やればできる。できないのはやろうとしないからだ。

こんばんは、やまこーです。

今回はタイトルにもあるとおり、
「やればできる。できないのはやろうとしないからだ」
というテーマです。

僕は、基本的に
「断固たる決意」
「初志貫徹」
「人よりも3倍、4倍努力する者、それが天才だ」
といった激アツの言葉が大好きです。

しかし、そんな僕でも
「やればできる。できないのはやろうとしないからだ。」

さすがにこの言葉を初めて知ったときには、
「なんて暴力的な根性論だろう…僕はこの言葉でモチベが上がるタイプだけれど、人によっては苦しすぎて耐えられないのではないだろうか?」と思いました。

しかし、この言葉が誰にでも当てはまるものだと痛感したエピソードがあります。

僕が担当している生徒(以下、A君とします)のことですが、

僕は生徒と面談するとき、
・前回の面談からの今日までの近況を確認。
・良かったところと改善点を書き出す。
・よかったことは継続できる方法を考える
・改善点は修正方法を考える
・次回までにやることを決める
・次回日程を決める

大体こんな流れで進めます。

しかし、このA君なかなかの”クセ者”です。

毎回近況を確認してみると受験学年であるにもかかわらず、

「友達と夜中まで大富豪してました」
「家でゴロゴロしてました」
「なんかやる気にならなくてやりませんでした」
「この参考書はやったけれど、これはやりませんでした」

と、びっくりするくらい勉強しません。

おまけに、16:00開始の面談なのに
後頭部に寝癖を付けて「今起きました、12時間寝てました」みたいな顔で来たこともあります。

この前の面談の時も、

「英熟語は難しそうなので、速読英熟語(熟語帳)はやりませんでした」
といった様子。

実際に口頭でテストしてみると15個中2,3個しか正解できません。

僕は、
「一応、暗記や勉強の方法は全部伝えているけれど、もしかしてやり方がよく分からなくてやってないだけなのか?」と思ったので、A君のために特別に二人で熟語を暗記する時間を持とうと思いました。

さすがに、何を何回書いて、どのように確認すればいいのか、手取り足取り教えてあげれば暗記できるだろうと思ったのです。

ついでにねじ曲がった根性も叩き直してやろうと思い、
「朝6時から2時間くらいかけて一緒に熟語を暗記しよう、実際に暗記できるようになればペースも掴めると思う」と話しました。

するとA君は、
「夏休みなのに朝6時起きなんて絶対に嫌です。そんなことするくらいなら自分一人でも暗記できます」
「大体、熟語50個くらいなら2時間もいりません、30分あれば暗記できます。」
と何食わぬ顔で、眉ひとつ動かさずに言いました。

ぶっちゃけ、この状況で誰がそんな言葉を信頼できるのだろうという感じです。
僕はコントか漫才でも見ているのかと錯覚しました。

なので、実際に30分計って熟語を50個暗記してもらいました。
そしてランダムで15個口頭テストしてみると…

スラスラ1熟語1秒程度で13~14個正解します。

本当に信じられなかったので、別の範囲の50個をまた30分かけて暗記してもらいました。

すると、またしても15個の口頭テストはスラスラ1熟語1秒で13~14個正解してきます。

しかも、本人曰く、「持ち時間30分ありましたけどそれぞれ10分ずつ余ったので、むしろダラけてしまいました」とのこと。

つまり、40分で熟語100個暗記したということです。

僕は「本来君にダラけていい時間など1秒もない。何を言ってるんだ?」と思ったと同時に、僕の目は点になりました。

生徒とこんなやりとりをしていた時に思い出した言葉が、
『やればできる。できないのはやろうとしないからだ。』でした。

僕自身もそうですが、
やるべきことや乗り越えるべき壁を前にして、ついあれこれ理由を付けて後回しにしたり、結局やらなくて後になって問題が生じたりします。

誰しもやればできるのだから、勤勉にやりさえすればいいと確信した出来事ですし、

このことを経験しながら自分が恥ずかしくなってしまいました。

なぜなら「このnoteの投稿も、週に2日、月曜と木曜に更新します!」と言っておきながら、投稿がまちまちになってしまったのは、できない理由を探しては後回しにしてしまったことからです。

続けて月曜と木曜に更新していくので読んでもらえたら幸いです。

それでは今回はこんなところで!

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今日の箴言
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『やればできる。できないのはやろうとしないからだ。』
『やれば不可能がない』

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