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殺人鬼たちの人生

「I Am A Killer」ってドキュメントシリーズがある、殺人鬼にスポットを当てたドキュメンタリー。

これが滅茶苦茶に面白い。Netflixでも見れる。

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 本物の死刑囚や無期懲役囚の殺人鬼本人が刑務所内でインタビューに答え、被害者の遺族や囚人の関係者などを交えて作られてる超本格ドキュメント。

死刑囚、無期懲役囚のほぼ全員に共通してるのは、

親が離婚してる、幼児期に虐待を受けてる、麻薬に手を出す、ということだ。

 囚人がドキュメントの制作に協力してるのはドキュメントを通して反省してる姿を見せて減刑して欲しいからだ。

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 一人一人を文面で紹介したいくらい素晴らしいドキュメントなんだけどキリがないので、とりあえず見る機会があったら見てみてほしい。

 殺人鬼も本当に悲しい過去を背負ってる、見てると殺人鬼になるのも無理はないって思えてくる。同じ環境で育って殺人鬼にならない人ってどのくらいいるのか疑問だ。環境が全て、植物だって人間だってそうだろう。

 まあ、とにかく凄い面白いんだよね、このドキュメント。20人近くの殺人鬼を見たけど十人十色で、だけど確実に共通してる部分もあって、人間とは、人生とは、因果とは、運命とは、正義とは、罪とは、罰とは…

それに殺人鬼自身の知的障害、精神異常、トラウマ、妄想…etc

 無限にテーマがある。このドキュメントを制作しようと思った人はマジで凄いと思う。

 このドキュメントは人生における学びに溢れている神企画でした。

 俺の中にある言い知れぬ悩みや憤りが殺人鬼を通して理解され溶かされていくのがわかる。俺なんてまだまだ不幸でもなんでもない、そして全ては神の思し召しなのかもしれないと考えるようになる。

 神や因果の通りを通して俺と殺人鬼も繋がってるのかもしれない、もちろん皆さんも繋がってる、俺とも殺人鬼ともね。

 世界中の事柄が全てリンクしてるのかもしれない、そんな気分になるよ、このドキュメントを見てると。

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 荒木飛呂彦先生が吉良吉影のことを聞かれたときに言っていたことを思い出す。

「殺人鬼は殺人鬼として頑張ってほしい」と。

 spoonで殺人鬼についてより詳しく1人1人の感想や印象を述べてます。


https://spoon.onelink.me/Uuzo/a3e5f831

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 気になった人がいたら聞いてみて、それか実際にドキュメンタリーを見てみてほしい。偏見を捨てて心を開いて見ることが出来ればきっと色々と学ぶこと、思うところあると思う。


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