見出し画像

【ぼくらの就活#3】最所麻美さんに聞く!「人が集まってくる場所を作りたかった」

こんばんは! もとくらインターンの小山内です。

本日から水曜日に2週連続で「ぼくらの就活」をお送りします。

▼「ぼくらの就活」とは?
大学生活の一大イベントである就活は、今後の人生を左右する第一歩だからこそ、個々人の中にある悩みも多種多様だと思います。そんな就活は、「ある時期になると一斉にエントリーをして、だいたい同じ時期に内定を取る」「何十社という会社を受けて何十社と落ちる」というようなスタイルが王道として、何年も受け継がれてきたように思います。

しかし、終身雇用制が機能しなくなり、転職をすることが当たり前になった時代に、就活の王道もひとつではなくなっているのでは?という疑問が浮かびまました。この企画では、様々なバックグラウンドを持つ社会人の方々に「自身の就活」を振り返ってもらうことで、「どうすれば自分自身が納得できる就活ができるのか」について、私たち大学生がもう一度考えるきっかけづくりができれば、と思っています。

#1〜#2では、学生時代就活をせずに中国へ渡ったWasei代表の鳥井さんを取り上げました。さて今回お話を伺ったのは、新卒で小売業界の大企業に入社した最所麻美さん。

現在は「小売×IT」を軸に、株式会社カウンターワークスでポップアップショップの運営を支援しています。最所さんは自社メディアで記事を書くだけでなく、ご自身のnoteでも、小売やビジネス全般に対して次の一手をいくようなコンテンツを展開しています。

ストーリーに惹きつけられた

小山内 最所さん、今日はお忙しい中取材を引き受けてくださりありがとうございます。はじめに最所さんの学生時代について伺いたいのですが、大学は横浜市立大学なんですよね。

最所 小山内さん、こちらこそお呼びくださりありがとうございます。そうですね、大学は横浜市立大学国際総合科学部を卒業しています。主に管理会計という学問を学んでおりました。財務諸表を読み解いて、それを経営にどう活かしていくのかということを考えていましたね。でもわたし、大学時代はほとんどアルバイトに時間を費やしていたんです。

小山内 なんのバイトをされていたのですか?

最所 本当にいろいろとやっていたんですけど、一番一生懸命働いたのは「GODIVA(ゴディバ)」ですね。その頃、学生バイトの募集は全然していなかったんですけど、どうしてもGODIVAで働きたくて会社に電話をしたんです。そしたら虎ノ門の本社に呼ばれて面接していただいて、そのまま採用されたんです。

小山内 そうまでしてGODIVAで働きたかった理由ってなんだったのでしょう。

最所 数あるチョコレートのブランドの中でもGODIVAを選んだ理由は、私のファーストキャリアの選択に大きく通じる部分があるんです。いきなりですが小山内さん、「GODIVA」の由来をご存知ですか?

ここから先は

1,325字

¥ 300

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?