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はじめての新卒採用をまるっとサポート!:成功事例紹介


こんにちは、株式会社アールナインの恒松です。
今回ははじめての新卒採用をまるっとサポートした事例をご紹介します。


この企業様は、

◆新卒採用初年度
◆人事担当者ゼロ
というスタートにもかかわらず、採用目標人数を(5名)達成!

という採用成功を収めます。

はじめての新卒採用でいきなり採用目標人数を達成するだけでもすごいですが、この背景にはどのような取り組みがあったのでしょうか?


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◆ G社プロフィール
業界:人材・教育
従業員数:約30名


◆ G社の採用課題
❶ 初の新卒採用でノウハウが不足している
❷ 人事担当者がいない


❶ 初の新卒採用でノウハウが不足している

「優秀な新卒1期生を採用したい」というG社より、「初の新卒採用となるため効果的な手法が分からない」ということでお声がけをいただきました。

また、これはベンチャー企業によくあるケースですが、とにかく社長が熱い方で「自分の志を熱く語れない人はNG!」という考えをお持ちだったようです。そのため、社長面接が一筋縄ではいかないこともお悩みでした。例えば、それまでの選考フェーズでは極めて優秀と判断されていても、社長面接での相性次第で落とされてしまうことも多々あったようです。選考過程における社長/他の面接官の齟齬をなくしていく点も必要でした。


❷ 人事担当者がいない

人事担当者不在の状態でのスタートであったため、人事ポジションの採用・育成も喫緊の課題でした。ただでさえ難しい人事の中途採用ですが、中小企業やベンチャー企業などにおいては、採用にかけられるリソースも限られてしまいます。そのため「人事未経験であってもポテンシャルがあると判断されればOK」というように、採用要件の幅を広げることをご提案しました。

そして、新しく組織に加わった人事担当者の方が、最終的には「自走していける状態」をゴールに設定。採用プロセス全体の一気通貫型のご支援を通じて、人事担当者の方の育成という点でも弊社がサポートしていくことになりました。


ご提供したサービスの詳しい内容は以下の通りです。

 採用設計

スカウト送信代行 ★

内定承諾までの管理

3次選考後のフォロー(社長面接に向けて) ★

内定者フォロー(電話での面談など)

採用設計から始まり、少数精鋭の母集団を形成するためのスカウト送信代行、各選考フェーズにおけるバックオフィス業務の代行、最終選考前後や内定後における学生のフォローと、採用プロセス全体を多岐にわたってサポートさせていただきました。


その中でも特に効果的だった2つの施策をご紹介します。


❶ スカウト送信代行におけるターゲット選定

G社からご依頼をいただいたのは4〜7月と、就職活動も終盤にさしかかる時期で、ベンチャー企業にしてはかなり遅めのスタートでした。しかし、それを逆手にとってご提案したのが、「教職課程をとっているものの、民間就職を志望している学生」へのスカウト送信です。この層は就職活動時期も遅めで、教育関係の事業を展開しているG社とも相性がいいことが想定されます。実際に、G社が使用したスカウトツールにおける4月時点のスカウト承認率は平均19%でしたが、G社のケースでは39%と、通常の約2倍の承認を得ることに成功。効率的に質の高い母集団を形成することができました。


(スカウト送信に関しては、こちらの記事で詳しくまとめてあります)


❷ 社長面接に向けての選考時フォロー

最終関門である社長面接にむけて、学生側・社長側双方にフォローを行いました。

学生の面談を担当するのは、「傾聴」や「魅力訴求」に長けた人材プロフェッショナル。学生のキャリアにまつわる不安払拭やG社の魅力づけはもちろん、G社のケースでは、社長が面接で見ているポイントを伝えて熱意をアウトプットする工夫を一緒に考えました。最終選考前後のタイミングでフォローを行うことで、覚悟を持って面接に臨んでもらえるようになり、結果的に内定/選考辞退率を下げることも期待されます。

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また、社長には採用の市場感と、それをもとに面接の際に取り入れていただきたいポイントをお伝えしました。例えば、新卒採用のご経験が少ない企業ほど、選考において「完璧」を求めてしまう傾向があります。現状は100%ではないけれど、今後伸びしろのある学生をぜひ採用してほしい!という点を強調しました。さらに、G社をはじめてご支援した20卒採用は「超」がつくほどの売り手市場。学生にとっては引く手数多の状況なので、社長自らが口説くことが効果的だという点をお伝えしました。

この施策が功を奏し、後日談として、この年に新卒で入社した人材が入社後に飛躍的な活躍を遂げたそうです!G社は、本来であれば社長面接で落とされてしまっていたかもしれない「潜在的な優秀層」を獲得することに成功しました。今後G社の礎を作っていく「新卒1期生」の採用成功は、G社の将来にとっても非常に大きなインパクトを持つできごとになりました。


【Key Point】
◆アールナインが豊富な採用ノウハウを活かして、はじめての新卒採用を複合的にサポート

・親和性の高いターゲットに向けたスカウト送信
・学生/社長(最終面接官)双方にむけた選考時フォロー

→結果として、新卒採用初年度から採用目標人数(5名)を達成!
→同時に、ゼロから人事担当者の育成も行う


人事担当者不在の状態でスタートしたG社でしたが、無事に初となる人事担当者を迎えます。弊社が新卒採用の体制づくりを一緒に行い、新卒採用にまつわるノウハウもたっぷり提供。これにより、2年目以降は「自走」できる準備が整いました。

G社からは、その後もリピートでご依頼をいただいており、最近では面接代行や座談会の運営などチャレンジの幅も広がってきています。


「はじめての新卒採用に挑戦してみたい!」

そんな時には、ぜひお気軽にご相談くださいませ!


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今回ははじめての新卒採用をまるっとサポートした事例をご紹介いたしました。

関連するコラム記事をこちらにまとめましたので、ぜひご覧ください。

◎Withコロナ時代の内定者フォロー!入社への不安解消のポイント
https://r09.jp/2020/12/15/column-0024/
◎内定者フォローの「施策」を打つだけでは効果なし?:ゴール設定から計画する効果的な内定者フォローとは
https://r09.jp/2020/11/30/column-0020/
◎内定辞退の理由は嘘だらけ?学生が語った意外すぎる4つの本音とは
https://r09.jp/2019/02/20/naiteijitainoriyuu/


本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!