リモートワークを快適に!アンケート結果からの考察【第2回】
会社の大先輩から、私の何気ないFacebookの投稿に「ポエム」とだけコメントされて、ちょっと凹みながら、この記事を書いている週末。
いつから「ポエム」って悪口になったんですかねw
それでは、アンケート結果の続きを、オンライン女子飲み会のメンバーのコメントやらまじえつつ、書いていこう。
※この記事は、SNS上のお友達にリモートワークについてのアンケートを取らせていただき、
それを肴にオンライン飲み会を女性メンバーで行った際に出た意見もまじえながら、アンケート結果から見えた「リモートワークを快適にする知恵」について考察していく記事である。全4回。
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【第4問】リモートワークするようになって太りましたか?痩せましたか?
3問目と4問目がテレコになっちゃった。すみません。
61%の人、体重が変わらないのがすごい。
だって、これだけ家に閉じこもって、自粛して、外に出るのは買い物の時だけ、となってるのに、どうして太らないのか。
私は、太ったぞ。
普段から、FacebookのIT運動部にも入っているし、濃厚接触を避けての人がいない時間帯でのジョギングやウォーキング、家の中では毎日筋トレ、階段の昇降もしているのに・・・。
なのに、太ったぞ。
毎日3食きっちり欠かさずにしっかり食べているとこうなる、ということを思い知らされた。
飲み会参加のメンバーからは、こんな意見が上がった。
・出勤している時より、生野菜が食べやすくなった。
・ちゃんと食べるから健康になった。
・ZOOMで友達と筋トレする予定を入れた
・リングフィットしている同僚がいる
・BiSHにハマって、ライブ映像見ながら踊ってる同居人
・歩数がめっちゃ少ない(下手したら2ケタ・・・)
むむぅ。みんな生野菜とかちゃんと食べてるのね・・・。見習おう。
【第5問】リモートワークになって良かったことは何ですか?
■通勤
・通勤がなくなった。
・通勤時間がなくなった分、自己啓発できる時間ができました。
・満員電車に乗らなくてよくなった。
通勤については、圧倒的にこういう意見が多かった。
普段、満員電車に揺られて、通勤するだけでもかなりのエネルギーを吸い取られている日本人。
■ストレスフリー
・ノーメイクノーブラで過ごせる
・部屋着ばかりなので洗濯物が若干減った
・休憩中にストレッチしやすい
・移動中に不機嫌な人に会うとかが無い。
・対人ストレスが無くなった
・リフレッシュしやすい
・服装の制約が無い
・空調等が自分の好み
ストレスが無くなったという意見も。
その種類も様々だが、服装に関すること、家事に関すること、対人に関すること、休憩に関することなどが見られた。
■効率化
・仕事と家事の作業の行き来ができて生活全体の生産性があがる
・無駄が省けた
・やるべきことに集中できること
・会話によって生まれる無駄な時間が減ること
・突然話しかけられる事がないので、集中して仕事ができる。
・時間の有効活用(ながら家事できる)
・タスクの明確化
・自分のペースでスキルアップに取り組める
・集中できる
・不要なコミュニケーションの排除
・1日に「無駄だ」と感じる時間が減った(例:電車の待ち時間、駅構内を乗り換え出歩く時間、家から駅までの徒歩、駅から職場までの徒歩、ランチを買いに行くための時間など)
・会議時間が短縮された
・自分の仕事に集中できる
効率化ができたという意見も多かった。
家にいる時間が多くなることによって、時間の使い方が変わったことによる効率化なのだろう。
■食生活
・生野菜やフルーツを手軽に食べられる
・淹れたてコーヒーがいつでも飲める
・食事の健康面の向上
食生活についても、興味深い。
生野菜やフルーツを会社のデスクでは食べにくいが、家だと食べられるし、コーヒーもいつだって淹れたてが飲める。
飲み会参加のメンバーの意見では、
・旦那が三食作ってくれるので、栄養バランスが良くなった
・完全食 BaseFoodに挑戦している(パンやパスタなど栄養素が高いし、腹持ちする)
などがあがった。
BaseFoodなど普段からいつかやろうと思っていることに挑戦する、というのはポジティブで良い。
私の先輩は、マドレーヌの型を買ったと言う。手作りでお菓子を作って、おうちカフェの時間を楽しむのも、素敵な変化だ。
■コミュニケーションツール扱いの向上
・技術職じゃないテクノロジーに疎いメンバーも色々なツールを使う機会が増えた
・入社したばかりで、人見知りで緊張して声をかけて話を聞けないといった可能性があったが、Slackなどなら相手の様子気にせず気兼ねなくメッセージを送って質問できる
・1on1 のコミュニケーションが増えた
後の項目でもツールについては出てくるので、ここでは詳細は割愛するが、コミュニケーションツールを扱うことが必然的に多くなることで、使い慣れるという現象が起こる。それによって、コミュニケーション自体にも変化が起こるようだ。
飲み会参加のメンバーの意見では、
・Slackでの雑談が多くなった。「#雑談」というチャンネルがあって、そこに会話が流れて、あとで見ると投稿があふれていて、ついていけなくなる。
・テキストを打っている時間が多くなった。
・チャットで忙しい
などがあがった。会ってなくても、やはり雑談はしたいのだな・・・。
■生活の変化
・時間が増える(気がする)
・クルマに乗る時間が増えた
・平日日中にランニングに出られる(明るいうちに終業できる)
・犬といられる
・家事が溜まらない
・睡眠時間増えた
・子供と接する時間が増える。
・家事ができる。
・睡眠時間と自分の時間がしっかり確保できていること
・家族の時間が増えた、家事を手伝える機会が増えて妻に感謝することが多くなった
・感染対策で、衛生管理に対する意識が高まった。
・手付かずになっていたクローゼットの掃除ができた。
・自宅のパソコンのメンテナンス、データの整理ができた。
リモートワークは、時間の使い方や、生活全般に影響を与えているといえる。
【第6問】リモートワークを快適にするためのあなたの工夫を教えてください
■仕事環境を整える
・環境整備(モニターや姿勢を保つための椅子に対する投資)
・ずっといたくなるような書斎をつくった
・PC用USBライトやジェルクッションなど、環境整備
・TVをサブディスプレイに利用
・椅子に座る
・スリッパをいいものに変える
・Webカメラとマイクいいやつにした
・配信系の設備を整える
・モニタは2枚
・部屋の掃除
・ラジオを流すようにしている
・家族の協力を仰ぐ
・アロマキャンドルやアロマオイルで快適な空間を作る
・リラックスする部屋と仕事をする部屋を分ける
・好きな音楽を流す
まずは、仕事をするための環境を整えることが大事。人それぞれの工夫が見られる。
■コミュニケーション
・メッセージング(Slack)で話しかけて、孤独感を感じないようにする
・独り言のようにチャットすることで伝わりにくさを解消
・Teamsに雑談チームを作り、おはようからスタート。雑談もあり。
・仲間とのコミュニケーション時、テレビ電話にして相手の表情を観ながら相談や合意を得ている。
・妻への感謝
仕事仲間とのコミュニケーションにも工夫が見られる。
飲み会メンバーから賞賛の声が上がったのは、一番最後の「妻への感謝」。普段家にいない人が家にいることによって生まれる「コミュニケーションの歪み」をうまく回避するためにも、家族やパートナーへの感謝は忘れてはいけないと思った。
ちゃんと言葉にして、感謝を伝えよう。
■タスク
・リモートでできない作業とリモートで良い作業の見通しを常に立てておく
・メンバーへのタスクの明確な指示と密なコミュニケーション
リモートでできない作業ももちろん生まれてくるだろう。それを選別し、優先順位をつけるのは必要不可欠だ。
私は、毎日のタスクを朝イチで報告、終業時には日報をチャットワークに投稿するようにしている。
こうすることによって、隣に座っていれば何をやっているか見えていたものが、リモートワークで「何をやっているのかわからない」「進捗が見えない」という状況に陥らない工夫をしている。
■時間の使い方
・時間を決めて仕事する
・1日1回必ず犬と散歩をすること
・朝起きて夜眠ること
・電話、会議などは決まった時間以外は行わない
・プライベートの時間割と合わせて、始業終業の時間をきっちり決めてメリハリを作る。
時間のメリハリをつけるということも大切なことで、当たり前のようだけどとても難しい。基本は、朝起きて夜眠ること。そして、その起きている時間の中をある程度ざっくりでもいいので、区切っていく。それが「時間割」になる。
■リフレッシュ&リラックス
・仕事の集中力が落ちたら、家事かストレッチをする
・定期的なストレッチやヨガ
・いろんな場所に座って姿勢をこまめに変える
・毎時間ストレッチなどをしている
・長時間座りがちになるので、時々ストレッチや散歩。
・運動をする時には歩く・走る・ダンベルを使うなど変化をつけて心拍数を上げ下げすること
・良い食材を買うようにした
・家ではあまり飲まない飲み物を用意する
・コーヒーを豆から挽くことで、リッチな気分でティータイムが過ごせる。
・適度にサボる。
リフレッシュ方法は、真似がしやすいものも多い。ストレッチ、散歩、食生活など。私が今後取り入れたいのは「お風呂の時間の質を高める」。
お風呂に入って身体を温めてから眠ることで、一日の終わりを感じることができるし、37~39℃のぬるいお湯に10分以上、ゆっくり入ると、副交感神経が刺激されて精神の緊張がほぐれ、筋肉もゆるんでいくという効果もある。
お風呂の時間の質を高めると、さらにリモートワークのリズムが整うのではないかと考えている。
■身だしなみ
・ちゃんと着替えて眉毛描く
・着替える、ちゃんと髭を剃る
パジャマから着替えて、身なりを整えることで、仕事をするモードに切り替えるという意見も。家にしかいなければ、パジャマのままでいいじゃない、となりがちだが、せめて部屋着には着替えよう。
そして、顔を洗い、髪を整えると、「今から仕事するぞ!」という気合いも入る。
Web会議やオンライン飲み会でカメラをONにすることも効果がある。人に見られている、という感覚が生まれる。
そんなことを言っている私は、Web会議やオンライン飲み会では、たいていカメラをオフにしているだが、顔色が悪く映るのと、部屋が雑多に映るのが嫌だからだ。
しかし、それならば、きっちり化粧をすればいいし、部屋をきれいに片付ければいい。
自分と自分の住んでいる家の欠点に気付き、修整していくことができるのも、リモートワークの良い点なのかもしれない。(頑張れ、自分)
<【第3回】に続く>
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