アドバイスを聞くときに注意すべきこと
なんとなんとこのたび、人生初のインタビューを受けました!
【ぼくらの就活#3】最所麻美さんに聞く!「人が集まってくる場所を作りたかった」
【ぼくらの就活#4】最所麻美さんに聞く!「もう一回就活をしたいくらいです」
(有料記事ですが、途中までは無料で読めます)
インタビューしていただいて改めて、自分のバックグラウンドやなぜこの道を選んだのか?を振り返ることができ、私自身学びの多いインタビューでした。
前編・後編通して就活生へのアドバイスを意識してお話させていただいたのですが、個人的に相談を受けたあと最後に必ず付け加えていることがあります。
それは相手のバックグラウンドをよく知ること。
人は自分の生き方を肯定したいものなので、意識的にせよ無意識的にせよ自分が辿ってきた道と同じ方向にアドバイスしがちです。
例えば私であれば、今就活中の子にアドバイスを求められたら、自分が辿ってきた道である「はじめに大企業に入る」「そして数年で辞める」という道を勧めてしまうと思います。
でもはじめからベンチャーに入って楽しく働いている友人もいるし、新卒で入った大企業でやりがいを持って働いている友人もたくさんいます。
だからこそ毎回「私のアドバイスを聞くかどうかは、私のようになりたいかどうかで判断してね」と言い添えて話すようにしています。
生きていく上では無数の選択肢があって、たくさんの人に話しを聞けば聞くほど混乱するし、自分の中で辻褄が合わなくなっていきます。
人にアドバイスを求めるには、解決方法を知るためではなくまず相手の価値観を知ろうと思って臨むこと。
そして「これは」と思った人の話や書いたものを定期的に聞いたり読んだりすること。
アドバイスをいただくこと自体はありがたいこととして受け止めつつ、すべてを鵜呑みにするのではなく自分の中で取捨選択していかなければ、ことあるごとに人のせいにしてしまいます。
同時にアドバイスする側も、相手を思い通りに動かそうとする押し付けになってしまわないよう意識しなければならない。
自分を幸せにできるのは、いつだって自分だけ。
つい忘れてしまいがちだけど、道に悩んで誰かに寄りかかってしまいたくなるときほど自分の道は自分で選ぶことが悔いのない選択につながるのではないかと思います。
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今回書いていただいたインタビュー記事はこちらからどうぞ。
もとくらの深夜枠、他の記事ももとくらメンバーの素が垣間見えておもしろいのでおすすめです!
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(Photo by tomoko morishige)
私のnoteの表紙画像について書いた記事はこちら
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