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復職について思うこと 大丈夫爆弾編

昨日、復職の挨拶で会社に行ったときに一番キツかったのが、この「大丈夫?」爆弾である。

何がきついって? この言葉を聞いて、心のなかでいろんなことがぐちゃぐちゃしてきて頭がぐるぐる、吐き気までしながら、それらを抑えて「よくなりました/大丈夫です。 ご迷惑おかけしました。またよろしくお願いいたします」って社会人的お手本ワードを言わなきゃいけないことです。

わかるよー、わかる。いい大人だからさ、お世辞にはお世辞を、建前には建前をちゃんと返せば世の中うまくいく、なんてのは当然知っていますわ。

でもさ、それができなくなっちゃったから休んだんじゃん。取り繕うこともできず、笑顔浮かべるだけもできず、人前に出るための表面加工がなぁんもできなくなっちゃったから、家から出られなくなったんですのよ。

他人への共感力が皆無で、空気を読めなくて、他の人たちが使ってる共用言語がわからないから、人の顔色伺って自分なりの翻訳手引き書をいつも作成してる。毎日アップデート、登場人物が増える度に微修正。反省点。あれば、書き直す。

机上の勉強は得意だから、翻訳手引き書のおかげである程度社会で生き延びることができているだけで、疲れきってたり体調悪かったりしたら、翻訳の精度下がって失敗するんだよ。

所詮ね、職場の人間関係なんて建前だけなんだから、適当に表面的に話せばいいなんてことわかってるんです。問題は、その"適当にこなす"っていうのがめちゃめちゃハードなだけ。

大丈夫爆弾も、最初の3回くらいは安全に解体できる。でも、4回目くらいからしんどいのが上回るかな。

お友達だと、答えのハードルが下がるから気楽に「むりです」って言えるよね。職場の方々は当然友達じゃなくて他人だから余計言えないよね。

まぁこんな考えなのもいまのわたしがひねくれているからかもしれないんですけど、素直に回復するまで休めばって話かもなんですが、これ以上休むと実家に強制送還という別の地獄が待っているんだよね。

どうなっても地獄。

なのて、

「(ライトにいつでも死にたいけど、でもまぁ働くかって気持ちが上回ったので復職しましたが、全然大丈夫ではありません。)大丈夫です、ご迷惑おかけしました」って気持ちでこれからお送りいたします。



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