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きゅーり
2023年2月3日 14:13
山崎豊子 著舞台は大阪。主人公は多加という女性。後の吉本興業の女主人をモデルとした物語。*****多加は船場商人の娘として生まれた。借金まみれの遊び人である夫を若くして亡くし、残ったのは借金と一人息子。女手ひとつ、何がなんでも息子を食べさせていくという強い意志で商いを成功させていくが…。時代に負けない強かな女性の生涯。****一言で言えば、根性。守るものがある人は強いな
2020年8月19日 17:04
山崎豊子 著実はまだ読み終えていないんだけど...長編なので途中経過。6月頃からずっと読んでいるのに、なかなか読み進められずにいる。初めての感覚。覚悟して読まないと。山崎豊子さんといえば、社会派小説の巨匠と呼ばれ、綿密な取材をもとに小説を書いていたそう。この壮絶な内容を取材したことを想像しただけで、とてつもない強さを感じる。***戦時中、日本から開拓団として中国へ渡った