鉄血のオルフェンズ こういう展開なら許せた的妄想

はじめに

今更だけど、こういう展開なら許せたよなぁ的な妄想をダラダラと。
以下妄想話。

ていうか途中までこうなるんじゃないかと予想していた話

「こちらも切り札を切るとしようか」

マクギリスが持ち出したのは、ツァドキエル。ヘブライ語で神の高潔を意味するモビルアーマーであった。
ファリド家の初代当主が破壊したモビルアーマーであり、代々その威光を示すために保管していたものである。
そして、マクギリスがモンターク商会を作ったのもこれが理由であった。
つまるところ、裏で軍事技術の開発・研究をするとともに、ツァドキエルを修復する方法を模索していたのだ。
表立ってはセブンスターの一員としてモビルアーマーを研究することは禁忌とされていたため、隠れ蓑としてモンターク商会を立ち上げ研究していたのだが、実際の修復は難航を極めていた。
転換点となったのは、火星で発見されたハシュマルである。休眠状態でほぼ完全な状態として見つかったハシュマルを研究した結果、見事ツァドキエルを修復することができたのであった。

「使わずに済むのであれば、それに越したことはなかったのだがな」

ツァドキエルでアリアンロッドを壊滅させ、最後にバエルでツァドキエルを破壊する盛大なマッチポンプ。
これをもって、アグニカ・カイエルの再来とすることがマクギリスの奥の手である。
ただし、ツァドキエルのAIはブラックボックスであり、これを外部から書き換えることはできず、一度解き放ってしまえば敵味方問わず蹂躙してしまう上、バエルで倒せるかどうかは賭けであったため、禁断の切り札であり最後の手段として用意していたものであった。

的な展開だったら許せたかなぁ。

さらに戦争終結後、オルガに依存していたミカを自立させるためにマクギリスがオルガを殺害して、ミカとマクギリスの最終決戦。「理解してもらえなくて残念だよ。では、どちらが本物のアグニカの再来か決着をつけよう!」的な。

最終的にはマクギリスが破れて死亡。アルミリアの顔を思い出し謝罪しながら没する。ロリコンの鏡。ミカは体が動かなくなるも、生きていて植物状態。その後はアトラとクーデリアに面倒をみてもらってる。
阿頼耶識の研究が進んで、目を覚ますことができるかもしれないという希望エンド。子供はもちろんいる。
ついでにガエリオは途中マクギリスに敗れたものの、二度は命を奪えなかったマクギリスにより助けられており、ジュリエッタと結ばれるのは変わらず。

さらにエンディング後、目を覚ますミカ。
それに気づかず笑っているクーデリア、アトラ、暁の三人を見て一言。

「オルガ、ここが、そうなんだ」

ミカの口元がアップになって、その形が三日月のような弧を描いて終了。
みたいなね。

何がだめだったか

やっぱり戦犯マクギリスだろうなぁ。
あと、新選組モチーフはいいけど、任侠はあくまで補助として据えるべきだったと思う。
二期は最初から微妙だなとは思ってたけど、イオク様の天丼は最悪二回で終わらせないと。
アジーといい、物語終盤にシリアスな笑いを突っ込むのは、笑いを通り越して怒りになる。
今まで吐き出すところがなかったので、たまにはハンター考察以外もということで即興で書いてみました。
一期は最高傑作だと思ったのよ。


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