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ホタテの矢印 Go to fisterra#9巡礼初日

2019年 10月17日 朝7時30分起床、昨日洗濯した服が梯子状のヒーターのおかげで一晩で乾かすことができた。フランシスさん(おじいさん)と奥さんの三人で朝食を食べた。

フランシスさんは朝食用のヨーグルトを、タダでくれた…仮焼きだけされた(焼かないと美味しくない)白いフランスパンを持っていたので、それにサラミを巻いて食べたのが、初日の朝食だった。


さあ歩こう

お二人とお別れをして、午前9時頃僕は歩き始めた。

歩くぞ歩くぞとハイテンションで歩くこと30分、財布を宿に置いてきたことに気づく絶望!!!焦り!!!

瞬間回れ右した僕は、宿閉めると言っていたが残ってくれていることを祈って、戻り始めた。宿にやっと着いたら、おばちゃんが凄いほっとした顔で、出迎えてくれた。

閉めずに待ってくれた事にとても感謝して、気を取り直し10時スタート!!

さっきまでのは準備運動、そう考えることで沈む暇を与えないので、財布回収できて良かった喜びをテンションに繋げて歩き始める。

なんてったって…今日は38km歩くのだから、すでに4km歩いたことなんて気にしてはいけないのだw

写真11

Go to Le-Barp

何も無い道をただひたすら歩く、巡礼の「道」がほとんど道路なのが残念だが、時折見かける「ホタテ」に喜びをおぼえる。自分でモチベーションを保ちながら歩くのがコツだと思う。

歩いている途中…わざわざ老夫婦が車を停めて、話しかけてくれた。おそらく乗せてくれようとしてくれていて、巡礼していることを説明したら、伝わったと思う。

別れ際に 「Bon voyage」フランス語で、良い旅をと言ってくれた。一人の時は人と喋るだけで元気になるのに、応援されたら元気100倍ってもんよと隙あらば自分を元気付ける。

アホに見えるかもしれないが、まる一日中歩くんですから…「自分くらい自分を応援してあげても良い」じゃないですか、皆さんも丸一日学校に行くんだから、丸一日働くんですら、「自分くらい自分で褒めてあげても良い」じゃないですか?

写真12

なんにもない道をひたすら歩くんですから、なるべく楽しく歩きましょうと言うスタンスの方が良いもんです。

到着

夕方18時15分頃にLe Barp到着!!街に入ってからの宿が遠いんだよな~と思いながら…フランシスさんが電話してくれたため、宿で可愛らしいおばちゃんが待っててくれた。

フランス語しか喋れないおばちゃんだったので、コミュニケーションに苦戦したが、最終的に伝わりおばちゃんが セボン( Se bon)(良いって意味)を連呼してて可愛かった。

宿(Albergue)の宿泊費は10€で、今日歩いた距離は42kmだった。

とても疲れたが、良いスタートを切れたと思おう!!

明日も歩く 毎日歩く Walking for today .



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