転職体験記③ 転職までの経緯:入社後その1

2018年4月~7月 
予定通り入社。物流倉庫でのエリアマネージャーとして、小田原で研修を受ける。すべては冒険の始まり。変化の激しい環境で、どんな出来事も、成長意欲を搔き立てられた。本当に毎日勉強したいことにあふれていた。

2018年7月~2019年8月
新しくLaunchする大阪へ異動。新規部署の立ち上げをする。わからないながらも、新しいプロセスを作って上司に指摘を受けても反骨精神で押し切った結果失敗したり、初めて部下を持ったり、業務経験を通じて学ぶことが多かった。マネジメントの難しさを知った。最初はどうやって部下と接すればよいかわからなかったが、同時に人の成長に貢献するやりがいを感じていた。

2019年9月~2020年8月
オペレーション部門に異動。入荷部門の一プロセスの担当マネージャーになった。仕事内容は、①担当工程の配置管理、安全/品質/生産性トレーニング ②1on1③チームメンバーのディベロップメントだが、1日の大半は①で終わる。最初の3か月は持ち前の好奇心な性格からオペレーションの仕組みを知ることが楽しかった。しかし、3か月を過ぎたあたりから、仕事をする自分の生きがい、エネルギーがみるみるなくなっていく。いったん覚えてしまえば、毎日が同じことの繰り返しだからだ。
この仕事から何を得られるのだろう。この仕事って自分ではなくてもできるよなあ、自分がここにいる意味って何だろう。上司の仕事も将来やりたいとは思わなかった。

シフト勤務で不規則生活、精神的疲労で謀殺される日常に、休みの日はストレスを癒すのが精一杯だった。死んだ目をして毎日仕事に行っていた。
同期や上司が、次のチャレンジを見つけて辞める姿を見て、本当にうらやましかったし、自分もそうなりたいと思った。
でも、やりたいこともわからないので、新しい一歩の踏み出す先もわからない。やりたいことがわからない時は今の仕事を頑張るべきだよとも言われた。
会社の雰囲気は好きだったのに、何をやりたいのか不明確だったので、仕事をする意義を完全に見失った。
ピアノの先生の家でピアノを弾くこと、先生のご飯を食べることが、ぽっかり空いた心を満たす場だった。

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