コロナウイルス拡大による差別意識について 実際に差別を受けた僕の考え
コロナ感染者拡大により高まる差別意識、道を歩けば口を押さえて顔を背けられコロナコロナとまくし立てられる。
ヘイ!コロナ! ハロー!ウイルス!なんて話しかけてくる奴もいれば、コロナが移るからと拒絶する人もいる。
交通機関の乗車拒否や投石などの暴力行為、細かくあげたらきりが無いほどに、とても残念なことに、こういった事がありふれてしまっている。
僕が実際に受けたものはサウナで水をかけられた事、冗談まじりにやられたので僕の腹は立たなかったが、一緒にいた人は抑えていたが怒っていた。差別を受けた多くの人が思っているだろう
「なぜこんな酷い扱いをされるのか」
何もしてないのに、コロナに感染してるわけでもないのに、目の敵にされないといけないのか?そこについての僕の考えをまとめていこうと思う。
そもそも差別とは、集団の中の個人にたいして特別な扱いをすることで、良い扱いも差別にあたる。
ところが「多くの人が悪いことばかりに注目する」ため、差別=悪いもの という認識が通常の認識となってしまっている…
ではなぜ悪いものという認識がありながら、人は差別をしてしまうのか考えてみた。
多くの差別感情は対象を傷つけ、排除する意識を持っていてイジメもこれに関連する行為でこの世界にありふれている。
無くならないということは、必要?
悪いものという認識がありながら、無くならないということは必要なんじゃないかな?と考えてみた。差別が必要なものとして考えるのを→排除が必要と考える。
そうすると腑に落ちる場合がある、集団の中に敵が発生した場合に人がとる行動は敵対して排除するだろう。これに基づいて考えると色々なことが、とてもシンプルに見えてくる気がする…
人は集団で生きるために、「集団の存続」を脅かす危険因子を排除する必要があり、そのためには危険因子をあぶりだす必要がある。
「警戒心」が重要な機能にあげられる、あやしいという感覚を持ち、危ない奴、を見分け、敵の大きな特徴「怖い」という恐怖心から敵を発見する。
そう捉えることで、集団から個人が「敵」とみなされ排除される「差別」に必要性が感じられる。
敵は怖い 怖いは敵
言葉にはイメージ 印象というものがあり、これらは大きく言葉と結びついている。たとえばうんちは汚いが、汚いものを想像したときもうんちが出てきやすいだろう。
このように言葉とイメージは密接な関係をもっていると言える。そしてこの事の恐ろしいところは、人間関係において敵は怖いというイメージが反転して、怖いから敵になりえてしまうということである。
怖いと感じたものが敵になってしまうのだ。人が恐怖を覚える対象とは、それは自分とは違うもの、理解できないものに恐怖を感じやすくなっており、自分と違うものを受けれることが難しくなっている。
なので集団になじめない固体は理解されがたく、非難され、イジメまたは差別にあう。
まとめ
これまでの事をまとめると、差別は「必要な防衛本能」からくるもので、今のイジメや差別は、それが湾曲した形になっているといえる。今回のコロナウイルスに当てはめると、病気=悪いもの→中国から発生した悪いもの
感染する恐怖心により、中国人ごと拒絶する意識→見分けつかない アジア人拒絶 本来ならコロナウイルスに向けられるべき意識が、残念なことに世界中の人々で同じ集団でまとまれる程の団結力が無いため
仲間を助けるためにウイルスを倒すという考えではなく、「赤の他人がウイルスを持ってきた」からやっつけろという意識になってしまっている。
僕たちの環境は、生まれてから自分と違う環境で生きてる人を知り、理解するということを教えてもらえない。
でも、教えてもらってないから、知らないから、理解しようとしないから、なんか危ない気がするから、排除してていいんですか?
「知らないから知るんじゃないんですか?」相手のことを理解しようとするのが、人間関係を築くということじゃないんですか?
子供みたいだが、僕はもっといろんな人と関わって、いろんな人を知り、いろんな意見に耳を傾け、たくさんの人と仲良くなりたい。
友達が助けを求めていたら助けてあげたい。
差別を受けたら堪えてほしい…相手も漠然とした、不安や恐怖が集まった集団心理におかしいとどこかで分かっていても、巻き込まれているだけなのかもしれない。
向こうが理解しようとしてくれないなら、こちらから理解に勤めよう。相手がなぜ差別してくるのか?
隣に彼女が居ればその人に魅力はあるということ、差別されるからと敵視しないで欲しい…
こちらがその人を知らないように、相手も知らないだけなのだ。
世界中のコロナウイルスが少しでも早く落ち着きますように。多くの人がいがみ合うのをやめて、助けあえますように。僕はそうなってほしい
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