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Splash!!/フジファブリック

大好きなフジファブリックの曲達を
語彙力ないながらに、
1曲ずつ思っていることを
投稿していこうと思います。

第129弾は

Splash!!


2011年9月21日に発売のアルバム
STARに収録されている曲。

印象的なギターリフのイントロから
ギュイーンと入ってくるキーボード、
ゴリゴリのベース、激しいドラムと
最初から最後まで勢いがある
疾走感のある曲となっています。


曲について

曲が出来た経緯について
過去のインタビューを
下記に紹介させていただきます。

「スワン」 とか 「Splash!!」もキーボードとギターがいるバンドならではの形になったというところで気に入っています。(山内総一郎)

「Splash!!」 は、 山内君がコードを教えてくれなかったんです(笑)。(加藤慎一)

教えなかった(笑)。 加藤さんが勝手な解釈で弾いたフレーズはいつもカッコいいので、それを活かして欲しかったんです。ギターに関しては、今回は曲を作るときに歌いながら弾いていたので、 自然と出てきたプレイをそのまま活かしたものが多くなっています。 ライブで歌いながら弾くことを考えてシンプルにすることもなかったし。 普通にやって難しかったら練習すればいいや・・・みたいな感じでした。歌は、 素直に歌うことを一番意識しました。 今はそれぞれの曲の詞を、丁寧に歌っている感じです。 “伝わってくれ!” と思いながら(笑)。(山内総一郎)

GiGS 2011年11月号より

ーー「Splash!!」 の攻撃的リフをメインに突っ走るのもフジファブリック節といった感じですよね。【インタビュア】

これは吉井和哉さんに譲ってもらった58年製のテレキャスターを使っています。 吉井さんと呑んでいるときに「買わない?」 と。それで暫く貸してもらって いたんですけど、やっぱりプリプロとかで使っていくうちに良さが段々と分かってきて。いわゆるテレキャス然とした音じゃなくて、リアの音が太くゴツい音なのでリフを弾くときに重宝する1本ですね。(山内総一郎)

Player 2011年11月号より

ーー「Splash!!」は過去のフジファブリックの作品に入ってても違和感なく聴けるようなノリの良い楽曲ですよね。【インタビュア】

自分たちっぽいって言ったらぽいですけど、いわゆるロック的な5~6弦を使うリフではなくて、 1~2弦を使うリフ。 1~2弦のリフっていうのはちょっとニューウェイブっぽいところもあると思うんですよ。 この曲も突進している感じを出せたなと。 あと、これこそギターボーカルが歌うって曲かもしれないですね。 「ECHO」 とはまた違って、3ピース感がある曲。 ワーって歌って、歌い終わったらガーってギター・ソロを弾いて、またワーって歌うっていう(笑)。 「STAR」 のリフもそうなんですけど、ギターが1本なので、 ダブル・ ストップというか、複弦で弾くギターが多いですかね。 あと、フレーズを作る時は指で弾いていることが多いからっていうのもあるかも。 ピックを使うのは、エッジを利かせたい時とかになるんで。 まあ弦2本で弾くことで、ちょっとハモらせてるという効果もあります。(山内総一郎)

ーー途中に複雑なユニゾンが入るじゃないですか? ああいうちょっとした小難しいフレーズが挟まると、 気に楽曲が締まりますね。【インタビュア】

あれも歌いながら弾くのが大変でしたけど、疾走感の中に楽器のメロディが入るっていうのはいいですよね。どうしても歌を歌う時は歌だけになりがちなんですけど、やっぱり両方楽しんでやりたいので。(山内総一郎)

ギターマガジン 2011年10月号より

ーー6曲目の「Splash!」は「モノノケハカランダ」 (05年11月の 2dアルバム「FAB FOX』に 収録)や、あるいは「B.O.I.P.」 (『TEENAGER』に収録)的なフジファブリックが得意とするバイオレンス成分大炸裂のナンバーです。【インタビュア】

そうですね。3曲目の「スワン」が疾走感のあるピアノがメインのサウンドで、それもひとつ自分たちの持ち味かなと思うんですけど、この「Splash!」 はまさに「FAB FOX」以降の、 尖ったギターリフと鍵盤リフをフィーチャーした曲ですね。(山内総一郎)

Talking Rock! 2011年10月号より

ーー「Splash!!」はベースの演奏が印象的です。【インタビュア】

この曲はすごい好きな曲なんですけど、僕らっぽい曲じゃないですか。そこに引っぱられていったというか、自分たちの気持ちのいいように弾こうって思 ってました。(加藤慎一)

CD&DLでーた 2011年9月〜10月号より

こちらもソウ君の詞曲。フジファブリックといえば!という、インパクトのあるリフで全編押しまくるような、ライブで皆で盛り上がれる曲を、というイメージで作った曲です。疾走するギターリフとキーボードが絡み合い、骨太のベースラインがそれを支えるカッコいいサウンド。「サイダー振ったらすっ飛ばしてよ 焦点合ったらぶっ飛ばしてよ」と歌うボーカルも、あえて少し歪んだ質感に仕上がっています。「歌詞はサウンドの勢いそのままというか、炭酸飲料があったらすぐに振りたがる人、輪ゴムがあったら引っ張って人に向けたがる人…子供の頃、周りにいた、そんな友達の記憶を思い出す内容ですね」
先日のROCK IN JAPAN FES.でも、音源にはないフリーキーな長いイントロと共に披露しましたが、今後のステージでもライブならではの醍醐味を見せてくれそうな曲になっていくと思います。実際はコンパクトな曲なのですが、ライブバージョンはきっと別モノです(笑)

フジファブリック STAR ライナーノーツより


ライブで盛り上がりたいという
コンセプトから作られた曲。
イエモンの吉井和哉さんから
譲ってもらったギターを使ったという
裏話も貴重なインタビューになっています✨


歌詞について

ここからは個人的な歌詞解釈になります。
上記の歌詞リンクを見ながら、
温かい目で見ていただけると幸いです。


Splash!! 1番の歌詞解釈

人に上目使ってばかりの毎日。
でも人は信用できない。
一時的なことだと分かっているけど、
続いていけるかどうか揺らいでいるんだよ。

むしゃくしゃした気持ちを抑えるために
人気のないゆがんだ路地に逃げ込む。
ひっそり立つ自販機のサイダーを見て
ある衝動が沸き起こる。

「ここなら誰も見ていない。
何をしても構わないな。」

悪いことをしたい衝動に燃え上がり、
サイダーを買って思いっきり振って
周りに飛ばし汚していく。


Splash!! 2番の歌詞解釈

今日は人に呆れられた。
もう見ていられないだろう。
自分は何をしても遅いし
イライラしてくるだろう。

まわりに合わせるのは疲れたし、
人目も着かないここなら、
何しても構わないだろう?

今日も誰もいない路地でストレス発散に
サイダーを買って振っては
まわりにぶちかましている。

・・・

…みたいな感じでしょうか。
インタビューでは山内さんが
子供の時に周りにいた
衝動的な行動をする子を思い出した
内容と仰っていました。

私が解釈したのは
子供心が抑えきれない大人が
むしゃくしゃした毎日を過ごす中で
限界が来そうな時に誰もいない場所を見つけ、
サイダー振って吹きだたせる様子を解釈しました。

犯罪はダメだけど、
これくらいならとやってしまった感じですね。
街を汚すのは行けませんが(笑)

そんな個人的な解釈でした。


個人的な話

アルバムSTARが発売されて
Splash!!を聴いた時の第一印象は
本当に衝動的な曲と歌詞だなと思ったのと、
ライブでやったら楽しそうという印象でした。
あと、間奏のギターソロがとてもかっこいい!!

サビが「oh oh oh oh oh~」で掛け声な部分も
ここで盛り上がるんだなとか
無意識に考えながら
ライブに挑んだ覚えがあります。

私が行っていた2011年から2013年の
ツアーライブでは
必ずセットリストに入っていて、
そのたびに盛り上がる曲として
入っていました。

そこから個人的に2016年のツアーの時に
Splash!!をライブで聴いたのを最後でしたが、
コロナが少し落ち着いてからの
2023年くらいにも
セットリストに入っていたみたいです。

またいつか
サイダーが振りたくなるような
衝動になった時に
ライブで聴いてみたいですね(笑)

ライブ映像作品やライブ音源も残っているので、
是非とも手に入れてみてはどうでしょうか✨


いかがだったでしょうか✨
Splash!!
紹介させていただきました!!

これ読んで伝わらなくとも、
曲を聴いてくださって
フジファブリックの良さを
楽しんでいただけたら、
とても嬉しいです✨

また次も気まぐれで
一曲ずつ紹介と思ったことを
投稿したいと思います✨


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