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生活の変化と種採りと…

約1ヶ月ぶりの更新です。

12月28日、予定日を2日過ぎて元気な男の子を出産しました。

想像以上の痛みだった陣痛、出産、
そしてさらに想像を超えて慌ただしい新生児との生活。
バタバタな毎日を過ごしています(^_^;)

このブログを書きながら1ヶ月前を思い返すと…
ほんの1ヶ月の間とは思えないくらい生活が激変したことに驚き!

でも、一瞬一瞬変化する赤子の表情は飽きることがなく、
成長をひと時たりとも逃したくない気持ちで見つめています。


1ヶ月間は巣篭もり生活。
「畑のエンドウ元気かな?はやく一緒に畑へ行きたいね〜」
窓から金剛山と葛城山を眺め、その向こう側にあるあるもの農園を思い浮かべながら、腕の中の息子に語りかけています。


そんな本日は、息子が眠った隙にホーリーバジルの種取りをしました。

知り合いから苗をいただいて一昨年から育てているホーリーバジル。
香りを楽しむも良し、ハーブティーやガパオライスにしても良し。

1年目はプランターで肥料をやって育てましたが、今年は自家採種した種を植え、肥料は使わずに落ち葉堆肥で元気に育ってくれました。

10月下旬に花が咲き、茶色く枯れてきたら切り取って熟すまで放置。
カラカラになった花を指で揉むと、とっても細かい種がたくさん出てきます。

たった数株から数百もの種が採れました。
また来年もたくさん栽培できそうです♫


あるもの農園では自家採種を目指しています。


現在一般的に売られているのは、自家採種には向かないF1種の種です。

◉F1種とは、異なる性質の種を掛け合わせてつくった雑種のことを言います。

異品種を掛け合わせた雑種の1代目は、遺伝の法則で両親の優性形質が現れるので、大きさや風味も均一で病気にも強く、大量生産可能な作物が育ちます。
しかし、病害虫が発生したり、天災に見舞われると、全滅してしまう可能性があります。

また、雑種の2代目は品質が安定しなくなるので、必然的に種採りをしなくなり、毎年種を購入して植え付けるといった具合になります。


◉固定種というのは、何世代にもわたって種を採り続け、遺伝的に安定した品種のことを言います。

生育時期や形、大きさが揃わないことがある一方で、個性的で豊かな風味や形質を持ち、何より固定種で育てた作物は自家採種ができます。


あるもの農園では固定種の種を中心に栽培し、その種を引き継いでいくのが目標です。

昨年植え付けた固定種の種たち

もちろん種採りは労力を要しますし、その余裕がないのが現状なのですが、固定種の種を継続して採ることで、その地域の気候や風度に適した強い作物が育っていくというメリットもあります。


畑も子育ても新米!

忙しい一年になりそうですが、
しっかりと計画を立てて取り組んでいきたいと思います(^。^)

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