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312/365 2009年『マイレージ・マイライフ』 政治を身近なモノに捉える"大きな政府、小さな政府"とは。 ジェイソン・ライトマン監督

人にレイオフを告げる汚職を喜んで引き受け、自分はマイル集めを楽しみ、飛行機はいつもファーストクラス。

マイレージVIPなので飛行機もホテルもチェックインの行列に並ぶ必要もない。

最高の部屋に泊まり最高の食事をしsexも楽しむ。

実際アメリカにはAt-Will雇用のため自由に従業員を解雇でき「企業側の都合でレイオフされても訴訟しない」という同意書にも就職の際にサインさせられている。

1980年代のレーガン政権から始まった新自由主義経済の一環で、今ではアメリカの常識でもある。

日本でも同じ事が言えていて小泉政権の時はまさに新自由主義を掲げていて、どんどん民営化を進めていたり、「アベノミクス」もレーガン政権による「レーガノミクス」が由来だったりと、もろにアメリカの政策の影響を受けている。

国のイデオロギーである"大きな政府、小さな政府"を知るだけでも政治は面白くなるなと思った。

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