見出し画像

255/365 2011年『遊星からの物体X ファーストコンタクト』 自分と物体Xの違いってなに? マティス・ヴァン・ヘイニンゲン・ジュニア監督

1982年公開『遊星からの物体X』の前日談。

実態を取込み複製しその姿になれるエイリアンを見つけ確実に人間だと言える証拠のない疑心暗鬼の中で描かれる人間同士の心理戦は82年版のジョン・カーペンター監督の映画の醍醐味も残しつつ、違いもありつつで見応えのある映画だった。

物体Xって言い換えればDNAじゃないかと思っていて、人間なんてただのDNAを入れる器でしかないんだと思った。

オントロジーと同じで、何を基準に存在していると、人間だと言えるのかってところだなと。

現実に置き換えた時に、自分すら他人の価値観に寄生されていても自分では分からないからこそ、新しい価値観を入れ常にアップデートしていく事が大切だなと思った。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?