【3.4.5歳児向け】おすすめ運動遊び〜跳び箱〜
保育士の中でも、跳び箱を使った運動遊びには、ハードルが高いと感じ、取り入れない方もいます。
ですが、大人の都合で、「子供の経験の場」を排除しては、もったいないですよね。
また、跳び箱は家庭で触れるのは難しいので、保育現場に取り入れてほしい運動遊びの一つだと考えます。
3歳児でも跳び箱に親しみが持てる方法もあるので、是非保育で取り入れていただけたら嬉しいです!
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1.3歳児におすすめの跳び箱を使った遊び
跳び箱に座ってみる!
跳び箱を親しむときに、まず子供たちが言うことが
「落ちそう。痛そう。だから怖い。」です。
恐怖心を払拭するためにも、3歳児から跳び箱に触れることから始めてみましょう。
跳び箱に手をつく感覚
座ったときの跳び箱の感覚
これを感じることが3歳児の目安になります。
保育士が子供を支えた状態で手に力を入れられるようになったら、それでも大きな一歩と言えます。
2.4歳児におすすめの跳び箱を使った遊び
跳び箱の上に乗り、ジャンプして降りる。
スタートラインから、「よーいドン」の掛け声にあわせて、子どもが跳び箱の前まで走る。
跳び箱に手をついて自力で登り、両足をそろえてジャンプをして着地をする。
この時に、必ず跳び箱のあたりで保育士はすぐに手が出せるように見守ります。
跳び箱に突進してしまったり、腕の力が弱くて登れなかったり、あるいは両足をそろえずに着地する子もいます。
このような様子が見られた場合には、アドバイスをしながら補助付きでもう一度やってあげましょう。
カエル跳び
スタートラインから、「よーいドン」の掛け声にあわせて子どもが跳び箱の前まで走る。
跳び箱に両手をつきおしりをもちあげるようにして上に跳び、両足で跳び箱に乗る。
跳び箱の上から、自身の力で降りる。
上記と違うのは、跳んで登るところです。
保育士がすぐに補助できるように、必ず一人は跳び箱のそばにいましょう。
3.5歳児におすすめの跳び箱を使った遊び
開脚跳び
開脚跳びをやる際には、前段階として4歳児での遊びをマスターしてからにしましょう!
急にハードルを上げると、子供達のやる気を失い、跳び箱への恐怖心が優ってしまうからです。
・子どもが手をつく位置が手前になりすぎないように、保育士が教えながら進めましょう。
私は、跳び箱にビニールテープを貼って、子供達が手のつく位置を視覚で分かるようにしていました。
・手を軸にして、その場で地面を蹴り足を開いて身体を浮かせます。
跳んだ勢いで跳び箱の上に座ります。
・両腕を使って重心移動しながら、身体の位置を前方向に移動させます。
腕や足の力を使い、できる限り子ども自身の力で移動して跳び箱から降りられるように見守りましょう。
★プラスαポイント★
お尻を浮かせる時:保育士が片手でスッと子供のお尻を浮かせてあげると、体の持って行き方が分かるようになります。
足の動きが身につかない時:擬音語を使いましょう。
私は、「ターーーー。トンッパットン。」と言いながら、子供達に教えていました。
ターーーー:走る時 トンッ:両足閉じる パッ:両足開く
まとめ
私も跳び箱を運動遊びなの中で取り入れ始めた時は、怪我をしないかドキドキしっぱなしでした。
でも、子供達は普段遊べないもので遊べることが嬉しくって、見るだけで目を輝かせるんですよね!
私が5歳児の主担任を持っていた時には、34人中10人程度は開脚跳びに成功していました。
この記事を参考に、是非保育の中で取り入れたいなと思っていただけたら嬉しいです。
今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました♪
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