私を写真にどはまりさせた撒き餌レンズの良さを改めて考える旅
突然ですが皆さんが
写真にハマるきっかけとなった
レンズはありますか？
私はCanon一眼レフ機用の撒き餌レンズ
EF 50mm f1.8 STM というレンズです。
『撒き餌レンズ』という用語は
写真を撮っている人なら1度は
聞いたことがあると思います。
撒き餌＝漁や釣りを行なう際に
仕掛けの近くに獲物を集めるために
ばらまくエサのこと。
これにならって、
安価ながらハイクオリティな写りを実現し
手を出しやすい高コスパレンズ
その結果ユーザーを写真にのめりこませ、
いつの間にか他のレンズまで欲しくさせている
レンズが撒き餌レンズと言われています。
背景を大きくぼかした一眼カメラ特有の
表現が可能になり、写真撮影の幅が
広がる感覚を持てるのが特徴。
確か2万円弱程度で買えたと思いますが
なんだか写真がうまくなった気がして
どんどん写真にのめりこんでいったことを
覚えています。
そうして見事に撒き餌に釣られ
写真にハマった私ですが、
より高価なレンズを使ってみても
いまだに当時撒き餌レンズで撮った
写真は「なんかいいな」と思える
写真が多いと感じます。
そこで今回は、
「改めて、撒き餌レンズの良さはどういったところなのか」
そして
「今の自分が撒き餌レンズを使ってどんな写真が撮れるのか」
をテーマに旅してみました。
ぜひ最後までご覧ください。
in 熱海
旅の始まりはあいにくの雨模様
新潟から熱海を目指します。
熱海へ到着。
天気は変わらず悪いままですが、
写真にハマってからそれほど
雨は嫌じゃなくなりました。
屋根があるのでみんな避難
この日は久しぶりの悪天候で、
交通の便が乱れていました。
無事着けてほっと一息。
あまり考えず撮っても
相変わらず「なんかいいな」という
写真が撮れるレンズです。
これに関しては
以下の2つの要因が
あると考えました。
①サイズがコンパクトであるが故の
「いいと感じた瞬間を逃さない取り回しの良さ」
②標準単焦点レンズの画角は
「撮りたいものと撮らないものの線引きがしやすい」
ここでは①について触れたいと思います。
（※②は記事の後半で説明します）
「地面の色の組み合わせイイな」
「友達の靴とか靴下も同じ色だ」
イイと思った瞬間に
撮ることができた写真。
こちらもパッと撮った写真。
アーケードの屋根の流れ
店の看板
人の波
奥行き感のある
いい写真になりそう
そう思ったときに
シャッターを切れました。
取り回しの良さは
まだ写真を始めて
そんなに経って
いなかった自分にも
合っていたんだと思います。
in 伊豆
熱海から伊豆へ
移動するころには
晴れ間がのぞき始めました。
伊豆高原駅へ到着。
伊豆には来たことはありますが、
駅を利用するのは初めて。
駅での撮影は
楽しいですよね。
人がいれば様々な
ストーリーが垣間見え、
人がいなければ
異世界に迷い込んだような
不思議な気持ちになれます。
そんなこんなで
宿に到着。
いい雰囲気。
ここで上述した
②標準単焦点レンズの画角は
「撮りたいものと撮らないものの線引きがしやすい」
について触れたいと思います。
例えば駅構内。
人が多くいる中でも、
人にフォーカスを当てたいのか
駅そのものにフォーカスを当てたいのか
入れるとしたらどの程度入れるのか
そのあたりの選択が
すごくしやすいことを
実感しました。
最後に
撒き餌レンズを使うと
なんかいい写真が撮れる理由を
改めて考えてみました。
①サイズがコンパクトであるが故の
「いいと感じた瞬間を逃さない取り回しの良さ」
②標準単焦点レンズの画角は
「撮りたいものと撮らないものの線引きがしやすい」
理屈もこねてみましたが
結局自分が写真にハマった
きっかけのレンズで
愛着があるんですよね。
もし撒き餌レンズを
お持ちの方がいれば
改めて使ってみては
いかがでしょうか。
noteを今年から本格的に書き始めて、
自分の考えを文章化することの重要さを改めて感じています。
ですので、今後も写真関連の
考えや学びを皆さんに共有できればと思います。
（過去記事も良ければご覧ください）
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ここまで読んでいただき
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