少しモヤモヤした「ADHD」のこと

リモートワークでの研修にダレてきてしまっているぱねです。
皆さん、夏に向かう準備はできているでしょうか?
私は、1か月で2キロ増え、夏に露出なんてできない身体に進化しております。
しっかり食事制限して、運動を日常に取り入れていかなければですね。

そんな私ですが、先日、一つのニュースが目につきました。

Little Glee Monsterの芹那ちゃんが休養している理由を公表したものでした。私もリトグリファンで、芹那ちゃんの復帰を待っている人間の一人であることをご認識いただいて、この後の文章を読んでいただけると幸いです。

以下、公式文章抜粋です。

「芹那は『双極性障害』『ADHD』と診断されており、医師の指導により休養の上、治療を続けております。また同じ病気を抱えている方たちに少しでもお力になれば、という本人の強い想いで、病名と現状をお伝えさせていただくこととなりました。病状は緩やかにではありますが、回復しており、活動再開に向けて着実に前に歩みを進めております。」

とのことです。

題名にもある通り、この文章にモヤモヤを私は感じました。
芹那ちゃんが頑張っていることはすごく伝わったし、理解されにくいものだからこそ、公表に踏み切った彼女の想いは素晴らしいと思います。

双極性障害は、薬によって症状が収まる「病気」という表現でいいと思うのですが、ADHDはどうでしょうか。
ADHDは発達障がいのひとつであり、「治る病気」ではなく、その人を構成する「個性」だと私は認識しております。
発達障がいへの理解が示されるようになったのは、本当に最近のことで今の大人の多くは、必要な療育にアクセスすることができず、社会に出てから、自分を理解してもらえない環境で鬱になってしまう人が多いと感じます。

目に見えて助けが必要なものではないからこそ、その人特有の困り感が伝わりにくく、理解されないのが発達障がいです。
それを今回、「病気」として公表することでまた違った理解のされかたをしては嫌だな、と危機感を感じました。

私は中学生の頃から、うまくやれないことの多い子のことを先生がとても怒ってしまうことに違和感を覚え、発達障がいの勉強を続けてきました。

授業中席に座っていることが難しい子、何度も忘れ物をしてしまう子、かっとなったときに何よりも先に手が出てしまう子…

皆さんの周りにもいたのでないでしょうか?

このような特徴を抱えている人でADHDという診断を受けている人がいたかもしれません。(本当に人それぞれだから一概には言えないけど)

なんとなく、そのような人は嫌な部分が見えてしまいがちかもしれませんが、飛びぬけたリーダーシップがあったり、興味範囲が広く物知りだったりと素敵な部分も沢山あるはずです。

「病気」と思ったり、できない部分に注目するのではなく、それぞれの個性を見て、尊重できる輪が広がればと思います。

ちなみにADHDの人は双極性障害を引き起こしやすいという特性があるようですが、今回、双極性障害になった時にADHDの診断も加えたのだとしたら、いらん診断かな、と個人的にはモヤっとしてます。
以前から診断されていたならともかく、このタイミングで告げられると、本人も考えるものが多いと思うから。

そんな診断よりなにより、Little Glee Monsterという最高のグループをここまで牽引してきたのは彼女の力だとも思うので、その成果からみんなが学べるといいのかな、と思います!
(発達障がいは先天性って言われているから、子どもが診断されて「私の育て方のせいだ」と落ち込む親御さんがいなくなるといいな、という願いも込めて!素敵な個性を発揮するからのびのび育ててあげて欲しいなという願いも込めて!)

ちなみに、私はASDっぽいところが強かったけど、母親を中心に周りの人が私の変な部分も含めて愛してくれたおかげで、学生生活も社会人生活も楽しめています!母はすごく育てるのに苦労していたようなので、そのようなことも記述していきます。

私もまだまだ勉強不足なので、えらそうなことは言えないのですが、少しモヤモヤしたので吐き出させてください。


ガオラーの皆さん、
芹那ちゃんの素敵な歌声を心待ちにしましょう!(^^)!


ぱねちゃん

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