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UXデザインを本気で学ぶ_【第1回】Xデザイン学校【ビギナーコース】

こんにちはー
現在プロダクトデザイナーとし会社に勤めている
Ryotaro Futamura (以降、rf )と申します。
初投稿ですが、これから頑張って投稿していけたらなと思いますー

さて、今回様々なきっかけがありまして、
2020年度 Xデザイン学校 ビギナーコースに
参加させていただくことになりました。

こちらの記事では、Xデザイン学校のビギナーコースで
「第一回目の講義でどういったことを学んだか」
「実際どんな (雰囲気の) 学校なのか」
について、お話ししていけたらなと思います。

1.Xデザイン学校ってどんな学校?

まずこちら、どういった学校なのかというと、
『社会人のための新しいデザインの学校』
という、コンセプトだそうです。

もう少し詳しく説明すると、
「社会人が、いわゆる大学院のゼミ的な活動を通して、
実践的なUXデザイン等の知識・スキルを習得できる学校」
だそうです。

筆者rfは、事前にある程度、
すでに参加されていた方のお話を伺っていたので、
大体の講義の進み方などはわかっていたのですが、
特に、"参加型"であるという部分に惹かれました。

いわゆる、UXデザインは、
それこそ世の中に参考書籍がたくさんありますし、
今や学生の時から講義や実習で取り扱われることも少なくないですし、
インプットするだけなら頑張れば独学で学べるのではないかとは思いますが、やはりUXデザインの難しいところは、いかに実践(業務)で臨機応変に活用できるかという部分だと思います。まさに筆者も理論や手法についての知識はある程度本で読んだことはあるけど、いざ業務でどう活用すればいいのかと言われると、難しいと感じていました。

このXデザイン学校は、
講義の時間ももちろんありますが、
その後は割り振られたチームで
ワークショップ(ディスカッション)の時間が設けられます。
この、参加できる形式の学習でしか実践的な知識・スキルは身につかないと思ったのが、入学?した経緯です。

また、Xデザイン学校の参加者の皆さんの、"職業"、"バックグラウンド"、"年齢"も本当に様々で、広い視点からのディスカッションができるのも良い点だと思いました。一部の方を除き、社外のしかも業種が違う方とお話しできる機会はあまりないと思うので、すごく刺激を受けられる環境だと思いました!

余談ですが、例年は直接学校に通って講義を聞く形式だったのですが
今年度はコロナの影響で、zoomのオンライン形式になりました。
少し残念に思っていましたが、実際参加してみると
特に問題に感じる部分はなく、Miroというツールを駆使しながら
ディスカッションできるので、中々効率的に学べるなと感じました。
(しかも、参加者には後から講義のスライドや動画が配られるので、見返すこともできます。すごい。。。)

公式HPはこちらです。
Xデザイン学校
気になった方がいらっしゃれば、ぜひご参考まで。

2.ベーシックコースはどういうことを学べるの?

筆者は、「ベーシックコース」に入学させていただきました。
どうやら、Xデザイン学校には
・アドバンスコース
・マスターコース
・ベーシックコース
・リーダーコース
・ビギナーコース(今年度はないようです。)
の5種類に別れているようです。

各コースの概要は、おそらく年度でも少し変わってくるようなので、
公式HPで参照ください。
筆者のベーシックコースは、名前の通り、
UXデザインやサービスデザインの基礎を学ぶコースです。
いわゆる、ただ手法やテクニックを教わるような授業ではなく、
まずは本質を理解し、実践で役立つ基礎をじっくり学ぶコースになります。
前々から「UXデザインの教科書」などの書籍を読んだり、
独学なりに、学生の頃からUXデザインの手法を使ってみたりと、
ある程度の知識はあるかなと思っていましたが、
この程度でしたら、ベーシックコースがおすすめです笑

わかっていたようで、意外とわかっていなかった知識が
第一回目から、目から鱗状態でした。。。

実際実務で、バリバリUXデザインやサービスザインを駆使している方でなければ、まずはベーシックコースがいいんじゃないかなと思います。

3.どうやら、"Xデザイン学校の学び方のポイント"があるらしい

授業を受ける前に、
社会人としての学ぶ姿勢に関するお話がありました。
詳細にお話しすると長くなってしまいそうなので、
重要そうな部分を切り抜いてお話ししようと思います。

a.創造的な対話をする
・ポジティブな対話をする(ネガティブなこと言わない)
   -クリエイティブの邪魔になる
・miroを使って視覚化する
  -ファシリテーションの技術を磨こう

b.リフレクションをする

・講座中にメモや図を描く
  -手書(描)きだとグラフィックレコーディングのスキルも身に付く
・講座後にnoteやblogにまとめて外在化する
  -アウトプットしないとしっかり身につかない

c.学びを自ら楽しむ・講座前(勉強会/ランチ会)や放課後(懇親会)を楽しむ
  -有志で集まって学習するのは良い学び
・講座とは別に自主的な勉強会や相談会を楽しむ
  -転職の相談が多いらしい

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↑↑↑ コロナのせいでなくなりました。。。


4.第一回の授業の内容(ざっくり)

第一回目は、基礎中の基礎を学ぶ講義でしたが、
すごく濃い内容で、メモが間に合わないレベルでした。。。
なので、一旦
講義の流れをまずまとめてみました。

a.デザインの本来の意味は?
b.HCDについて
c.ユーザーとは
d.UXについて
e.ユーザビリティについて
f.デザイン思考について
g.サービスデザインについて
h.ワークショップ (miroを使って自己紹介しよう)

これまとめてみただけで濃さが伝わってきますね。
一つ一つの項目について話したらもう講義になってしまうので、
所感を箇条書きでお伝えしようと思います。

・基礎中の基礎なので、独学で既に学んでいた人は、知っている内容もあるかと思いますが、最新の情報や、具体的な実例を元にした解説はすごく聞く価値あり!
・専門用語が多数出てきましたが、一つ一つ詳しく説明があってわかりやすかった。
・既存の用語にとらわれすぎていたことを痛感した。
・何回も見直したい内容でした。

抽象的過ぎてすいません。。。
次に、特に面白いと思った部分をお伝えします。

5.個人的ハイライト

A.今の社会、UXという側面だけで考えていくには狭すぎるのではないか。
 
-a.UX (User Experience)

製品・サービスの利用を通して得られる顧客体験の総称
-b.EX (Emploee Experience)
素晴らしい顧客体験を考えても、それを実行できる人材や組織がないと実現できない
-c.SX (Social Experience)
製品を買う人・使う人の「その先の人」にも目を向ける必要があるのでは(SNSなど)

なんでもUX、UXでまとめてしまっていたのではないかと痛感。人は確かに顧客だけでは成り立たないし、その周辺の"ステークホルダーにとっての体験"にも目を向ける必要があると悟った。


B.フレーミングとリフレーミングについて

-フレーミング=日常的な観点で、状況を捉えること

-リフレーミング=新たな観点で、状況を捉えること←こっちで考えるべき

例:アキレス瞬足(子供の運動会で使うシューズ)
-フレーミング
 左右対称は当然。かっこいい靴で子供が満足そうなら良い。
-リフレーミング
 子供が早く走れるのが一番重要では?
 =コーナーで差をつけれるようシューズの左側にのみスパイクをつける

子供用のランニングシューズって、確かにかっこいいのが売れるというイメージだったけど、運動会を考えると、早く走れることが一番重要でした。当たり前のようで、なかなか気づかないことって世の中まだまだたくさんありそうですね。

6.まとめ

第一回(初回)を終えてみての感想は、
とにかく疲れました笑

本当に内容が濃過ぎて、なかなか一回では覚えきれない内容でした。
ですが、最初の学び方で教わったように、
「自分がこうやってどこかに発信して外在化させること」
「復習はちゃんとする」
ことをちゃんと守って、UXデザインの基礎は完全にマスターできるよう目指したいと思います!

初投稿につき、見にくい部分もあるかと思いますが、
ここまで読んでいただきありがとうございます!