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【R60-SETAGAYA- 登録事業者紹介①】介護に”もっと”、新しい感動を!~株式会社more~

現在、世田谷区で実施中!「シニアの働く」と「地域の事業者」をつなぐ情報プラットホームを作るモデル事業「R60-SETAGAYA-」。

R60-SETAGAYA-に登録いただいている事業者についての情報は、実際のお仕事募集画面でもご覧いただけますが、掲載している情報はほんの一部。もっともっと、登録事業者の想いをお伝えしたい!そして利用者であるシニア以外の幅広い方々にも、どんな事業者が世田谷区にあって、どんな想いで仕事をしているかを知っていただきたい!ということで、このnoteで、事業者のみなさんについて、更に深掘りした内容をお届けします。

今回は、従来の公的な介護サービスとは一線を画したスタイルで介護事業に取り組む「株式会社more(モア)」の人事労務部ヒューマンリソースマネージャー、渡辺将広さんにお話を伺いました!

私たちの事業と目指す姿

福祉を取り巻く環境・ニーズが多様化していく社会の中で、「みなさまに“新しい感動”をお届けする企業でありたい」と挑戦を続ける、株式会社more。現在は世田谷区内(用賀・瀬田・千歳船橋)で通所介護、訪問介護、訪問看護など8つの在宅支援の介護事業所を運営しています。

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社長は40代の若さながら、介護という仕事に携わって20年というベテラン。

介護を「人間の尊厳に関わる仕事」と考え、通う人の尊厳も働く人の尊厳も同じように大切にする会社を作りたいと、2012年にmoreを設立しました。


スタッフの平均年齢は39歳。業界の中では比較的低めですが、それは若い方からの応募が多く、かつ離職率が低いため。あえて“介護っぽさ”を出したくない、という考えから取り入れられた黒いポロシャツのユニフォーム、カフェを思わせる外観や内装は、スタッフが働きたくなるような、利用者は来所するのが楽しみになるような雰囲気を創り出しています。若いスタッフとかかわることで高齢の利用者も元気がもらえる、というメリットがあります。ただ、それだけではなく、むしろ「多様性を大事にしたい」という社長の意向から、経験豊かな人生の先輩方にもぜひ関わっていただきたいという思いがあるのだといいます。

信頼しあえる家族のような組織づくりを目指しているmoreの企業理念は、以下の通り。

関わる全ての人々にたくさんの感動を提供しようとし続けること
社員の成長こそ企業の成長である、自主性と創造を大切にすること
地域社会を愛し愛される企業となり、社会への貢献性を高め続けること

「理念をしっかり守れば、自由に考え、動いて良い」と伝えられているというスタッフの合言葉は、「more(モア)っぽくていいね」。もともと送迎のスタッフとして働いていたスタッフが、手が足りない調理の手伝いをはじめてくれた例があったといいます。これも、空いている時間だからという、本人からの提案で、経営層からはすぐにOKがでたそう。風通しのよさが魅力の社内では、利用者にとってより良いサービスを提供するために、一スタッフの提案も大切に受け止め、社長もスタッフもみなが同じ目線で語り合っています。

アットホームで心が通った介護を行うには、スタッフ一人ひとりが心豊かに笑顔でいることが重要と考えているからこそ、職場環境の向上にも注力しているmore。スタッフの「その人らしさ」を大切にし、様々な個性の力が発揮することで、あらゆるバックグラウンドを持った利用者に寄り添ったきめ細やかな介護ができる、との考えを持っています。

世田谷との今までとこれから

――世田谷区とのつながりや、今後の展望についてお聞かせください。

社長の倉田は生まれも育ちも世田谷区。玉川小・玉川中の出身です。愛着のある地元で、大手と比べればゆっくりではありますが、着実に事業を拡大しています。目指すのは、「世田谷のどこにいてもmoreのサービスを受けられる」未来。

世田谷区は素晴らしい人材の宝庫。これまで様々な経験をされてきた同じ区民のみなさんの力をお借りしながら、豊かなコミュニティー作りができたらと願っています。

R60-SETAGAYA-への想い

――R60-SETAGAYA-について、どのようにお考えですか。

moreでは、たとえば「女性にはこの仕事が向いている」「シニアならばこの仕事を」というような考え方はしておらず、その人の尊厳を大事にし、その人らしさを生かすことを理念に掲げています。「働くをRe:DESIGNする」という「R60-SETAGAYA」の趣旨には、自分たちの理念に近しいものがあるのではないかと感じました。

自分たちもいずれ歳を重ねて「R60-SETAGAYA」のお世話になるかもしれないと考えつつ、関わっていければと。また、介護業務には今の保険ではできないゾーンがたくさんあります。その部分に「R60-SETAGAYA」を通してアプローチして、新しい事業を作ってしまう、くらいのことができれば面白いな、と考えています。

私の「R」は、これ!

――モデル事業の愛称である「R60-SETAGAYA-」。Rの一文字には、たくさんの思いが込められています。株式会社moreさんの大切にしている「R」は何でしょうか。

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「Reliance (信頼) 」です。

仕事をする上ではもちろん、そうでないときも、人間関係の基本はやはり信頼にある、と思っています。

――株式会社moreさん、ご協力ありがとうございました!

今後も、R60-SETAGAYA-登録事業者のみなさんをご紹介していきます。
ここでしか聞けない、事業への想い、それぞれの「R」の話も、どうぞお楽しみに!

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働くをRe:DESIGNする
R60-SETAGAYA-
世田谷版GBER運営オフィス(運営:非営利型株式会社Polaris)


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