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花屋の娘/フジファブリック

大好きなフジファブリックの曲達を
語彙力ないながらに、
1曲ずつ思っていることを
投稿していこうと思います。

第84弾は

花屋の娘

2003年6月21日に
インディーズ2ndミニアルバム
アラモードに収録。

その後、2004年2月18日に
プレデビュー盤のアルバム
アラモルトに収録された曲。

疾走感のあるバンドサウンドに
ピアノの音色が映える曲。
曲の良さに反し、
妄想爆発な歌詞に惹き込まれる
フジファブリックの
インディーズの時代の傑作曲です。


曲について

曲が出来た経緯について
過去のインタビューを
下記に紹介させていただきます。

ーー"花屋の娘"これはテーマは一目惚れとか?【インタビュア】

ああー、 恋というか妄想というか。 恋と言える物か分からないですけどね。 …街を歩いて、 別嬪さんが通り過ぎるわけじゃないですか(笑)。で、目で追ってしまう、その後もその娘の事で頭が一杯で。 でも電車に乗る頃には忘れてるっていう。歌詞は…今まで割と格好つける感じの 「悲しくったってさ」とか、 強がるのがあったんですけど、あんまり考えずに、気持ち悪いとか、人間の誰しもある、人には見せられない恥ずかしい部分というか、そういうのもやってしまおうと。(志村正彦)

ーーこの曲を1番手にしたのは?【インタビュア】

まず前作の中には絶対入らなそうな、感じの曲だと思うんですけど、そういう意味も含めてもう「違うんだぞ」っていうのを1曲目にガツンとあまり何も考えず、ノリを、疾走感みたいな物を大切にして演った曲です。(志村正彦)

クイップマガジン VOL.33より

ーー今回のレコーディングで大変だったことは?【インタビュア】

アルバムの1曲目の「花屋の娘」ですけど、今までになくテンポが早いワケですよ。これを叩くのが僕はとてもとても大変で。(渡辺隆之)

ははは(笑)。(全員)

何度も何度も叩いた。他の曲は割とすぐいけたんですけど、コレだけは。スタジオの中でパンツ一丁で叩いてましたね。辛く(笑)。(渡辺隆之)

ロフトプロジェクトインタビューより

このアルバムの自分のパートを今聴くと、好き勝手やってるなぁと思います。 この頃はみんなバイトもしてたんで、夕方から3時間くらいスタジオに入って、みんなでセッションみたいなことをよくやってました。 で、 後日志村から 「ダイちゃん、こないだのやってみて」ってセッションで僕が弾いたフレーズをもう一回弾いてくれって頼まれたりして、そういうのを繰り返してるうちに曲ができたりしてました。 そういえば「花屋の娘」 もそうやってできた曲だったような。 (金澤ダイスケ)

音楽と人 2019年2月号
(アルバムセルフライナーノーツ)より

インディーズ一枚目の
アラカルトにはない曲を出すために
アラモード花屋の娘
疾走感みたいなものを
大切にして演った曲。
その証拠に初期メンバーの渡辺さんが
ドラム叩くのに苦労したとのこと。

ピアノが映えるフレーズも
セッションから生まれた努力の賜物。
人間の誰しもある、
人には見せられない恥ずかしい部分を
さらけ出すことを重視した歌詞など。

貴重なインタビューが伺えますね✨


歌詞について

ここからは個人的な歌詞解釈になります。
上記歌詞リンクを見ながら、
温かい目で見ていただけると幸いです。


花屋の娘 1番の歌詞解釈

夕暮れの路面電車の中。
座る余裕があるくらいの空き具合。
だけど座らずに僕は外を見ていた。

暇つぶしにたまたま目に入った
駅前の花屋さんの娘にちょっと恋をした。

デートをしていると過程した妄想が広がる。
「どこに行きましょうか?」と
僕を見つめるあの子。その瞳が眩しくて、
そうこうしているうちに
あの子は消えてしまう。
妄想の中でも
直視できないくらい綺麗だった。
まるで野に咲く花のように儚い。

あの子の名前は
聞くことができないから分からない。
とりあえずすみれと名付けました。


花屋の娘 2番の歌詞解釈

すみれと名付けたことで、
愛着が湧き、
妄想は更に膨らんでいく。

2人でちょっと公園に行ってみた。
なんだか幼少期に遊んでた遊びを
ひたすらしたような気がする。
些細な遊びだけど楽しかった。

ひとしきり遊んだ後、
「どこに行きましょうか?」と
すみれが僕を見る。
その瞳が眩しくて、
直視できないくらい綺麗だった。

そうこうしているうちに
すみれは消えてしまう。
やっぱり野に咲く花のように儚い。
僕の妄想はいつの間にか消えていた。
そして妄想していたことも忘れていった。


花屋の娘 ラストサビの歌詞解釈


またある日の夕暮れの路面電車の中。
座る余裕があるくらいの空き具合。
だけど座らずに僕は外を見ていた。
暇つぶしに駅前の花屋さんの娘に
またちょっと恋をした。

・・・

妄想で始まり、妄想で終わる。
そして忘れて、また忘れた頃に
妄想を始めるみたいな歌詞(笑)

志村さんがインタビューで言っていた
“人間の誰しもある、
人には見せられない恥ずかしい部分を
やってしまおう”という部分が
垣間見れた歌詞になっています。
いやしかし…
なんとも大胆に書いていますね。

この歌詞を見てニヤリとできた方は
共感しているってことですね(笑)
個人的に志村さんの妄想を覗いてるようで、
ドキドキしました(*´艸`*)←w


個人的な話

ファンの間では花屋の娘のPVが
貴重とされています。

何故貴重かというと、
メンバーのみんなが
演技を頑張っているから✨

しかし、志村さんはこのPV以降、
演技をしないと宣言したそう(笑)

その時のことをPVの監督のスミスさんが
語っています。下記リンクにて。↓

花屋の娘のPVはSINGLES 2004-2009
初回生産限定盤に収録されています。
今ではなかなか手に入らない
代物になっています。↓

さらにフジファブリックのファン投票から
作られたプレイリストアルバム
FAB LIST1では初回限定盤にて
ライブ音源が収録されており、
そこに花屋の娘のライブ音源が
収録されています。↓

気になる方は是非、
手に入れていただけたらと思います✨


いかがだったでしょうか✨
花屋の娘
紹介させていただきました。

これ読んで伝わらなくとも、
曲を聴いてくださって
フジファブリックの良さを
楽しんでいただけたら、
とても嬉しいです✨

また次も気まぐれで
一曲ずつ紹介と思ったことを
投稿したいと思います✨

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