止まない妄想と幻聴

私の頭では祖母の罰で
脳がおかしくなっていってる
だけだから双極性障害と診断されても、
全く信じていませんでした。

でも実際仕事は出来なくなって
しまったので父親が私の
代わりに会社に
連絡を入れてくれていました。

彼は突然の事にびっくりして
1日何十件ものLINEを送って
くれましたが全く読めないし、
自分と付き合うと不幸になると
思ってた為、

あなたとは遊びでした

と、ラインを入れても
引き下がらない彼。

毎日のように職場から
私の携帯に電話してきました。

電話では普通に話せる為
彼は私が普通に働けると
思い、説得ばかりされました。

それか部署を異動すれば
俺が面倒みてやると。。

でも私の脳は寝るたびに
記憶をなくしていきました。

そして私は記憶にないけど実家に
泊まっていた時は
毎晩夜中に起き出しては

仕事に行かないと!!

と家を飛び出したそうです。。

それを高齢の両親は必死で
押さえつけていたと後から聞きました。

私の頭の中ではさらに

元夫が彼の父親に見えたり、
元夫は死んでしまったと思ったり、
両親も死んでしまう妄想も見てしまい、
目の前にいる両親をみてもこの2人は
元夫が作ったダミーだ、
など訳の分からない事を
本気で思っていました。

元夫の顔を覗き込んでも
お義父さんなのか見分けが
付かない時もあって元夫は
気分を害していました。。

そして私の周りには
盗聴器が何個も仕掛けられて
いて、みんなに見張られているとか。。

TVをつけると私の事
ばっかりニュースになってる
と本気で思い、
日本中の人に私の不倫は
知られていて、私は最低の人間
とレッテルを貼られていると
妄想してしていました。

家の目の前が病院なのですが、
元夫の遺体を探し求めて
うろうろしたり。。

その時は看護師さんに
呼び止められても上手く
説明出来ず、警察官を呼ぶから
まっててと言われました。

来てくれた警官2人の顔が会社の上司
と知ってる方に見えました。

アナウンスは友達の声に聞こえたり

自分は本当の世界に住んでいるのか
よくわからない感覚が続きました。


そして朝になると記憶が
削られていく感覚があったので
寝るのは怖かったのですが
常にいつも眠い状態でした。。

それでも自分が鬱じゃないと思った
理由は食欲が異様にあった事でした。

鬱って一般的に食欲が無くなる
と言われてますが、
反対の症状が出る場合もあったのです。

無知って怖いですね。。

スーパーに買い物に行くと
アイスが食べたすぎて
家まで待てず、スーパーの
ベンチでアイスを物凄い速さで
食べ尽くしたりもしました。。

食べる事以外の楽しみは
全て失われた状態でした。。

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