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最近読んだ本3冊③「か「」く「」し「」ご「」と「」「聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた」「クリティカル・シンキング」

こんにちは。しらすです。

本日は最近読んだ本3冊③ということで、ゆるりと本を紹介していきます。


①「か「」く「」し「」ご「」と「」 住野よる著

京、ミッキー、パラ、ヅカ、エルの5人が織りなす青春物語。

5人それぞれに特殊能力があり、一人ひとりに焦点を絞った作品。

能力あっても人の心を知るのって本当に難しいのだなと感じられる作品。彼女たちの本音でもやり取りも素敵だなと感じまあした。私はヅカとエルのやり取りがいちばん好きです。エルの繊細さや不器用さにも共感しました。

読後は温かい気持ちになれる1冊です。おすすめです。文庫本も出ています。


②「聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた」 井上真偽著

井上真偽さんの話題作、「その可能性はすでに考えた」の続編。

和田家と俵屋家の婚礼の日。盃に注がれた酒を飲み回すや否や、3人の男性と犬1匹が死亡。その場に居合わせた中国人フーリンと上苙丞の弟子である少年、八ツ星が事件解決に挑む。次から次へと推理と反証とが述べられ、ワクワクすること間違いなしの一冊です。

「奇跡」を追い求める上苙丞の活躍もお見逃しなく。

ちなみに私はこの本から読んだので、第1作に戻るのが楽しみです。


③「クリティカル・シンキング」 E.B.ゼックミスタ、J.E.ジョンソン著

この本はタイトル通り、クリティカルシンキングを鍛えるための本です。「考えてみよう」というワークがたくさん入っており、自分でも考えながら読み進められるのがいいところです。

ウミガメのスープのような水平思考が苦手なわたくしでございます。下記のような問題にも答えられなかったのです。

問題:20mのはしごから男性が落ちてしまいました。しかし彼は傷ひとつなく無事でした。

解答:彼ははしごの一段目から落ちたので、助かりました。

この本では「そういうものの見方もあるのか!」「そう考えればいいのか!」目玉が飛び出るほどの発見がありました。定期的に見直して、クリティカルシンキングを鍛え続けたいものです。


今回は以上となります。それでは。

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