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クラリネットマガジン(ハウツー編)

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#アンブシュア

誤解を恐れずに言うとクラリネットのアンブシュアは意外ともっと締める

誤解を恐れずに言うとクラリネットのアンブシュアは意外ともっと締める

YouTubeで楽器の奏法を教える(?)動画を更新するのは怖いことだなぁと思う。

※私はYouTubeで誰かに“教えて”いるつもりはないけれど。

理由は誤解が生まれるからである。

レッスンの現場を見れば、楽器を教えるということはやり方を教えるというよりは、より良い“程度”を伝える連続だということがわかっていただけるだろう。

程度というのは、「どのくらいの息の量で」「どのくらいの温度の音色で

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クラリネットを吹くとき喉に力が入っていないか?

クラリネットを吹くとき喉に力が入っていないか?

ズバリ、クラリネットを演奏する上での私の持つ悪い癖は
「喉に力が入ってしまうこと」

それが起こらないように、またその癖を根絶できるように日々の練習で色々な工夫をしています!癖を治すのって大変。毎日毎日、気をつけ続けないとすぐに悪い癖が顔を出します、、。

生徒を見ていても、喉に力が入ってしまって、そこから良くない連鎖が起きて身体全体が力んでしまっていたり、音が潰れたりしている状態の人をよく見ます

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雑音が多い人のアンブシュアはこうなっていることが多い

雑音が多い人のアンブシュアはこうなっていることが多い

みなさんこんにちはクラリネットのクズシマです。
2022年もうあと数日となりました。

このコラムはクラリネットのアンブシュアについて。
「雑音が多い」「発音が遅れる」「タンギングがきれいでない」と感じている方へ改善方法を提案します。

今年は本当にたくさんの方をレッスンしました。
初めましての方も多く、数年ぶりに学校のレッスンが再開した学校もあり、生徒の皆さんとクラリネットの基礎についてとことん

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クラリネットの音色のためにしていること

クラリネットの音色のためにしていること

「最近なんだか音色が乱れる」「思うような音で吹けない」と思ったら、原因は大きく分けて つだと思う。

2と3は似ているようだけれど、私の中で完全に対処方法が分かれるので別の要因として捉えてみました。

1.道具での改善方法結局、音色って楽器を扱う身体の具合と道具によって変わると思うのです。

「その人の音」(身体の具合)というものもあれば、
「その楽器の音」「そのリードの音、マウスピースの音、リガ

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これって私だけ?クラリネットを吹いていると口が疲れる理由

これって私だけ?クラリネットを吹いていると口が疲れる理由

みなさんこんにちはクラリネットのクズシマです。

「クラリネットを吹いていると口が痛くなる」
「長時間練習しようと思っても疲れてできない」
「練習してしばらくすると息もれをしてしまう。」
「こんなに口が痛くなるのは私だけでしょうか?」

こんなお声をよく耳にします。

クラリネットを吹くときには、普段あまり使っていない口周りの筋肉を働かせるため、口は疲れるものです。

ほぼみんな疲れます。

私も

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クラリネットを吹くと下唇が痛くなる?噛みすぎアンブシュアをすぐに直す方法

クラリネットを吹くと下唇が痛くなる?噛みすぎアンブシュアをすぐに直す方法

クラリネットを吹いていると下の歯が当たっている部分の下唇が痛くなってしまうことはよくあります。

しかし、あまりにも痛みが強かったり、すぐに痛くなってしまうのは噛みすぎアンブシュアかもしれません。

クラリネットの噛みすぎアンブシュアで演奏してしまうと、響きのない音色になってしまいますし、ピッチが異常に高くなってしまいます。

「噛みすぎ」とはどの程度のことなのか?
また、噛みすぎてしまう原因につ

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