見出し画像

【R60-SETAGAYA- 登録事業者紹介③】まるで大きな家族のような民間学童〜株式会社東急キッズベースキャンプ~

現在、世田谷区で実施中!「シニアの働く」と「地域の事業者」をつなぐ情報プラットホームを作るモデル事業「R60-SETAGAYA-」。

R60-SETAGAYA-に登録いただいている事業者についての情報は、実際のお仕事募集画面でもご覧いただけますが、掲載している情報はほんの一部。もっともっと、登録事業者の想いをお伝えしたい!そして利用者であるシニア以外の幅広い方々にも、どんな事業者が世田谷区にあって、どんな想いで仕事をしているかを知っていただきたい!ということで、noteに場を移し、事業者のみなさんについて、更に深掘りした内容をお届けします。

今回は、世田谷エリアを中心に東京神奈川で23もの民間学童を経営する、民間学童の草分け的存在の「株式会社東急キッズベースキャンプ」の運営本部の小林さんにお話を聞きました。

私たちの事業と目指す姿

――事業内容について教えてください。

東急キッズベースキャンプ(以下、東急KBC)は2005年の創業以来、子どもたちがくつろげる新しい放課後の居場所を提供し続けてきました。民間学童の先駆けとして、道なきところに道を作ってきたと自負しています。現在では東急線沿線を中心に東京神奈川で23のスクールを経営。世田谷区内には三軒茶屋、桜新町、用賀、二子玉川に店舗があります。学童に関わる事業の他には、子どもに関わる人材の研修やコンサルティングなども行っています。

<事業内容>
• アフタースクール(民間学童保育事業)の経営
• 未就学児保育事業
• 学童保育等運営受託
• 学童保育コンサルティング
• 研修、人材育成事業


――東急KBCで大切にしていることはなんですか。

私たちが特に重視しているのは、職員の人材育成です。教育的な価値観は人それぞれなので、それを各スタッフに押し付けるとうまくいきません。チームとして一緒にやっていけることが大事だと考えています。東急KBCでは「キッズコーチ」という直接子どもたちと関わる立場の職員をはじめ、調理師さんやドライバーさんに至るまで、会社の理念や育成方針に即した研修を受けています。全ての人が同じ方向を見て、子どもたちの可能性を最大限伸ばすような、最高の環境を作ることを目指しています。

KBCα二子玉川送迎車

また、ただの「お預かり」ではなく、英語や茶道、アート、プログラミング、食育など、子どもたちがさまざまな体験ができるプログラムやイベントを充実させています。それらの体験を通して、自分軸と社会軸という、これから生きていくために必要な人間力の基礎となる軸を育んでほしいと考えています。

世田谷との今とこれから

――地域のみなさんとのつながりについてお聞かせください。

地域の主婦やシニアの方もパートやアルバイトでスクール運営に関わってくれています。若い正社員のキッズコーチが、パートタイムの経験豊富なシニアスタッフからいろいろと教えてもらうこともあります。フラットな関係性の中、それぞれのスタッフがそれぞれの立場で子どもたちの成長を見守ってくれています。またスクールとして地域の商店街のお祭りやハロウィンイベントに参加したり、清掃活動をしたりと、地域との関わりも大切にしてきました。

R60-SETAGAYA-への想い

――R60-SETAGAYA-でどのようなことを実現したいですか。

東急KBCでは、毎年”KBCタウン”という、子どもたちが集まり、皆で一つの街を作るイベントを開催しています。そこでは、元大工のシニアスタッフが、子どもたちのために奮起して、本格的なお店を作るのを手伝ってくれたり。高齢の方でも、それぞれの得意なことで、子どもたちにいろいろな知恵や人生経験を還元していただける機会があります。多くの世代の方と触れ合うことで、子どもたちは学習塾のように勉強を押し付ける形の学びではなく、経験や人との関わりの中から学び、社会性を身につけていくことができるのです。R60-SETAGAYA-には子どもたちの送迎ドライバーの仕事を掲載していますが、安全に送迎するだけでなく、子どもたちとの交流を楽しんでもらい、そこから世代間の違いによる良い化学反応が生まれたら理想的ですね。多くの人に見守られ、絶対的な肯定感の中で育まれた子どもたちは、チャレンジ精神も旺盛なんです。そんな子どもたちを、地域の人たちと協力し合いながら、社会に送り出していきたいです。

私の「R」は、これ!

――モデル事業の愛称である「R60-SETAGAYA-」。Rの一文字には、たくさんの思いが込められています。東急KBCさんの大切にしている「R」は何でしょうか。

画像2

「Responsibility(責任)」です。

大小さまざまな「責任」が誰にでもあると思います。不必要に重くとらえるのではなく、その責任を果たすことで、誰かの役に立つ、社会を円滑に回す、その一つになっていると考え、「やりがい」に変換するようにしています。

――東急キッズベースキャンプさん、ご協力ありがとうございました!

*11/17、19に施設見学会を開催します*

11月17日(水)、19日(金)に「民間学童の送迎ドライバーのお仕事をするための施設見学会」を実施します。
実際に仕事を始める前に、気軽に話が聞けるイベントです。ご興味のある方は、ぜひGBERからお申し込みください!
※GBERの閲覧には、「R60-SETAGAYA-」への登録が必要です。詳しくはこちらをご覧ください。

今後も、R60-SETAGAYA-登録事業者のみなさんをご紹介していきます。
ここでしか聞けない、事業への想い、それぞれの「R」の話も、どうぞお楽しみに!

---------------------------------------------------------------
Facebook、Twitterからも情報を発信しています!
【Facebook】https://www.facebook.com/GberSetagaya
【Twitter】https://twitter.com/GberSetagaya
---------------------------------------------------------------

お問い合わせは以下へご連絡ください。

(世田谷区事業者の方)

(世田谷区民の方)

働くをRe:DESIGNする
R60-SETAGAYA-
世田谷版GBER運営オフィス(運営:非営利型株式会社Polaris)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?