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にじさんじGTAに「VTuber視聴者の原初の喜び」を視た話

にじGTA。よかったなぁ。よかったなぁ。と、2回復唱するほどよかった。

なにがよかったか。数々の名シーン、おもしろクリップが生まれたこと。それももちろんそうなんだけど、なによりも「にじさんじのみんなが集まったこと」が最大限に喜ばしいことだった。

自分がにじさんじにハマったのは2022年頃。その時点ですでに「遅れてきた」という自己認識があったわけだけれど、あれからすでに2年。長いような短いような。

で、その頃に、2018年くらいの配信のアーカイブである「OTN組コラボ」の世界にまたハマった。

言ってみればライバーが深夜まで駄弁っているだけではあるのだが、その空気感と自由さ、例えば出演予定のないライバーが平然と乱入してくるような感じに心惹かれた。

でもそんな「雑なコラボ」は2022年の時点ですでに少なくなっていた。今やにじさんじ企業案件がポンポン舞い込んでいるような配信者団体になったわけで、そのぶんしがらみが多くなってしまうのはしかたない、と、自分に言い聞かせる日々であった。

そんな日々に突然放り込まれたのが、にじGTA。

雑、どころの騒ぎじゃない。(ロスサントスの)道端で出会ったライバー同士が、普通に会話している。それどころか、一緒に食事しに行ったり、銀行強盗したりしている。あまつさえ、大型犯罪で警察とギャングに分かれて丁々発止の連携プレーを見せてくれる。

好きな人同士が仲良くしているのを見ると嬉しくなる。それがどういうメカニズムなのか、自分にはまだよくわからないのだが、これこそがVTuberが視聴者にもたらす原初の喜びのひとつなのではないか。広い意味でのいわゆる「てぇてぇ」なのではないか。自分は後追いだけれども。

それが大量の視聴者を生み、そして大量の「にじGTAロス」の視聴者を生んでいる。自分もゾンビのように切り抜きや配信アーカイブを漁っている。

もちろん第2回を熱望しているけれど、運営やスケジュール管理の労力が莫大であろうことは想像に難くない。いち視聴者としてただ待つのみである。今調べたら非公式wikiが出来とる。熱量やば。

画像引用:にじさんじGTA @ ウィキ


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