Vol.28 寂しさの向こう側
寂しい。
今日は胸がキュウっとしてうさぎのようになっている。
YouTubeを観たり、ライティングの講義や体験会に参加したり。
充実していたはずなのに、ふと孤独感が押し寄せてくる。
それはまるで波のように強くなっては弱くなりを繰り返す。
そしてとうとう私は泣いてしまったのだ。
苦しくて苦しくて、どんなに
「ひとりじゃないよ」
と言われてもピンとこない。
承認欲求が強くプライドの高い私は「簡単に私の気持ちがわかってたまるか」と心の奥で思っている。
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もしかしたら孤独でいる方がいいと思っているのかも。
誰からも助けてもらわないことで
「やっぱり私は独りなんじゃん」
って確認ができる。
無意識下に刻まれた入れ墨は、完全に治すことはできないだろう。
母親への怒りを外したり、家系を俯瞰して見れるようになっても、
この孤独の癒しにはつながっていない。
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孤独だからこそ人よりも何かに打ち込むことはできるが、
ずっと孤独でいられる人はほぼいない。
天才的な数学者や物理学者だったら別だけど。
今まで特に学生時代の部活では個人練習する時間が周りよりも多かった。
スキルをどんどん上げていった。
だから、孤独が悪いと言いたいわけじゃない。
でもそこには安心して背中を預けられる存在がいることが大切。
失敗しても何をしても、受け入れてくれる存在。
私にはそういう人はいなかった。
学校の先生を頼ることもあったが、背中を預けるのが怖かった。
だから私は安心して背中を預けられる存在になりたい。
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このまま孤独を感じながら生きていたくない。
でもどうすればいいのかは全くわからない。
苦しい。つらい。助けて。
どうすれば心にぽっかり開いた穴を埋めることができるのだろう。
私は今日も明日も迷走する。
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