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【退職エントリ】かわまた、grooves辞めるってよ

かれこれ5年半ほど在籍した株式会社groovesForkwell 運営企業)を退職します。既に3月17日付で最終出社を終えており、退職は4月末になります。
今回は自分自身のための振り返りも兼ねて退職エントリという形でまとめてみようと思います。

お前だれ?

改めて河又、と言います。
Twitterだと「かわまた@DevRel」として活動してます。
Forkwell Communityという日本最大級のエンジニアコミュニティのイベントの企画や運営をするお仕事をしていました。
Forkwell LibraryシリーズやTEST Studyシリーズなど様々な勉強会を担当し、エンジニアにとって学びのあるコンテンツを届けるために技術書のリサーチをしたり、これから盛り上がりそうな技術を調べて、イベントに落とし込んだりなどが具体的な業務でした。
一般的にDevRelはエンジニアのバックグラウンドがあることが大概ですが、私は非エンジニア系DevRelです。1社目に至ってはいわゆるJTCでIT系ですらありませんでした。そういった意味では珍しい存在かもしれません。

なんで辞めるの?

私自身のライフステージの変化。それに加えてエンジニアがよく直面するICかマネージャーか、といった選択がビジネス職の自分に発生したことです。

ライフステージの変化について

2022年6月に子供が産まれました。
元々、特別に子供好きという自覚はなかったのでキチンと愛情を持てるのかといった不安があったのですが、いざ産まれてみるとこれがめちゃめちゃにかわいい。
育児を頑張っていくうちに子供の先々のことを考えるようになる訳ですが、やはり親心として子供が望むことは出来るかぎり不自由なく経験させてあげたいし、お金が理由で何かを諦めないといけないといった体験をさせたくないと思う様になりました。
それまでは仕事や給与に対するスタンスとしてはお金はある分には困らないので昇給等は出来るように努力はするが、お金で仕事を選ぶことはしない。といった温度感でした。しかし、子供が産まれたことで「稼ぐ」ということに対する責任感が強くなりました。

エンジニアあるあるのICかマネジメントかに類するキャリアの壁

現場でコードを書いたり、プロダクト作りに関わっていたいがマネジメントになることを周囲に期待されていたり、マネジメントにならないと昇給等の伸び代がない。といったことはエンジニアのよくあるキャリアの悩みとして定期的に話題になるところです。私はあくまでもエンジニア特有の話だと認識していましたが驚くべきことにビジネス職である自分がまさにこの問題に直面しました。

私はビジネス職には珍しいレベルでのエンジニアリングに対する理解度や企画力を活かしたエキスパートとしてDevRelの道を極めていきたいと考えていました。しかし、会社の評価制度の設計上、部署間の調整力やマネジメント力を身につけ、マネージャーとしてチームを率いて成果を挙げるといった方向性に進まないと早々に職格などが頭打ちになります。
有難いことに年齢を考えれば決して悪くない給与をいただいていたのでそのことに対しての不満が特別大きい訳ではなかったのですが前述のライフステージの変化によって現時点での給与に不満がなくとも、マネジメントを目指さないと昇給が難しい状況が自分の目指すキャリアの方向性と異なると感じるようになりました。

次は何するの?

その様な流れで短期間ではありましたが、転職活動をしていました。
以前から度々お声がけをいただいていた企業があったので転職活動を開始する旨を報告したところ、トントン拍子で会食が設けられ、面接が行われ、気付いたら内定が出ていたというスピード感で実際のところ、転職活動をしたといっても4-5社程度ぐらいしかお話を聞けなかったのが少し心残りなぐらいでした。
という訳で5月からIT系の事業会社で引き続きDevRelとして働きます。給与も現年収に対して100万円アップと、とても良く評価していただきました。
DevRelという肩書きを持っている人がいる企業ではなかったのですが、自分のために新設(?)してくれた次の職場には感謝しています。
次の企業についてはまた別の機会に入社エントリとしてまとめたいと考えてますので、ここではこの程度にしておきます。

Forkwell Communityとの今後について

このエントリによって一部の方々にご不安をお掛けするかもしれませんが、Forkwell Communityのコミュニティマネージャーとしての仕事は業務委託という形で継続します。ご安心ください。3-4月の残案件についても私が対応します。

流石に月に5-6件も自分で企画したイベントが立っているクレイジーなことは中々ないかなと思いますが2-3本程度のペースで引き続き、Libraryシリーズや企業さんとのコラボ案件を中心にやっていく予定です。
Forkwell Communityは自分にとってかけがえのないものですし、このコミュニティだからこそ出来るイベントも多々あります。
今後も質の高い学びをエンジニアの方々に届けて参りますので引き続き、Forkwell Communityをよろしくお願いします🙇‍♂️

Forkwell(grooves)について

Forkwellというサービスは今も大好きなサービスです。Forkwellに関わるメンバーはサービス愛、エンジニア愛が溢れるメンバーが多く、ユーザーファーストで仕事を進められるところがとても好きでした。
「会社への帰属意識はない、自分はエンジニアに仕えていて、会社は自分がエンジニアに仕えるためのパトロンだ」とまで言い切っている自分を温かく受け止め、自由にさせてくれたことはとても度量の広い会社だと思います。
もちろん、評価制度などについてはミスマッチがあったりその他、全く不満がないということはないのですがトータルでは良い会社だと思います。
毒を希望する方は個人的に酒を奢ってください(笑)

ご飯のお誘いお待ちしております! & スポット案件について

そんなこんなで4月は丸々有休消化となるので是非、積極的にランチや飲みに誘っていただければ嬉しいです。色々情報交換しましょう!
また、Forkwell Communityのコミュニティマネージャーを副業として業務委託で受けることになりますが、その他にもエンジニア向けのブランディングに関する壁打ちやイベント企画などスポット案件であれば一部お受け出来るかもしれません。
もちろん5月に本業が始まるので重たいものや数は受けれないと思いますがちょっと河又と仕事してみたいよ! という方やエンジニア向けの採用広報などに悩んでいる方はお気軽にご相談いただければ嬉しいです。

連絡先は以下の通りです

Email:devrel.kawamata@gmail.com
Twitter:https://twitter.com/r_kawamata
FaceBook:https://www.facebook.com/devrel.kawamata
TwitterのDMがレスが一番早いのでお急ぎであればTwitterにお願いします。

最後に

一本目のnoteが退職エントリなのもどうかと思うのですが、今後はDevRelに関する発信を定期的にnoteでも出来たらと思っておりますので是非、よろしくお願いします!

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