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新しいKyash Cardに期待する理由を説明します

待望の新しいKyashCardの仕様の一部が明らかになりました。

Kyashの新しいカードは小躍りするほど楽しみにしていた。そして実際に発表された内容は割と期待の範囲内でした。何をそんなに喜んでいるのかを書きとどめておこうと思います。

KyashCardとは

そもそもKyashCardとはなんぞやという問いから始めます。その答えは株式会社Kyashが発行するプリペイド式のクレジットカードです。クレジットカードからKyashCardに必要な金額を事前にチャージしておき、チャージされた金額内で決済が可能になります。

全部は説明しきれないので、詳しくは公式を見てもらったほうが良いかと思います。

私がKyashを評価している点は主に2つです。「守備力」と「ポイント還元率」です。

Kyashは守備力が高い

回りくどいことせずに直接クレジットカードを使えば良いじゃないかと思うかもしれません。それもその通りなのですが、1枚挟むことにメリットがあります。ひとつのポイントは躊躇なくすぐに止められることです。

いくら安全な日本であっても、個人情報漏洩のニュースは度々耳にします。あとはオンラインであればもはや国境は関係なくなっており、国内で完結していたと思っていた決済に日本の法律の範囲が及ばない海外の企業が絡んでいたなんてこともありえます。

もしクレジットカードの情報が漏洩して悪用される可能性が高まったとき、プリペイド式のクレジットカードであればチャージの範囲内でしか使われないので過剰な不利益を追うことはなくなります。

さらに、Kyashであればスマホのアプリからボタン一つでカードを停止できます。なので、カードを紛失したり漏洩した可能性が発生した場合は、アプリの操作一つでクレジットカードをただのカードにできてしまいます。

逆に、ボタンひとつで無効にしたカードを復活させることも出来ます。マメな性格な方であれば、使うときだけ有効にするという運用もできます。(私は挫折しました。)

Kyashはポイント還元率が良い

ポイント還元率は1%です。何ら普通の事かもしれませんが、重要なのは、クレジットカードのポイントと二重取りできることです。私は楽天カードをメインに使っているので、100円の決済で楽天カードの1%と、Kyashの1%の2%が還元されます。1万円の支払いをすると200円返ってくる計算です。

還元ポイントは決済確定と同時にKyashの残高として1ポイントからチャージ可能になります。たまにアプリを開いてポイントを見ると数十円から数百円がしれっと溜まっているので、お得な気分を味わえます。

ちなみに導入期の以前は2%という太っ腹な仕様でした。この2%還元は初期のユーザ確保のための施策だったようで、今後はこの規模はないと思われます。ただ、ポイント還元率はKyashが囲い込んできたユーザが大いに期待している点なので、今後もここは外してこないと予想します。

新しいKyashは決済できる範囲が広がった

とりあえず宣伝はできたと思います。話題はそのKyashが新しくなって何が嬉しいのかについてですね。それは決済の幅が広がったことです。何が増えたかというと、「ICチップ」「Visaタッチ」「海外利用」です。

これまでは磁気テープのクレジットカードでした。なのでカード決済をする際は端末にシュッと通してもらう必要があります。ところが磁気テープって認識率が悪いんですよね。私は何故かマクドナルドで何度も失敗してしまって店員さんを困らせてしまいます。ICチップであればそこはよりスムーズになり、何ならサインも不要になるそうです。マクドナルドに限れば店舗がVisaタッチに対応しているので、Suicaのようにピピッとかざすだけで決済を完了できます。

海外利用に関しては詳細が出てないので予想で書きます。同じプリペイド式のクレジットカードであるソフトバンクカードをアメリカに渡航した際に使ったのですが、これが便利すぎました。何が便利だったかといえば、何不自由なく使えたのに加えて、決済結果が即時にSMSで通知される点です。通知は日本円でしてくれるので、いくら使ったかが日本円の金銭感覚で直感的に分かります。Kyashについてこの辺の仕様は明らかになってませんが、国内と同じ仕様であれば決済と同時にアプリに明細が通知されるので、同じ恩恵が受けれると期待します。

あとはICチップ対応で4桁の暗証番号を設定できます。このおかげで、鉄道の定期券の購入も可能になるはずです。

総合すると、都度払いの支払いにおけるメインのクレジットカードとして十分に使えるように進化します。

他にも色々と書きたいことはありますが、まとまらなくなるのでこの辺にしておきます。

デザインされた「お金の未来」とは

金融業界はいま大きな節目を迎えようとしているようです。新しいKyashの紹介ページに書いてある『デザインされた「お金の未来」』がそれを示すと思います。ただしそれがどんな未来なのかは私は正直理解できてません。そのあたりは金融のプロにまかせます。庶民としては、生活に欠かせないお金が今後どう進化していくのかを楽しみながら注視したいなと。

余談ですが、新しいKyashCardと似たようなサービスは既に海外で展開されてまして、日本への進出を期待する声は少なくないようです。AppleCardって言うんですけどね。Kyashはいずれ日本代表(+Visa代表)としてApple(+Mastercard)とガチンコ勝負することになると思います。



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