子どもの集中力を劇的に上げてくれたもの
我が家には小学校5年生の子どもがいます。
勉強(宿題)に取りかかるのがしんどい、やり始めても集中力が続かない…。ゲームやYoutubeにはこちらの声が届かないほど集中してるから、集中力はあるはずなのに(苦笑)。
…こんなことってないですか?私自身も身に覚えがあるので、ましてや子どもが、1人だけの気力で勉強を集中して頑張れというのはハードルが高そうだなぁと常々思っていました。なので我が家はこの問題に「なにか楽になる方法や道具はないかなぁ」と長年頭をひねってきました。
そしてついに試行錯誤の結果、劇的に子どもが集中して勉強できるようになってきました!これまでと同じ宿題量を、ほぼ半分の時間で取り組めるようになったのです。
それはある道具のおかげ。
子どもの集中力をサポートしてくれたのはタイマーです。
でもキッチンタイマーのように、数字どーーん!というタイマーではないんです。
買ってよかったもの TimeTimer
TimeTimerというタイマーですが、残り時間を視覚的に見せてくれるのが特徴です。
実はこれを買う前にもキッチンタイマーで時間をはかって宿題に取り組むことには何度もチャレンジしてたのですが、我が子にはしっくりきてなかったんですよね。
でも何度考えても、ある程度時間を区切った方が、集中できる時間を超えて無理に取り組むといったことがないし、時間は測りたい。それに私は子どもに、「時間内は集中する」という意識づけもしたかったのです。
時間を測るには、やはりタイマーが必要です。
数字派?描画派?
そこで改めて我が子の特徴を考えてみました。
のんびりマイペース
色彩感覚豊か
図形問題は好き
文字を読むのは遅め
…もしやこれは…
絵や図、描画されたものの方が、瞬時に理解できるタイプなのでは、と私の勘が訴えました。
残り時間を数字で示すと、ただの数字の羅列として認識されてしまう脳なのでは…。
描画されれば、残り時間が瞬時に体感できてしまう…!?
この可能性を信じて、視覚的に時間がわかるタイマーで、時間セットが簡単なものを探しました。
そうしてたどり着いたのが、Time Timerでした。
集中力アップで解答時間が半分に
うまくいくといいなぁ…
期待と不安を胸に、TimeTimerを子どもに渡してみると、狙いがバッチリはまりました。なんと、宿題にかかる時間が約半分になりました。正答率も変わらず。なんて事でしょう。
代わりに、「はてなマーク」は微増。はてなマークとは、途中まで考えたけど分からない問題につけるマークです。
時間短縮以外の効果も
子どもの解答時間が短縮される一方で、「はてなマーク」が増えました。でも、これらを一緒に振り返える時間がしっかり取れるようになりました。
振り返りの時間が取れることで、分からない状態を放置することが劇的に減り、内容の理解度も上がってきました。
なんて素晴らしい…正直、ここまでの効果は想定してませんでした。
嬉しい驚きです。
そして嬉しかった効果としては、もう一つ。
うまく行かないことは「自分が出来ない」のではなく、工夫次第でできるようになる事を、子どもが実感している事。子どもが自分から工夫することも増えたんです。
例えば、勉強に集中できない時はお気に入りの音楽をヘッドホンで聴きながらやってみる(画面は見ない)、「計算ミスしちゃうのどう工夫したらいいかな」と自分で考えてみる…など、工夫することに思考を向けられるようになりました。
本当に嬉しいし、すごい!(尊敬)
自分に合うものを選び取る大切さ
このタイマーの一件で、自分に合う道具を選び取る事が本当に大事だと、改めて…改めて実感しました。
そして、道具に巡り合う道のりは色々あるかもしれませんが、自分をありのままに見つめる事でしか、それには巡りあえないのかもしれない、なんて感じてます。
特に子どもの物を買った時は、買うまでで終わりじゃなく、その反応を見るまでがその物を「迎入れる」って事なのかもしれないなぁ、と。
なのでこれからも、自分にそして子どもに合う道具たちをお迎えできるように、ありのままのリアクションを受け入れていきたいと思います。
これからも良い出会いができますように!
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