カナダのホワイトホースにオーロラを見に行った話
人生の目標の1つに「オーロラを見る」というものがあった。
日本からはほとんど見ることのできない、プラズマの光。
夏にオーロラを見るならイエローナイフ(※)が鉄板であるようだが、今回は他にも観光したい場所があったためホワイトホースを選択した。
以下の記載は渡航した2023年8月末時点の情報である点に注意されたい。
(※)今年のカナダは山火事が酷く、イエローナイフのオーロラ観光ツアーは全てドタキャンとなったらしい。
オーロラ鑑賞
オーロラはホワイトホース市街地から離れた場所で見る必要があるので、なにかしらのツアー的なものを予約しておくのがベターである。
私の予約したツアーでは、市街地から車で1時間弱ほど走ったところにある施設での鑑賞だった。
足元もおぼつかないほど明かりのない場所であったので星空が、
こんな感じで見える。
テントの中で焚き火を見ながら鑑賞したり、
コテージ的なものでコーヒー・お菓子をつまんだりもできる。
オーロラ鑑賞時の服装については初秋の東京ぐらいのものが望ましいと思われる。
長袖+長ズボン+ジャージ程度の薄さの上着+スニーカーが基本だろうが、私が行った日は比較的暑かったので五分袖のトップス+上着でも全然いけた。
昼間の市街地観光の際は、猛暑日の東京ぐらいの服装で肌寒くて気持ちいいぐらいである。(ホワイトホースは乾燥地帯なので東京のような湿気の不快感は無い)
その日どの程度のオーロラが見られるかは運なので、あとは祈るのみだ。
私はオーロラガチャSSR排出したので、どえらいもんが見れた。
ちなみに、オーロラはカメラを通すとこのような色合いで見えるが、肉眼では白黒のモヤにしか見えなかった。知らなかった…
ご飯
日中起きられなかったり、土日で店が開いてなかったり、スーパーの惣菜で済ませてしまったりであまり満喫できなかったので写真だけ載せる。
なお、カナダはチップ要である。食事は20%前後という感じらしい。
市内観光
市街地街歩き
ホワイトホースはコンパクトな街である。とはいえ、端から端まで歩くのはそれなりにしんどいので市内観光ツアーを予約しておいたほうが無難だと思う。
メインストリートとその近辺の道を歩くだけでご飯屋やお土産物屋とかは結構事足りる感じだった。
ユーコン野生動物保護区(Yukon Wildlife Preserve)
ケガなどにより野生環境で暮らせなくなった動物を保護する施設。
ホワイトホース市街地から車で片道30分ほどのところにある。
移動+保護区内バスガイド付のオプショナルツアーを申し込むのが鉄板であるが、出発2週間前からチンタラ探し始めたため予約できなかった。
仕方ないので行き帰りはタクシーを利用し、保護区内は徒歩で回った。
タクシーは片道70ドルぐらいだった。
(チップは20%ぐらい払ったが、適正相場はよく分からない)
動物園というよりは、ところどころに動物が展示されている大きな自然公園という趣きである。
基本的には遠くのほうにいる動物を眺める形になる。
保護区内を徒歩で回ると2時間15分ぐらいかかった。
その他雑多なこと
皆マスクもつけておらず、コロナ感染対策的なものも特段なかった。空港の検疫的なものもなかった。
治安は良かった。スリも全くなかったし、タクシー利用時のトラブルもなかった。
日本の感覚と比較して、物価がやや高めな印象(特に外食)。2泊5日で255ドル用意して行ったがほぼ全て使い果たした。
持参したレンタルWi-Fiがホワイトホースでだけ使用できなかったので、レンタルWi-Fiを選ぶ際は多少気を付けたほうが良いかもしれない。(原因不明だが、現地通信会社との回線の相性の問題...…?)
Independentという大きなスーパーがあるため日用品を多少忘れても現地調達が可能。
おまけ:バンクーバー
日本からホワイトホースへの直行便はないため、バンクーバー空港経由で渡航した。
エア・カナダの機内食は午前/午後、6時と1時に出るようだ。
5時間ほどトランジットがあったので電車に乗ってギャスタウンまで行ってみた。
ここは北緯60度。
やたら高い北極星を眺めながら人生の目標を探している。
おわり
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