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旅の記憶とわたしのお薦め【北信越】

25歳までに47都道府県制覇する!と呆然と目標を決めて旅をし続けた証。弾丸な旅、乗り鉄、独断と偏見で選ぶお薦めの場所を紹介していきます。

2月に47都道府県を巡った後、少し間があいてしまったが、この後のたのしい旅行のために少しでも役に立てればと想いを込めた記憶とお薦めと個人的に今後行きたいところもプラス。

単に引っ越しが多かったこともあるけれど、訪れて感じることも住んで感じることもそれぞれたくさんあるはず。最初に紹介する北信越はとくに馴染みが深い地域なので、深く広く紹介していければ。

北信越は、雪が降る、寒いと思われがちだが
夏は湿度が高くジメジメとした暑さが続く。
11月頃から蟹も解禁され海の幸がとにかく美味しいので個人的なおすすめ時期は11月。12月になると悪天候も続き、2月下旬にも大雪なんてこともあった。

お米が美味しい新潟県

新潟は、なんてったってお米が美味しい。
ご飯は勿論米粉を使ったパスタやパン、お菓子などとても美味い。新潟には、学生時代1ヶ月ほど下宿していた経験があるが東京から来ていた子がお米の美味しさに驚き毎日大盛りのご飯を食べていた。

そんな新潟県でわたしが一番お薦めしたいのは、
越後妻有里山現代美術館(キナーレ)だ。

敷地内に入ると、レアンドロ•エリッヒの Palimpsest 空の池が一面に広がる。よく晴れた空の下一面を映す水が、恐ろしく美しい。

また、2003年から3年に1度越後妻有地域を舞台に大地の芸術祭を開催している。最近、テレビやSNSで話題のトンネルも大地の芸術祭の企画の一部だ。
次の開催予定は来年の2021年。(会期中でなくとも展示公開しているものは多数あり)

大地の芸術祭のコンセプトは以下の7つであり、自然と芸術が楽しめる素敵な芸術祭だ。屋外の作品も多く、越後妻有の地域全体に作品が点在しているので車での移動が便利だ。駅で電動自転車の貸し出しもあるが、遠くの作品を見に行くには限界がある。勿論、主要の駅には作品がまとまっているものもある。

◼︎大地の芸術祭コンセプト

1.人間は自然に内包される
2.アートを道しるべに里山を巡る旅
3.世代、地域、ジャンルを超えた協働
4.あるものを活かし、新しい価値をつくる
5.ユニークな拠点施設
6.生活芸術
7.グローバル/ローカル 

越後妻有(十日市)の名産は、へぎ蕎麦だ。
つなぎに布海苔を使った蕎麦を、ヘギといわれる器に盛り付けた切り蕎麦である。
同様に不海苔をつかい少し、海藻の色が残るへぎうどんも絶品だ。
※へぎうどんを提供するお店は少ないようで
普通のうどんを“へぎ”に載せたもの
布海苔を使ったうどんだが“へぎ”には載らないもの
布海苔を使ったうどんを“へぎ”に載せたもの
の3つがあるようだ。ちなみに、わたしは小嶋屋さんでいただいた。 


長岡の街中で食べたバターフィールドのポテトも、とっても美味しかった。新潟の地産地消ナチュラルフードイタリアンレストランであり、地元農産物にこだわったメニューが美味しい。アットホームな雰囲気で利用しやすいのも魅力。  


美しき自然の長野県

長野って、どうしても軽井沢のイメージが強くていますぐ行って癒されたい地。

子どもの頃は、忍者村に連れて行ってもらったり山葵ソフト食べたりそんな思い出もある。

ちょっと贅沢だけれど今年開業のこちら。


日本のレジャーをもっと楽しく!をテーマとし、 ホテル、 リゾート、 レストラン、 スパ、 エンターテインメント、 リバークルーズなど多岐にわたる事業の開発や運営を行うトータルプロデュースカンパニー カトープレジャーグループが手がけるソーシャライジングホテル「TWIN-LINE HOTEL KARUIZAWA JAPAN

レストランは、スペイン老舗José Luisの日本の2号店。リゾート型としては世界初とのこと。

写真をみてても、とてもラグジュアリーな空間で行きたい、、、!

長野(軽井沢)は、北陸新幹線はくたかで東京くら1時間程度。終点の金沢までは、2時間半。

お水が美味しい富山県

いろはすの採水地のひとつでとある富山。
名水百選に選ばれたエリア数も1位だとか。

富山は、ほたるいかと白えびがとっても美味しい。
ほたるいかミュージアムがあったりもする。

金沢のお寿司も有名だが、富山のお寿司も美味しいので是非旬のネタを味わってほしい。

最近訪れた、個人的にお薦めの美術館は樂翠亭美術館。富山駅から徒歩10分ほど。※現在は臨時休館中

なんといっても、展示空間が美しい。ギャラリーに入ると、ショップを抜け和室に上る。和室より、蔵と庭園に出ることができる。これぞ、日本の空間には現代アートの数々。有名な作品が多々あり贅沢な時間であった。和室からは庭園が見え、四季折々の景色が美しい。


もう一つのお薦めは、富山市ガラス美術館。立山の氷をイメージした独創的な外観と富山の杉を使った力強くもありながらあたたかな空間は、流石の隈研吾建築。
ガラス美術館に所蔵されている作品は、繊細でありながらも力強く美しくエネルギーをもらえる。

富山の街、総曲輪に突如現れる地域の施設だ。(図書館も併設されている)


金沢だけじゃないよ石川県

最初に、このnoteのカバーにと選んだ西田幾多郎哲学館の思索の道

「哲学」という名称を付したミュージアムは、哲学先進国の欧米を含めても、この「西田哲学館」だけである。建築家・安藤忠雄氏の渾身の設計を得て、それは「考えること」と「作ること」の融合の場として出現した。ふたつの営みは、いずれも生きることの基本に位置している。この「哲学館」は、訪れる人たちが考えることと作ることへと新たに向かうような場でもありたい。

この西田幾多郎記念哲学館は、金沢の少し上(能登寄り)にある。凄く、良い場所であるがなかなか観光地とはなっていないのが現実である。駅から20分ほど歩くが徒歩でも行ける。
見どころはたっぷりとあり、半日は過ごせる(はずだ)。子どもより、大人が面白い(はず)。


金沢のある県ともいう石川県。皆、21世紀美術館がお好きなようで。来たる6月21日には現代アート美術館KAMU kanazawa  がオープンする。クラウドファンディングでは目標額に対して10倍以上の金額が集まり構想から6ヶ月で現代美術館をオープンする32歳の挑戦、楽しみだ。(ビジネスの場としても近年金沢はとっても注目させている)

21世紀美術館の近くでのお薦めは、徐々に有名になってきたが落ち着いた和の空間を感じる鈴木大拙記念館そして鈴木大拙記念館を手がけた谷口吉郎・吉生記念金沢建築館

お食事処は、あげはさん。看板を出すと、人が来すぎちゃうからと店主は笑い蝶のマークの暖簾のみで営業されている。新鮮な魚介と、練り物が絶品だ。海鮮まんじゅうは、種類が豊富だが時間が経つにつれどんどん品切れになっていくので早めに行くとよい。
営業は、木金土日の週4日。

さて、金沢以外のおすすめスポットを。

とはいっても石川は縦に長く移動しづらいのがネックだ。朝ドラまれの舞台にもなった輪島は車もしくは高速バスで2時間半。鉄道は20年前に廃線になってしまった。(廃線になる日、イベントに連れていってもらった記憶がある ... )

今年は、続々と中止が発表されているお祭りだけれど
能登のあばれ祭り、七尾の祇園祭、宝立町のキリコまつり、鶴来の夏祭り、野々市じょんから祭、輪島大祭。

昔から、祭りの日には押し寿司をつくり徹夜で祭りを盛り上げる。いまでも祭りのために帰省したり、普段の落ち着きとは考えられないほど街は賑わい、田舎のお祭りは凄い。

あ、金沢以外のお薦めスポット ...
加賀はやっぱり温泉。おしとやかに落ち着いた温泉郷だ。能登は、やはり朝市かなぁ。んー、お魚は、ハチメが美味しい。輪島にいく度にハチメの一夜干しを買ってきていた。思い出の味。


恐竜に会いに行こう福井県

福井って意外と、物語の舞台だったりする。
映画版のチアダンは、福井舞台のお話でありながらも新潟ロケで少し物足りないが皆の福井弁がなんとも独特だ。チアダンにも出演している真剣佑は、ちはやふるでも福井弁を使っている。

ちはやふるは、福井ロケであわら市が全面的に応援しているようだ。

さて、わたしの好きな美術館。
金津創作芸術の森。蜷川実花さんや、清川あさみさんなどの個展にも使用されている。屋内の展示も、屋外の展示も楽しめる素敵な美術館だ。アクセスには、車が便利。


ちなみに、福井名物はおろし蕎麦とソースカツ丼。
駅前にもお店がいくつかあり手軽に食べれるので是非。夏は、福井のおろし蕎麦が食べたくなる。

マイナーどころが多いわたしの紹介ではあるが、
最後に有名なところを。

恐竜化石の一大産地である福井県勝山市に建てられた、恐竜を中心とする地質・古生物学博物館
福井県立恐竜博物館。

カフェのメニューが独特で面白い。
子どもの頃に行ったきり、最近は行けていないのでまた機会があれば。


独断と偏見がすぎる北信越編。
美術館情報多めでした。
(最初はそんなつもりなかった)
落ち着いて、旅が出来る日常が戻りますように。
願いを込めて。


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