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ペダル/フジファブリック

大好きなフジファブリックの曲達を
語彙力ないながらに、
1曲ずつ思っていることを
投稿していこうと思います。


第94弾は

ペダル

2008年1月23日に発売のアルバム
TEENAGERに収録されている曲です。

上空で飛行機がブォーンと
飛んでいるような音から始まり、
ギターの繊細なフレーズ、
志村さんのつぶやくような優しい歌声、
バスドラムのリズムと
どんどん楽器が重なり、
壮大なサウンドになっていく所が聴き所。


曲について

曲が出来た経緯について
過去のインタビューを
下記に紹介させていただきます。

【日常感から離脱させてくれる雰囲気を持っているというインタビュアー対して】

「ペダル」は、オープンD·チューニングを使っているから、そう感じるんじゃないかな。(志村正彦)

それにギターのフレーズでしょうね。メロトロンのフルートとユニゾンでやっているんですけど、それが民族的な響きになっているから。あのフレーズは、よく志村君が弾いていたんですよ。それが深みを生んでいますよね。(山内総一郎)

GiGS 2008年3月号より

ペダルの頭で、“ブォーン”っていってる音があるじゃないですか。あれは、ダブル·ネックの共鳴音なんですけど、レコーディング中に発見したんですよ。それを使いたくて、すぐに入れた…っていう(笑)。レギュラー·チューニングで共鳴させると不協和音になってしまうけど、オープンDだったから問題なかったし。(山内総一郎)

GiGS 2008年3月号より

一つだけねらってたことがあって、
この曲のBPM、というかバスドラムの
テンポですけど、
それを僕が普段歩いてる時の速さと
同じにしてくれって(志村正彦)

CDでーた2008年2月号 vol.20 No.2より

--1曲目の「ペダル」は、瑞々しいアコースティックギターから始まり、全体がフォーキーなメロディなんだけど、途中からピアノ心地よく入りつつも、次第にプログレッシブに音が渦を巻いて上昇していってさ。まるで青空と白い雲の流れが大きく広がるようなイメージなんだけど、決して現実離れした世界に飛んでいく感じではなくて、歌詞も含め、日常的な空気感がそこにある感じがするというかさ。【インタビュア】

あ、そう!今回はね、そういう、ただただプログレッシブなものやサイケデリックのフォーマットがあるという作風は、排除したかったんですよ。というのは、自分たちが大好きなクラシックロックは『FAB FOX』ですでにトライしたし。しかも、そこで感じたのは、僕らはそういうロックにありがちなドラッグをやっているわけでもないし(笑)、女の子をたらい回しにして扱ってるわけでもなく(笑)、至って普通の人たちだから、あんなサイケデリックロックな曲が、出来るわけがないと。(志村正彦)

--はいはい(笑)。まあそうだよね。それこそウソっぽくなってしまうよね(笑)。【インタビュア】

そうなんです。そういうことに気づいた上で、あえてサイケデリックロックをやってみたという。つまり、サイケデリックロックをわれわれの日常に入り込んだ形でやってしまおうと。だから、この曲では“あぁ、何かよくわかんねえなあ”という頭の中の混沌としたものを、サイケデリックに表現してみたという。そういうサイケデリックロックをやりたいと思ったということです。(志村正彦)

Talking Rock!! No.005 2008年2月号より

レコーディング中に発見した
ギターの共鳴音を
入れてみるという挑戦や、
フジファブリックなりの
サイケデリックロックを突き詰めた所、
普段の日常を取り込み、
よく分からない混沌としたものを
サイケデリックに表現し、
出来た曲がペダルだと仰っています。


歌詞について

ここからは個人的な歌詞解釈になります。
上記の歌詞リンクを見ながら、
温かい目で見ていただけると幸いです。


ペダル 1番の歌詞解釈

道を歩いていると足元に
橙色の花や、
ピンクの花が咲いていた。
道端で一生懸命
生きてる様子を見ると、
眩しくてしょうがなかった。

平凡な日々だけど、
好感を持つようになり、
毎回見る景色に
愛着が湧くようになった。

だからこの愛おしい景色。
あの角を曲がっても、 
どうか消えないで。
なくならないでよ。


ペダル 2番の歌詞解釈


ふと上空に目を向ける。
飛行機雲が僕が向かう方向へと
導かれてるように伸びていた。
飛行機雲と一緒に
歩んでいるように見えたけど、
だんだんと線がかすんで
波打ってしまった。
雲は不思議だなぁ…。

そう思っていたら、
何軒か隣の犬に出くわす。
可愛い犬だけど
毎回僕を見つけてすり寄ってくるのは
ちょっと面倒だったりして。
でもそれも悪くないなと思ったり。

そう思うこの愛おしい景色。
あの角を曲がっても、 
どうか消えないで。
なくならないでよ。

気づくと僕が歩いてる横を
知人が自転車に乗って通り過ぎる。
声をかけ追いかけようとしたが、
あまりの早さにさすがに
追いつけないくらいだった。


ペダル ラストの歌詞解釈

自転車で駆け抜けた
知人を見てふと思い出す。
そういえばいつか語ってくれた話の
続きを別の人から
聞いてしまったんだった…あぁ…

・・・

…みたいな感じでしょうか。
目まぐるしく場面が変わる
歌詞のシーンに解釈が
難しく感じましたが、
私の解釈はよく考えずに
愛着の湧いた景色を歩きながら、
視線に入ったもの全てを見て
思ったことを端的に
詰め込んだようにも感じました。


個人的な話


曲についてで紹介させていただいた
インタビューを読んだ時に
私がまずしたのは、
ペダルを聴きながら歩くことでした。

このドラムの速度に合わせて歩くことで、
志村さんと一緒に歩くとこを
想像するという名の妄想魔です😍

インタビューを読んだ方なら、
誰もが試しているはず😍(笑)
知らなかった方は
是非とも試してみてください😍

ペダルは志村さんが存命時の
ライブでのみ披露されていて、
その映像が残っています。
こちらも是非
手に入れていただけたらと思います!↓



いかがだったでしょうか✨
ペダル
紹介させていただきました。

これ読んで伝わらなくとも、
曲を聴いてくださって
フジファブリックの良さを
楽しんでいただけたら、
とても嬉しいです✨

また次も気まぐれで
一曲ずつ紹介と思ったことを
投稿したいと思います✨



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