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1/20土曜:ワークをやってみよう(①認知行動療法で振り返り)


おはようございます、1/20土曜日です。

どんな朝を迎えてますでしょうか。

毎週土曜日は「ワークをやってみよう」と題してます。

ここでは、認知行動療法を使って「何で買ってしまうのか、その根本的な欲求」を探すワークをしていきます。

買ってしまうだけでなく、つい動画やドラマをずっと見てしまうことや、ついつい食べてしまうことも仕組みは似ています。

そこに隠された「欲求」を考えていき、ストレスの元になっている原因に気づいていく事が目的です。



1. 認知行動療法とは?



認知行動療法は心理療法の一つです。NPO 日本認知行動カウンセリング協会様のサイトより説明を引用いたしますと

認知行動療法(Cognitive Behavior Therapy)とは、行動や情緒の問題に加え、認知的な問題をも治療の標的とし、これまで実証的にその効果が確認されている行動的技法と認知的技法を効果的に組み合わせて用いることによって問題の改善を図ろうとする治療アプローチの総称です。

出典:NPO 日本認知行動カウンセリング協会 認知行動治療法

このように書かれています。

噛砕くと認知行動療法は、考え方(認知)と行動の関係を理解して、気持ちや問題を改善しようとする心理療法です。

自分の認知を知り、無意識に歪んでる事に気づき、そこから考え方を変える事で行動を変化させ問題を解決する。流れとしてはこのステップになります。


2. 認知行動療法を行うと何がいいのか


まず注意書きになりますが、私は専門家ではありません。

自分が辞めたい習慣である「グッズをたくさん買う」「タバコを吸う」「漫画をずっと読み続けてしまう…」等を解決する為に本などを読み自己解釈した方法になります。
そこだけはあらかじめご了承願います。

認知行動療法の利点は沢山あります。

・自分の行動を俯瞰的に見るようになる

・無意識にもつ価値観や抑圧に気づく

・対処をできるようになる

・心が軽くなる

私の体験談ですが、自分の行動と感情を記録して、今起きる感情や感覚に注視し始めて数か月したころの出来事です。

帰宅途中で、駅のホームへ向かっていました。

その時私は昔からある価値観から抑圧され、無意識に他者を拒絶しようとし、また自分を卑下したり相手に対して心の中で攻撃的になったりする癖があると、急に気づきました。

「嘘、今何考えてた…?」

自分の無意識に気づいた時衝撃的で思わず言葉が出ました。

認知の歪みのようなもので、そして一度気づくと次からは無意識に行われていたことに気づきやすくなります。

気づいたからと言って、長年の考え方の癖は簡単には直せませんでした。

しかし他者の価値観と自分の価値観が混同している事や、行動に対してどう感じているかも気づくことができたのです。


3. ワーク《買ったものを振返る》


認知行動療法は「機能分析」や「行動分析」を使って分析を行います。この中の「機能分析」を使い「この行動から何を得たかったのか」を考えていきます。

《ワーク1》認知行動療法を使い、どうして買ってしまうのか客観的に眺める


ここでは辞めたい行動を「キャラグッズの購入」としています。キャラグッズに限らず辞めたい行動に対して置き換えて考えてください。

①まずはB5サイズ位のノートを用意してください。(サイズは自由です。Excel等でも問題ありません。)

②紙を縦に3分割するよう線を2本引いて、一番左に自分が最近買ったものを3〜5個思い出し、紙に箇条書きで書いてください。

③その横に買った理由を書いてみます。

④更に横にその日の出来事を思い出しながら1行くらいで書いてみて下さい。内容は嬉しかった事やムカついたこと等感情が動いた事を書くのがポイントです。

思い出せない方は今日以降、買った後理由を書き出すようにしてみます。


できた表を眺めて、その行動をした時何を思ったのか、感情と行動にどういう関連性がありそうか考えてみて下さい。

次回もこの表を使いますので一週間で書いて頂けたらと思います。


4. 次回


次回の1/27土曜は、ワークをやってみよう(②認知療法を使って 何が原因か探ってみる)になります。

それではまた次でお会いしましょう!

良い一日を!

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