母への後悔の1つ


先日、父が大好きだという文を書きました。

https://note.com/ha1215ruru/n/n94861f9a07cf

昔、
「お父さんとお母さん、どっちが好き?」

なんて質問が流行った。

今思えば、そして今後もし親になったらこんな質問心が痛くて仕方ないし、子供にお父さん!なんて答えられたらわたしは旦那を憎むかもしれない。

そんなわたしは0.0001秒でお父さん!と答える子だった。

大きな悩み事をしたらお父さん、最終決定権はお父さん、両親が離婚したらお父さん(今だったらどっちにもついていかない)

だからといって母が嫌いなわけではない。

怒る回数は多いけど、父のが怖い。
わたしのことよくわかってる。家事も偏りなくこなす。

ただ、母は時々「よくわからない言動」をする。これはまたいつか詳しく書こう。

そのよくわからない言動する血を多分わたしも引いてしまっている。

気をつけてはいるが、母が年々それが強くなるにつれてわたしも強くなっている気がする。

そんな母は、強がりな寂しがりやだ。

本当は寂しいくせに、すごく強がってくる。

誰かにすごい似てる。わたしか。

三姉妹の末っ子の母は、多分典型的な末っ子体質だ。末っ子体質がどんなものか知らないけどきっとそう。

そんな強がりの母には何回も強がらせるようなことをしていると思うが、1つだけ忘れられないことがある。

高校2年生の6月10日。
その日は母の誕生日だ。そして、高校時代の大親友もその日が誕生日だった。

6月は父も誕生日で、高校の時は親友の他にも2人必ずお祝いしてる人がいた。多すぎる。大変だった。

その日わたしは親友にサプライズをすべく
18時に部活を終え、準備をし、19時くらいからサプライズをした。そしてだらだらとしていたら22時前くらいの電車になってしまったのだ。

母の誕生日だから早く帰ってくるものと両親は思っていただろう。

わたしも、早く帰らなきゃとは思っていたが

高校の友達を祝ってたらそりゃあ盛り上がってしまうし、ある程度祝ってじゃあ帰るね!なんて言えるわけがない。

そして22時過ぎに家に帰ったわたしに父は

「なんでーこんな遅い時間でぇ、お母さん誕生日だからって張り切って作ってたのに」

なんて怒り口調で言われてしまったのだ。

そんなのわかってるさこっちだって。

母はもちろんなにも言わずにほら食べなーとつけ麺を出してきた。

わたしはコンビニで買ったシュークリームやらをあげた。なんなら友達へのプレゼントのが豪華だ。

それでも母はちゃんと笑顔で、喜んでくれた。

わたしはそれ以来、母の誕生日が少しトラウマだ。

ここしばらくは一緒に母の誕生日を迎えてないから、LINEのおめでとうのみだ。

今年は母の日にプレゼントを送った。

誕生日はLINEだけ送って、プレゼントを持ってそのうち帰ろうと思う。

母にとって素敵な誕生日になりますように。



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