社程度のシリーズAの企業様〜大手×DXを行う企業様まで幅広く採用支援に携わる。
→より詳細な情報を知りたい方はこちら

【会社紹介】
会社名:株式会社ポテンシャライト
設立日:2017年4月
事業内容:
 - 人事支援(採用コンサルティング)事業
 - 採用支援ソリューション(ATS)事業
 - 人材紹介事業
特徴:
 - ベンチャー/スタートアップ企業の採用支援に特化している
 - IT/Web業界の採用に強みを持っている
 - 採用戦略設計~組織人事系まで上流~下流まで幅広い採用支援ができる

そんな私がベンチャー企業で1年半働いてみて感じたことを振り返りながら、実体験を交えて執筆していきます。

まず、私がどういう環境で働いているのかを知っていただくために下記のnoteをご覧ください。当社代表の山根が執筆したnoteで当社の環境をよく表しています。(ちなみにこのnoteは当社の選考フローで必ず見ていただくものです。)

※あくまで私の個人的な見解を記載しています。個人的にベンチャー企業で継続的に成果を出すためには、スキルよりも、マインドセットや仕事への姿勢が重要だと考えているので、スキル的な話は少ないかと思います。ご認識までお願いいたします。

1. 常に学び続けること

1つ目は常に学び続けることです。これは当たり前のように聞こえるかもしれませんが、継続的に成果を出していくためには必要不可欠なことです。

私自身、学生時代から新しいものを学ぶことがとにかく好きでした。休学した1年間も、平日はインターンをして、休日は別の場所でインターンをして、ひたすら学んでいましたし、大学2年次から学ぶことの面白さに気付いてから、大体はそのような感じで学生時代を過ごしていました。学生レベルなのでたかが知れていますが、色々な成果を生み出すことができました。社会人になってからも、その生活はほとんど変わっていません。

私の話はそのくらいにして、学び続けることには、以下、2つのパターンがあると思っています。

①:自然と学んでしまう人
②:頑張って学ぶ人

これは価値観の話なのでどちらが良い悪いと言うのはありませんが、①でご紹介した自然と学んでしまう、自然と勉強したくなる人の方が継続的に成果を出し続けることができると考えています。また、これらの人材を、Google社が提唱している「ラーニングアニマル」(常に学び続ける人を表す言葉)と言われることがあります。

よく「努力は夢中に勝てない」という話があると思いますが、ラーニングアニマルは学ぶことに対して夢中になっていると定義できますし、頑張って学んでいる人に関しては学びが努力になっていることが多いです。そのため、①の方が継続的に成果を出し続けることができると考えています。

ベンチャー企業は革新的な事業に取り組んでいることがほとんどかと思います。つまり、まだ世の中にはない新しいアウトプットを出す必要があると言えます。

では、どうしたら新しいアウトプットを出すことができるのでしょうか?

その土台となるのは、様々な事象をインプットすることだと思っています。事業、ビジネスだけではなく、日常生活のあらゆる事柄や、SNSで流行っているものなど、様々です。様々なことをインプットすることによって、インプットしたことがかけ合わさって新しいアウトプットが生まれると考えています。そして、成果に繋がるというイメージです。

2. 自分の能力を超えたチャレンジをし続けること

2つ目は、自分の能力を超えたチャレンジをし続けることです。

継続的に成果を出し続けるために必要なことは、現状に満足せず、新しいことに次から次へと取り組んでいくことが重要だと考えています。なぜなら、時間の経過と共に、求められる基準が上がっていくと思いますが、同じことをやっているだけでは成果が変わらないことが多いからです。

また、個人的には同じことをやっていると飽きてしまい、面白さを感じられなくなり、本来の力を発揮することが難しくなることもあるので、新しいことに取り組み続けることが重要だと感じています。

自分の能力を超えたチャレンジをし続けるというは、毎月様々な課題にぶつかり、ストレスがかかることも多いです。ただ、成果を出し続けていくためには、現状維持ではなく、次から次へと新しいことを行ったときに、自分自身もアップデートすることができるし、結果的に成果もついてきます。

最後にやや話がずれますが、ベンチャー企業として、市場をこれから作っていくにあたり、まずは個人が成長し続けることができなければ、新しい市場を作ることはできないのではと個人的には考えています。

「自分の能力を超えたチャレンジをし続ける」ことは、当社のカルチャーである「challenge yourself」に影響を受けているのでスライドを貼っておきます。

challenge yourselfの説明文

3. まず"考える"ではなく、まず"やってみる"

3つ目は、まず"考える"ではなく、まず"やってみる"です。

ベンチャー/スタートアップ企業はとにかくスピード感が早いです。当社では、ベンチャー/スタートアップ企業様の採用支援をしておりますが、月単位、週単位でやるべきことが変わることもしばしばあります。

採用は、一般的な成功法はあるものの、その企業様によってカスタマイズしなければうまくいかないことがほとんどです。そのため、企業様の採用におけるベストプラクティスを発見するためには、先に考えるよりも、まず行ってみながら検証をしてみると言う姿勢が重要です。

また、前提として、「答えは自分の頭の中にあるのではなく、市場やユーザーが持っている」ことを理解することで、まずアウトプットしてみて仮説検証を早いスパンで回すことの意味がよくわかると思いますので、最低限抑えておきたい部分です。

よくあるパターンが年次が上がっていくと、メンバーも増えて職位も上がり、知っていることも増え、失敗を恐れてまずチャレンジするという行動を取れなくなってくるパターンです。ただ、上述した前提の部分をいつまでも認識していれば、回避できるかと思いますし、何より責任者や代表がこのスタイルを崩さなければ、問題ないかと思います。

「まず"考える"ではなく、まず"やってみる"」ことは、当社のカルチャーである「deploy driven」に影響を受けているのでスライドを貼っておきます。

deploy drivenの説明文

4. 組織の成長と自分の成長をアラインさせること

4つ目は、組織の成長と自分の成長をアラインさせることです。

「アライン」は組織と個人を一直線につなぎ合わせると言う意味を持っています。

ベンチャー企業には、2つのパターンの人がいると思います。
組織の成長に自分の成長をアラインできる人とできない人です。

組織が成長していくと、言わずもがな、求められることが変わり、やるべきことが変わってきます。わかりやすい例を出すと、社員数が10名程度の時にベンチャー企業に入社した場合、まずは売り上げを作っていくことが大前提のため、事業のこと、自分のことだけにフォーカスすれば良い時期です。ただ、組織が30名、50名と成長するにつれて、ミッションビジョンの浸透や、マネジメントの課題が挙がってくることが多いです。

ベンチャー企業で継続的に成果を出すためには、もちろん、1つのことをやり続けて、自分の専門性を高める事も重要ではありますが、上述したように組織が成長するにつれて求められることが変わる中で、自分自身を組織の成長に合わせることができるかが、継続的に成果を出し続けるために必要な要素だと感じています。

私自身、ベンチャー企業に入社して1年半が経ちますが、最初は個人の成長だけにフォーカスしていればよかったのですが、一年後には組織のクオリティ向上や、ミッション・ビジョンの浸透の責任を持つようになり、メンターをやるようになるなど、求められることが変わってきています。新しいことを行うことで、様々な課題と向き合うようになりますが、自分が今、組織的に行うべきことは何か?という視点を徐々に考えられるようになってきたのは大きな出来事だったと感じています。

当社代表の山根が以前、組織の変化に「自分」をアラインさせることに関するブログを公開しておりますので、興味のある方はぜひご覧ください。

5. ミッション・ビジョンへの共感

最後、5つ目はミッション・ビジョンへの共感です。

こちらも、ベンチャー企業で働く上で欠かせない要素かと思いますが、実際に働いてみてとても重要だなと感じる部分だったので最後に取り上げます。

会社で働く上で、「ミッション・ビジョンへの共感が重要」と言う話は誰もが聞いたことがあるかと思いますが、なぜミッションビジョンへの共感が大事なのでしょうか?

個人的には、ベンチャー企業に問わずですが、企業はミッションビジョンの達成のために存在しているからだと考えています。

ミッション・ビジョンは会社にとって心臓であり、なくてはならないものです。言い換えると、ミッション・ビジョンは会社と個人をつなぐ1番の土台です。つまり、その土台がずれていると、スキルが最大限発揮されなくなってしまったり、結果的に早期退職につながることもあります。

当社が定義している人事組織系の施策の流れでも、一番最初にミッション・ビジョンの話がきます。それくらい重要であるということです。

人事組織系施策の流れ

ここから少し観点を変えて話していくと、ベンチャー企業で働いていると、楽しいことよりも、大変なことの方が多いです。大変なことを乗り越えるためには、「なぜ頑張る必要があるのか?」という問いに、自分の中で納得感を持った回答ができるかが重要だと考えています。

先にお伝えすると、この回答に正解はありません。各自、それぞれ仕事をしている理由は違うと思いますし、様々な状況もあるかと思います。

ただ、個人的には「なぜ頑張る必要があるのか?」という問いに対して、ベストだと思っている回答を持っています。それは、「ミッション・ビジョンに共感しているから」です。

実際に私自身も、大変な時に自分の支えになるのは、「ミッション・ビジョンへの共感」です。当社では、ミッションを「Grow Up Ventures」、ビジョンを「ベンチャーの採用/転職のスタンダードをポテンシャライトに」を掲げており、私自身の原体験と重なる部分があり強く共感しております。(詳細は割愛します)

ポテンシャライトのミッション
ポテンシャライトのビジョン

話を戻すと、継続的に成果を出し続けるためには、大変な時、楽しい時に関わらずバリューを発揮する必要があり、バリューを発揮するための根本には、ミッション・ビジョンの共感が必要不可欠だと考えています。

最後に

今回はいつものノウハウのアウトプットとは異なり、個人的な話をしましたが、ベンチャー企業で働く方々への何かしらの参考になりましたら幸いです!

また、ポテンシャライトでは、新卒・中途問わず、絶賛採用活動をしておりますので、ご興味のある方はお気軽にご連絡いただければと思います。

これからも採用/人事/組織系のアウトプットを続けていきます。
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