暴発

暴発


肉体のピストルから放たれた、ヘビのようにグネグネと捩れた弾丸が君自信を撃ちぬくだろう。

いずれにせよ回転を続ける。縦に、横に。もとより上下が存在しない惑星で。

君は、何に恐怖する?

僕は、ようするに、という言葉に恐怖する。

それが射殺してしまうであろう、アイボリーにくすんだ言葉の数々。

ニビルに飛び散った青い血液を愛した人もいる。

いずれにせよ回転を続ける。縦に、横に。それら死骸を横切りながら。

路地裏にネコ。残飯をめぐって争う。


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