星降る夜になったら/フジファブリック
大好きなフジファブリックの曲達を
語彙力ないながらに、
1曲ずつ思っていることを
投稿していこうと思います。
第76弾は
星降る夜になったら
2008年1月23日発売のアルバム
TEENAGERに収録されている曲。
イントロからジャーンと壮大な始まり。
疾走感のあるリズムと共に
前に駆け出していくようなリズム。
サビに行くにつれてのドラマチックな転調や、
間奏のキーボードの煌めき感も聴き所。
歌詞もドラマチックになっている。
フジファブリックの
アルバム曲としては人気が高く、
2019年に発売された
ファン投票によって作られたアルバム
FABLIST1に投票2位曲として収録された。
曲について
曲が出来た経緯について
過去のインタビューを
下記に紹介させていただきます。
蒼い鳥を録っていた時にでき、
暗い曲を作っていた反動で
明るい曲ができたという、
奇跡的な曲。
デモの段階ではAメロ、Bメロ、サビが
どれもドラマチックになっていて
サビが打ち消されている状態だったため、
少し修正したり、
この曲を含めてアルバムの曲は
なまりを消して、
柔らかく歌うことに努めたり、
歌詞では金澤さんを
イメージして書いてみたりと、
色々と工夫をしてる様子が伺えますね✨
歌詞について
ここからは個人的な歌詞解釈になります。
上記の歌詞リンクを見ながら、
温かい目で見ていただけると幸いです。
星降る夜になったら 1番の歌詞解釈
真夏の午後、うっかり傘を忘れた僕は
通り雨に打たれていた。
すっかりずぶ濡れになってしまい、
もうどうでもよくなった。
濡れて変わり果てた僕の姿に君は
びっくりするだろう。
本当か嘘かなんて話した所で、
この状況を見たらすぐに納得するだろう。
たいしたことじゃないけど、
少し恥ずかしくなって照れながら笑った。
そのうち、西から東へと雲が動き、
柔らかな日が差して何もかも乾かしていった。
そんな目まぐるしく動く状況が
昨日の夢の続きを見ているようだった。
その続きが見たくなって、
空想の中で夢物語を描いた。
次第に雷鳴は遠くへ行き、
気づいたらもう暗くなっていた。
星降る夜になったら、
バスに飛び乗って君を迎えにいくとするよ。
いくつもの星空をくぐって、
振り向かずに街を出るよ。
星降る夜になったら 2番の歌詞解釈
濡れた服を着替えて、自宅を出る。
扉を閉めた後に気分よく
鍵をくるくる回しながら、
ズボンのポケットに鍵をしまう。
それと同時にもう一つのポケットに忍ばせていた
ミントのガムを取り出して、
噛みながら前のめりに走り出した。
途中で鳴らしてくるクラクションの
音が耳障りだったが、
どうでもよくなって夢中で向かっていた。
さっきまで鳴っていた雷鳴は遠くへ行き、
何かが変わった。
気づいたら星降る夜を君と見ている。
これは夢じゃないんだと
覚めた夢の続きに期待をし、
君の言葉の先を待っていた。
星降る夜になったら Cメロ、ラストサビの歌詞解釈
君と言葉を交わさず黙って夜空を見ていたら、
空から何か落ちてくる。
今まで見た景色、過去の思い出などが
フィルムのようにめくれて落ちてきていた。
そして僕は気づいた。これは夢なんだと。
慌てて駆け出した。
目が覚めたときにはもう夜、
君を迎えに行く約束の時間になっていた。
今度こそ、バスに飛び乗って迎えに行くよ。
さっきの夢が本当に正夢になるのなら、
覚めた夢の続きに期待をしながら、
君の言葉の先を待っているよ。
・・・
・・・みたいな感じでしょうか。
どこから夢でどこから現実なのか、
分からなくなるような歌詞です(笑)
全部現実とも見れるし、
実は全部、夢の中かもしれないし、
そもそも全部空想かもしれない。
私の解釈では勝手に君と入れていますが、
そもそも、歌詞に二人称がないので、
誰を迎えに行ってるのも分からない。
色んな解釈ができる
この曲の魅力ではないでしょうか?
個人的な話
この曲は幅広く解釈できる歌詞で、
たくさんのファンに愛されている曲。
ライブでやっても盛り上がる曲で人気です。
私も初めて聴いた時はアルバム曲なの?
シングルにしても良かったんじゃないか?
と思うくらいでした。
私がこの“星降る夜になったら”を
最も聴きたくなる時期があります。
それは、七夕の季節です。
なんでかというと、
単に歌詞の季節感と言いますか、
夏に雷が鳴るのって、なんとなくですが、
梅雨明けを連想させるんです。
最近まで時期がズレたりもしてますが、
私の住む場所では梅雨明けが
七夕前の時期だった覚えがありました。
そして“星降る夜”に、
“バスに飛び乗って迎えに行く”
まるで晴れた七夕の星降る夜空に
彦星が織姫を迎えに行くみたいな感じで
主人公が誰かを迎えに行くみたいな
ロマンチックな連想をして、今に至ります(笑)
あとは志村正彦星が夢でもいいから、
会いに来てくれないかな?
なんて妄想もしていましたね(笑)
なんとなく星が綺麗に見えるのって、
冬なイメージもありますが、
もう出だしから“真夏の午後”と歌ってますし、
“通り雨”や“雷鳴”は夏の季語らしいので、
この曲は夏の曲なんだなとすぐに分かりました。
皆さんはこの曲は
どんな曲に感じたでしょうか?
いかがだったでしょうか✨
星降る夜になったらを
紹介させていただきました。
これ読んで伝わらなくとも、
曲を聴いてくださって
フジファブリックの良さを
楽しんでいただけたら、
とても嬉しいです✨
また次も気まぐれで
一曲ずつ紹介と思ったことを
投稿したいと思います✨
#フジファブリック #フジファブリック志村正彦 #フジファブリック山内総一郎 #フジファブリック金澤ダイスケ #フジファブリック加藤慎一 #音楽 #音楽レビュー #スキしてみて #星降る夜になったら #アルバム曲 #TEENAGER #FABLIST
この記事が参加している募集
こんな記事でもよろしければ、サポートお願いします! いただいたサポートは感謝の気持ちで使わせていただきます!