見出し画像

【世間は広い】都会のハロウィンとスタバと模試

模試の後に友達と遊んだのも、ハロウィン直前の都会を歩いたのも、今日が初めてだった。
スタバの抹茶クリームフラペチーノも。

学校外だからか、普段よりもみんなでお互いに本音を話すこともできた。


朝、今日も模試に向かう途中に帰りたくなった。

外出して、目的地に向かう途中や着いた直後に不安に襲われるのは最近よくあること。
今日も理由は明確だ。

勉強をしていないから笑。


今年の夏頃からずっと、母がせっせと今も昔も引いているレールに嫌気が差して勉強そっちのけで自分を探していた。

これで模試が嫌なのは流石に自業自得だが、自己分析の方が最近の私にとっては大切だったので、後悔は何も無い
むしろ、自分の道を見失わなくてよかったと思っている。

ここで本当に問題なのは、
模試の出来が悪かった時に母に何と言い訳をしようと考えて不安になっていたということだ。
今日の朝の不安の根っこはこれかもしれない。


結局、数学は「まぁ、うん。」な感覚で、英語は長文の題材のネタを知っていたので助かり、国語はお得意の想像力で乗り切った。

まあ、なんとかなった。


それから、帰るときにクラスの友達に会い、帰りに寄り道をすることになった(寄り道って響き嬉しい)。
まっすぐ家に帰るように体ができてしまっている私はとてもワクワクした。

「自分は嫌われているのではないか」という不安も、今までよりもさらに軽くなった(まだ完全に克服はできていないけど)。


スタバに入って、店内が混みすぎていたので外でハロウィンムードを感じながら抹茶クリームフラペチーノを初めて飲んだ。

抹茶クリームフラペチーノ、抹茶が意外と濃くて美味しい。
お姉さんたちがスタバで謎に抹茶系飲んでるの納得。

中学生の頃まで、スタバではキャラメルフラペチーノしか頼んだことがなかった。
それまで家族としかスタバに行ったことがなく、毎回、母から勧められたキャラメルフラペチーノ以外を私は飲もうとしなかった
母に押し売りされたわけではなく、単に私の思考回路が母頼み過ぎたのだ。

それから一応、今日は模試だったので進路の話になった。

過保護キャラの子と、「大学は地元に行かざるを得ないから、その間にお金貯めて、地元出る口実に第三次産業狙いの就職よな」という話で一致した(地域バレるかも。いいや。)。

最近、今まで母に敷かれてきたレールにうんざりしていたところだったので、同志が見つかって嬉しかった。

母以外の誰かとなら、大学受験を何とか乗り越えることができるかもしれないと思った。 

高校受験のときみたいに心が狂うのが怖くて勉強するのが嫌な面もあったけれど、大丈夫そうだ。


それからハロウィンスポットに行き、皆さまのコスプレを鑑賞しに行った笑。

私たちは普段の格好だったので、美術館でコスプレという作品でも鑑賞しているかのような気分になった。

とにかく色々と新鮮だった。
フリーハグが実在したことが分かったり、
ナンパ?をいくつも見かけたり、
テレビの取材カメラに友達としれっと写り込んでみたり。

コスプレをせずにその場にいるとアウェー感がすごかったが、それもまた新鮮だった。


ハロウィンスポットに向かう途中に偶然出会って、一緒にハロウィンスポットを回っていた他のクラスの子がふと言った。

「ここにいるとみんな自分より頭悪そうだから、正直、優越感というか、安心しちゃうよねー。ほら、私、高校の中ではバカだからさ。」

人によってはドン引き案件だと思うが、私たちはみんな共感した。

みんな、中学では秀才キャラだったのに、高校で上には上がいるという現実を思い知らされて辛かったのだ。
それなのに、高校名や高校の偏差値だけで中学までの関わりの人は無責任に賞賛してきて、「実は私は大したことないんです」だなんて言えずに罪悪感を感じてしまう。

ちなみに、今日みたいな模試の結果で、全国平均と校内平均を比べると我にかえることもある。

それは私だけではなかったのだな。

確かに、見渡してみると同じ高校の人はいそうでいなかった
少し治安が悪そうな人や、近所のポンコツ高校の制服の人ばかりだった。

そう思うと、行事で盛りまくる程度のクラスの陽キャはそこまで怖くないかもしれない。
模試後にコスプレに着替えてハロウィン(ナンパ祭り)に繰り出すということをしないところが、まだ分かり合えるゾーンにいる証拠。

いつも狭い世界で生きているんだなと感じた。

ついでに、昨日のLINEの失敗談も話した。
友達に話したら自分の中で消化が進んだので良かった。

今日もまた、青春を少し取り返すことができた!

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?