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1/31水曜:お金を貯めるとは?(③目標を設定する)


おはようございます、1/31水曜日です。
今日が1月最後ですね。
どんな朝を迎えてますでしょうか。

毎週水曜日は「お金を貯めるとは?」と題してます。
詳しくはこちらの記事に全体的な流れを書いております。↓


前回はExcelを使った家計簿の付け方をご紹介させていただきました。
家計簿と同じくらい大事なのは目標額の設定方法です。



1. 何のためにお金を貯めるのか見直す


家計簿は必要な支出の見直しをして、月にどれくらい生活費に必要か分かるようにするためのものです。そこからどれくらい貯金が出来るかも計算が可能でしたが、そもそも何のためにお金を貯めるのか決めておくのが大事です。

・家などの購入の為
・旅行の資金
・子供の養育費
・老後の為

人によって異なり、環境や家族で大きく変わります。
ここでは独身一人暮らしで計算しております。(お子さんがいたりすると全然変わってくると思います)

2. どういう暮らしをしたいのか考える


何のために生きていきたいのか。

そうではなく「どんな暮らしをしたいのか」で考えた事はありますでしょうか?

朝起きてどんな部屋にいて、仕事はどんな感じで、帰ってきた部屋でどう過ごしたいのか。

これが大事になります。

理想の暮らしを叶える為の貯蓄です。

思いつかない方は、「これは嫌だ」から導くといいかと思います。

《私の場合》

【嫌な事】

週5出社
週末を待つ日々
通勤で具合が悪くなる(貧血持ち)
怒鳴り声と喧嘩の響く社内


嫌な事を出すと逆に好きな事が見えてくるかと思います。なので更に掘り下げます。


【嫌なことから見えてきた、こんな暮らしがいい】

①周りを気にせず家で作業ができる
②怒られたりミスがあったりしない、心穏やか
③満員電車もなく貧血に悩まない
④自分で創作し工夫するものを制作し、自分で稼げる
⑤緑や自然を感じれる、居心地のいい自分の部屋

すべてを一度に叶えることは難しいと思いますので、優先順位をきめて叶えていきます。

例えば満員電車が辛く、緑を感じられて静かな環境で暮らしたい場合、
「緑を感じれてかつ会社に近い場所に引っ越す」のも手段の一つです。
立地によっては、会社の近くだと家賃も高いかもしれません。

このように叶えたい暮らしの為、引っ越しや高い家賃が払えるよう貯蓄をするのです。

逆に田舎の方に移動して家賃もうんと少なくし、自分で仕事を作って家の中でできるようにするのも手段です。

自分の仕事を作るとなると実績や経験が必要。自己投資にお金が必要だったり、田舎で生活するための車も欲しいと考えるならそれらのお金が必要です。

もし毎年旅行に行って、その分普段の暮らしはひたすら質素がいい人ならそういう暮らしに合うように。
いつか海が見えるところで暮らしたいから、そのためにいくら必要か計算してみる。

私は一千万の貯蓄達成といっていますが、目標額はまだ先です。
しかし「こんな暮らしがしたいから、これくらいお金が必要で貯めている」というのを計算して進めているので迷いがなく貯めています。

また家計簿からどれくらいで達成できるか、進捗はどうかも分かることができているのでこの二つはやはり重要だと考えています。

3. どれくらいで目標を達成したいか考える


目標の達成のコツは、「いつ」を決める事です。

ノートでもExcelでも、スマホのメモ帳でも「目標達成までの具体的アクション」を書きます。
なぜなら「いつか」だと人は楽な方に流される生き物なので、「いつ」に変える必要があるからです。

そして自分の価値観や気質にあった目標になっているか考えてみて下さい。

またリスクヘッジも考えておくといいです。例えば「3月までに行動出来なかったらやり方を見直す」など上手くいかない時の切り替えラインになります。また、なるべく具体的な数字で書くようにします。

目標達成までの具体的アクション

例)
目標:
会社の近くに引っ越す
・満員電車もなく貧血に悩まない
・緑や自然を感じれる、居心地のいい自分の部屋

いつやるか:
202×年2月上旬

どうすればできるのか:
・引っ越しする資金を計算、50万を貯める①
・家賃が今より2万増えるので、2年住むなら48万貯める②
・①+②合計100万があればできる

どうやってやるのか
・約100万必要なので月5万貯蓄で1年8か月
・新しい収入源を作る(月1万稼げるもの)
・昇格をめざす(月1万~3万UP)

優先順位は
・貯蓄の為の家計簿作り

リスクヘッジ
・1年経って50万貯蓄出来なかったら引っ越し資金の見直し
・転職も視野にいれる

4. 定期的に見直す


短期的な目線で引っ越しを例に挙げましたが、リスクヘッジの欄にもあったように期限を設定して進捗や目標が達成できる見込みがあるか、定期的な確認が重要です。

四半期ごと位が丁度いい目安かと思います。
そして変更がある場合は新しいアクション手段を立てます。
これを繰り返していくと、自分がどれくらいなら可能な範囲なのかわかってきます。

コンフォートゾーンやパニックゾーンという言葉を聞いたことはありますでしょうか?

人はラーニングゾーンという所にいると、今は手が届かないが学びつつ目標に向かって成長していけます。逆にパニックゾーンでは高すぎるレベルに疲弊して挫折してしまい、コンフォートゾーンでは快適ですが成長は出来ず現状維持になります。

自分のラーニングゾーンを見つけながら調整してみて下さい。その為の振り返りになります。

5. 次回


今回は目標額の決め方について、私なりの設定方法をご説明させていただきました。
リスクヘッジを考えておくのは不安になりがちなタイプの方には特におすすめします。

次回は、2/7お金を貯めるとは?(④代用する考え方をもつ)になります。

それでは次回またお会いしましょう。
良い一日を!


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